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Channel: 願わくば道に果てのないことを
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お茶について思うところ

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 なんかクソ温かいなーってんで、クリスマスイブだというのにわざわざ浜辺を散策しにいって、吹きすさぶ風にも負けず、あつーいお茶を淹れて飲んでるんですが、いつものチタンのシエラカップが味気なく思えるようになってきた。

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 正直言うと、チタンのシエラカップが最高だと思ってました。熱伝導率が極端に低いので、くちびるが火傷しない。お茶も冷めるのが遅い。ステンレスのように金属臭に悩まされることもないし、薄く軽いので同じメーカーのチタンシエラカップならスタッキングも完璧で嵩張らない。その上、冷めてしまったお茶なんかはそのまんま火にかけることができるので、いつも熱々でお茶を楽しむことが出来る。


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 まったく、文句の付け所がないのだけど……。

 愛嬌がないので味気ない。


 実用一辺倒すぎてつまらないと言い換えましょうか。

 では、古き良き時代に少し遡って、ホーローのカップを探してみました。

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 キャプスタのアウトドア用なんですが、さすがキャプスタですね。分かってらっしゃる。この形がいいのです。ホーローならカケたり割れたところからサビてきた辺りから味がしみ出してくるでしょう。

 これアマゾンだと1600円もするのにスポーツオーソリティで1030円ぐらいだった。

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 ドウシシャのモッシュ(Mosh!)という真空断熱ボトルなんだけど、このシリーズ過去に持ってたけど氷が入らないのと洗うのに細い柄付きスポンジ必要でけっこうウザくて母親にあげた記憶がある。ちょっと太くなって背が低くなったので可愛らしくなった感ある。お茶入れるならこれでもいいかなと思うようになった。
 まあこんなの買うならサーモスのマグボトル持ってるやつにお茶入れろって話になるんだけど、真空断熱系は熱々のお茶を淹れると、いつまでたっても温度が下がらないから満足に飲めないと言う……高性能ゆえの不具合があるのです。

 真空断熱は諦めて、すぐに冷めなくて、丈夫で壊れなくていいものはないかと物色してみたところ、ありました。


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 全アウトドアマンが泣いた木製カップです。
 このサイズだとスープを淹れてもいけそうです。

 でも木製は手入れが面倒なのです。台所の他の食器と一緒に漬け置きなんかすると、ぬるぬるするわ、カビ生えそうだわ、渇きづらいわでけっこう神経を使う逸品なのです。びっくりドンキーのハンバーグ用プレートで思い知りました。

 で、これです。

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 今回チョイスしてみたのはこれににたデザインで同じ材質のモノ。
 バンブーファイバーというものでできています。竹の繊維です。

 丈夫で落としても割れなくて、プラスチック並みに軽くて、そのくせ、手触りと質感が「おおおおっ、これいい。ほしいっ!」というレベルで、とてもいい。

 サラッ!とするんですこれ。
 手に持ってみた感じ、この感じだけで買ってしまいます。

 買ったお店、ダイソー。つまり108円です。

 しばらくはこの子を道連れにして散歩してみようと思います。


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