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***** Snowpeak *****

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 スノピちょっと貶してしまったので、スノピ製品ですこぶるいい物もあるんだということを、ちょっと書いてやらないとバランスが取れないので。

 まずスノーピークの鍋シリーズ、「トレック」「極」「焚」は賛否あります。
 平坦地に置いてグラグラ揺れるんです。鍋底が平らではなく、ちょっと丸くなっていることが原因なんですが、私はこれあまり好きじゃありません。
 ただストーブに乗せた時のゴトクの座りはいいです。この感覚は唸らされました。

 スノーピーク ソロセット「極」 チタン

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 実はこれ旧モデルです。

 現行型は旧型からサイズを変更したせいでトレック900にスタッキングできなくなったり、蓋のツマミがシリコンになったり、カップのメモリ表示がムチャクチャ狂っていたりと、いろいろあって評価が低いし、そもそも旧モデルから現行モデルに買い替える必要がまったくないので現行モデルの事は知らないのですが……旧モデルはずっと主力であり続ける実力があります。

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 2015年にチャリのりまくってた頃ですね。この頃からずっとアルコンストーブでお茶淹れてます。この頃はまだ風防、デカけりゃいいと思っていたので、こんな感じで覆っています。いまはちょっと考え方が変わって、空気の流れとか考えているところです。

 スノピ「極」SVEA123とスタッキング←


 最初のシーンだけですが、SVEA123 とスタッキングしています。
 これにより、SVEA123 の未来がばばーっと開けました。いまもSVEAを持ち出すときはこの形でスタッキングしています。

 縦長型のポットなので何かとスタッキングしやすいのと、薄型のバックパックに入れて、天地無用(鍋を横にせず縦の状態のまま)で持ち運ぶときにとても便利です。角型クッカーや普通の鍋だと横に広いのが弱点になりますから。


 スノーピーク ソロセット「焚」アルミクッカー

 アルミのクッカーです。「焚」という名の通り炊飯向きだと言いたいのですが、ご飯を炊くときの「たく」は「炊」ですよねえ。これだと焚火の「焚」です。

 「焚」でも「極」でもどっちでも使えるスタッキング例を置いておきます。
 これもたぶん以前ここのブログにマトリョーシカ!で掲載したものです。

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 これも以前の生地から引っ張ってきた写真ですが、↓
 ちょっと説明をいれてみました。

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 過剰スタッキングです。こんだけもいりません。
 二人分のお茶を淹れるなら、極+チタン420+チタン300 でいいし、
 GoatRange420 の蓋も要らないなら、アルコール燃料もここに入ります。
 ちなみに写真には、オイルライターと、このまえ使えない子認定したフリントライターが入っています。

 これもこの前から3回目の写真ですが、


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 焚は1合めしの炊飯が得意です。
 底面積が狭い形状で縦に長いので、コメ1合+水200ccという、普通の鍋だと水深が浅すぎて対流の起きないような量でも、しっかり対流を起こすのです。

 コメは最低でも3合炊け! というのは昔の人の知恵ですね。1合めしは美味しく炊けないというのが通説ですが、少ない水量で対流を実現し、通説を覆したのが「焚」なのです。

 炊飯するため材質がアルミで、内側にはスミフロン加工が施されていて、おこげができても焦げ付いたりしません。

 焚に付いてくるアルミのカップは、正直いって使えたためしがありません。
 コメ1合はかるのに使ったり、紅茶のティーバッグを出して放り込んでいたりするという、その程度です。なんかサイズが大きくてブカブカだし、スタッキングに向きません。

 そんなあなたに朗報です。
 スノピ「極」のチタンカップ(マジで使える良品)を、「焚」オマケのアルミカップと交換して、「焚」に極のカップをスタッキングすれば絶妙のサイズ感を得られます。炊飯もするし、お茶も飲めます。アルミカップでは大やけど間違いなしです。

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 チタントレック900です。

 これについては、アルミの方が良かったかもしれません。アルミならいろんな料理に使えるので、外に持ち出して活躍の場があったでしょう。

 でもチタンです。お湯を沸かすぐらいしか能がありません。
 んなもん、1リットルもいっぺんにお湯を沸かさないといけなくて、小さな鍋じゃ足りないような場面、これまで記憶がありません。

 買った時は写真のように奇麗だったのですが……。つい去年の秋ごろの話、

 不良に呼び出されました。

 「ちょっとツラかせや」と言われ、体育館の裏に連れていかれると、

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 ヤキを入れられました。はい。美しいです。

 実は私これこれまであんまり活用できた試しがありません。

 切った白菜を詰め込んで、上からツナ缶いっこ丸ごと放り込んで火にかけるというツナ白菜も熱伝導率の低さからうまくいかないという体たらくで、なんでチタンなんぞ買ってしまったのかと後悔していましたが、ラーメン作ってそのまんま食べたとして、鍋に唇を付けてスープすすっても火傷しないことから、自宅用ラーメンクッカー(どんぶり不要)としてけっこう活躍しました。

 フタ兼フライパンのようなものは、チタンなのでフライパンには使えず、もっぱら食器として大活躍です。トロ火なら火にかけて保温もできますから、コールマンの2レバーストーブの上にのせて使ってました。

 食器として丁度いい大きさだし、ハンドルも持ちやすいです。

 このようにスノーピークのクッカーは様々なものにスタッキングするのに有利なので、いつまでも主力で居続けます。この形状は少し前まで唯一無二だったためです。

 いまは中国製のチタンポットなどが幅を利かせていますけれど。
 チタンは壊れないので、きっと私が死んだ後でも、誰かに使われ続けるのかもしれませんね。


安いウッドストーブ買ってみた

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 最近、引きこもり生活からちょっとだけ外に出られるようになったことで、これまでやろうと思っていたけどできなかったことをやってます。

 ネイチャーストーブも使えるという事でネット検索してみると、私がひきこもっている間に、いろんなものが出たようです。

 じゃあダイソーいって何か買ってネイチャーストーブ作ろうかと思ったんですが、
どうもこれが500円とか600円かかるくせに、スタッキングが絶望的……。

 中国製のネイチャーストーブ、既製品でも1350円(プライムだから送料無料)で売ってるんだけど。アマゾンで……。しかも評価もソコソコいいし。

 ネイチャーストーブは自作よりも製品を買うほうに軍配が上がりそうです。


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 これがなかなかの評価です。天気のいい日にでもまた、松ぼっくり乾いたら焼きに行って来ようと思ってます。


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 届いたものを見ても、とても1350円とは思えない溶接あと。仕上げの粗さも気になりません。

 実はこれ、排水溝に使うクラゲネットというゴミ受けを燃焼室に使うといいらしいときいたのですが、近所のコーナンに100mmのちょうどいいもの扱いなし。
 70mmが最大でした。
 アマゾンで見ると900円台・・・。たかい。
 本体が1350円なのに網900円なんてクソ高い。


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 ダイソーの100円アクとりです。網が細かい気がしますけど。



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 ダイソー製品のスポットは逆に曲げる方向に力を加えるだけでポキッと外れます。

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 準備完了。

すばらしきアッシュ

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 小説家になろうで読む・・・というよりも、普通の人は「小説を読もう」のサイトで読むのが当たり前なんですね。すいません。

 ずーっと引きこもってブログから遠ざかって、50肩で15か月ぐらいヒーヒー言うぐらい苦しんだりしてましたけど、いまもう50肩はほぼ完治です。いまのところ!

 引きこもってる間なにをしていたかというと、ファイナルファンタジー11やってたり、小説家になろうというサイトで底辺作家のまねごとしたり、

 面白い作品を読んだりしていましたので、ではそこそこ面白かった作品を紹介します。もちろん私が書いたものはぜったいに公表しませんから!

 ところでエロ小説ってどうなんでしょ? エロ小説貼っていいのかな?
 18禁のエロ小説も面白いのあるんですけどね……。



 ↑ 押せば飛びます。リンクになってます。だれでも会員登録なしで、無料で読めます。ただし評価したりする場合は登録しちゃってください。

 革命的な作品です。
 頭の固い文学脳のひとには理解できないでしょう。
 クラシックの先生が初めてロックを聴いたとき、こんな感覚だったのでしょうか。

 作者はあるいみ、天才です。
 ツイッター小説の ファイナルファンタジーS を知ってるでしょうか。FFS のほうは、ツイッターの文字数制限に適合するよう、極限まで文章を圧縮するという方法で書かれていて、これも天才的でマネしようとしても絶対できないタイプなんですけど、すばらしきアッシュは、FFS に通じるものがあります。

 すばらしきアッシュもマネできないタイプの作風です。
 1話ぐらいならマネもできるでしょうけど、すぐボロが出そうです。

 難しいこと何も考えず、頭を真っ白にして読めるんです。
 第一話「アッシュというすばらしさ」を読んでみてください。何が何だかわからないことでしょう。そうなんです、非常に簡潔な文言を使って、これほどまでに混乱させるのです。そして勢い! すばらしき勢い。こんなスピード感と勢いのある文章をあなたは読んだことがないはずです。

 私も一人称から三人称にしようかなあ、いや神視点難しそうだけど、うーん、失敗してもいいから頑張ってみようかなあ・・・なんて考えてるところにこれを読みました。

 脳がぶっ飛びました。自由でいいんだと思いました。

自作ストームクッカー風防の話

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 今のうちに1年分がっつりと記事投稿しとこう作戦です。
 またすぐ冬眠するかもしれませんが、頑張ってます。

 さて、毎日何やってるかと言うと、散歩です。リハビリです。
 身体を動かさないと本気でマズいぐらい衰えています。老人のような体になってしまいました。いま50m走ると20秒ぐらいかかるかもしれません。

 ここんとこ毎日、1日10000歩以上あるいてるので、これが続けば社会復帰できそうです。

 散歩のときに飲む紅茶やプーアル茶を淹れるアルコールでのお湯沸かすコンポーネンツの改良を続けているところです。こういう事をやってるうちだけはブログに書くネタがあります。

 さて、アルコールバーナーだろうが、バイクだろうが、ちょっと付き詰めるようとすると、必ずやこの問題に突き当たります。

 改造、改良したくなるということです。
 アルコールバーナーの場合ですと、ぶっちゃけ、アルコールの燃焼カロリーをいかに無駄なく鍋底に伝えるかということ、つまるところ、〇〇ccの水を沸騰させるのにどれだけの時間がかかり、それのタイムをいかに縮めるかということです。

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 風防を詰めて、鍋から5mm - 10mm ぐらいの狭さに設定するのに、念入りに、念入りに成型してテストしてみると、アルミ風防が赤熱しました。局所的に800度を超えているということですねこれは。

 こうなってしまうともう、この風防は使えません。表面が薄く剥がれるようにボロボロと崩れてしまって、穴が空いてしまいました。

 私がアルミホイルにこだわる理由は、スタッキングのしやすさと、圧倒的な軽さと、あと自作するときミリ単位で切って作れるその自由度の高さからです。
 なのでアルミホイルで効率を求めます。

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 風防のみで頑張って効率を上げてゆきます。

 水道水400ccを沸騰させるのに10分かかります。
 お茶を淹れるのに丁度いい温度まで6分ぐらいなので、これでもお茶淹れるだけなら満足な時間です。


 ほぼ5年使っている100均ゴトク、これの高さを少し変えてみることにします。

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 現状、アルコールバーナーの上端から鍋底までの距離は39mmです。
 
 この距離はあまり効率が良いと言われていません。


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 ではこれ。チタンのゴトクです。エバニューです。
 エバニュー(EVERNEW) チタンゴトク TriveTi EBY258
 軽いくせに熱でひん曲がったことがないので信頼しています。


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 エバニューの998円チタンゴトクです。これで23mmになりました。

 実際このゴトク、チタン製でクソ軽い上に、これとアルコールバーナー1個あればお湯が沸かせるという優れものです。業界標準と言われてるトランギアバーナーで使うと25mmですね。こんなチープなのに、エスビットやスイスメタなどタブレット燃料や、固形燃料でも使えるという万能ゴトクでして、しかも何で使っても高性能な結果になることが多いです。

 バーナーと鍋底との距離については、使用環境によって異なるとはいえ、およそ、25mmぐらいが最適ではないかと言われていますが、どうなんでしょうね。

 ゴトクをもう一つ用意しました。

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 SOTO のミニ焚火台「テトラ」という製品で、なんかの雑誌との共同企画で付録になったものが好評で、いま製品化されたというものなんですが、これもアルコールバーナーのゴトクとして優秀です。

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 使うアルコールバーナーによって、ロストルを入れたり、入れなかったりして高さを調節することができます。

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 トランギアバーナーの場合は、ロストルなしで組んで、ちょっと力でカチンとハメこむ形でセットすると、アルコールバーナーの羽にうまく引っかかり、この状態で使うことができます。

 しかしいかんせん重いかな? 125グラムもあります。
 チタンやアルミばかりなので、恐ろしい重さでズッシリです。

 実はこれだけでストームクッカーのような空気の流れが実現するので、

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 えらい火力で燃焼します。
 正直言ってこれでいいはずなんですが、ダメです。なんかイヤです。
 なぜなら、あまり格好のいい物じゃないからです。理由はそれだけです。

 きのこの山みたいな形になるのもそうですし、頭がステンレス製で重いのもなんだか嫌ですし、鍋の中に入ってしまわないのもスタッキングおたくの私の琴線に触れるものではありません。もっとも、100均のステンレス箸立てのようなものをサンダーでばいーんと切ってそれを5年も使ってるのがカッコいいかと言われると何も言い返せません。

 とりあえず風防からとりかかります。

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 こんなのと、あと、

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 ダイソーで買ったコンパスカッターという文具です。
 クルッとまわして丸く紙を切り取るというものなんですが、、


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 頑張ったらアルミも切れます。切り口はケガをするので丸やすりで処理します。

 これらを使って、

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 こんな感じにします。

 まあ適当にやっちゃいました。あまり何も考えず、深くも考えず、
 とにかくこんな感じです。


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 自作アルスト+エバニューのゴトクを+みそこし。
 下から空気を入れるため、

 底からどんどん風が上がってくるよう、1センチ空中に浮かせました。
 これでもものすごい火柱があがります。びっくりです。
 火柱上がりすぎです。


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 こんな感じで組みます。
 ゴトクの高さが気に入らないなら、別にいつでも、アルミ風防に空いた無数の穴からステンレスの針金を渡してゴトクにするし。とりあえずこの仕様で。

 
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 じゃあアルストを自作ものからトランギアに変更すると、自作比150%ぐらいの炎が上がります。ストームクッカーっぽい風防になってしまいました。
 いや、マジでもうこれでいいのではないでしょうか。

 みそこしの上部に切りカケがある理由は、カップの持ち手です。
 こういう専用っぽいのを作るということが良いのです。

 参考タイムです。

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 エバニューのチタン十字ゴトク(アマゾンで998円)
 アルコンストーブ
 ちょっと効率のいい風防。これで9分20秒。ちょっとだけタイム短縮成功。



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 ストームクッカー
 水400ccを沸騰させるまでの時間 7分20秒です。
 気温が低いからなのか、水温のせいなのか、熱伝導率のいいアルミ鍋で、しかも火を受ける鍋底(底面積)が広いのでもう少し早いかと思ったけど、火力があがってくるまでの時間がかかり、こんな記録になってしまいました。

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 ぴったりサイズの風防をつくってみました。
 空気の流れを作るため、風防の下部にパンチで穴を空けただけですが。
 ストームクッカーというよりも、もしかすると空気の流れはネイチャーストーブに近いかもしれません。

 トランギアアルコールバーナー TRB25 でやってみました。
 これで8分10秒という記録なんですが、ストームクッカーと比べて燃料の減りが激しいです。やっぱり燃費が悪いかなあ。

 あまり成功したとは言えません。

トランギア ケトルを愛でよう

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 わたし、ここのところ、毎日、1日10000歩以上あるくようにしています。
 社会復帰するための体力づくりと、8時間働いても音を上げない普通の足腰が欲しいという、ただそれだけを願って、いまのころ頑張っています。

 だいたい、1日、2時間ぐらい歩いています。
 そう、最初はいいのです。最初は。

 でも、そのうち飽きてきます。私はこれがあるからダメ人間なんですけど。
 だから、歩くのを何かのついでにして、他に目的を持つようにしています。

 たとえば、2キロ離れたところにある吉野家に牛丼たべにいこう!
 ↑ 往復8000歩!

 スマホで毎日同じ音楽ばかり聴いてるからそれもちょっと飽きてきたけど、そんなときはもうYoutubeから直接流します。

 イオンモールまでも片道4000歩ぐらい。雨が降るとイオンモールにいって、イオン歩きだけでも5000歩ぐらいすぐ稼げます。

 で、毎日そとでお茶を淹れて飲んでいます。カップヌードル食べるときと同じで、外で淹れるお茶はちょっと違ってるように感じます。

 いつもは100均で買った他目的品をアルストにしてお茶淹れるてるんですが、今日はちょっと趣向を変えてみました。

 いや、単にトランギアケトル0.6Lを愛でたいという、それだけの理由です。

 バイクで言うところ、エキパイやマフラーの焼け色というものに酷似します。
 そういうところの色に拘らない人にはあまり意味がありませんけど、私は拘りたい人です。奇麗な焼け色がつくと嬉しいですから。


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 トランギアケトル、数年前までは使えない子でした。
 なぜなら、お湯を沸かすだけなんて、鍋でも十分にできるからです。
 鍋は、調理できる、食器になる、お湯も沸かせられる。スタッキングにとても有利という利点があるのに、ケトルはお湯を沸かすことしか能がありません。
 積載に余裕のある時だけしか使えない子だったわけです。要するに、2軍、3軍という扱いでした。

 以前、ここでも紹介しましたが、トランギアケトルのいいところは、ペラペラの生のアルミをただプレスしただけ。というものなので、いともたやすく傷や汚れが付くという事です。

 てか初めて使うときには米の研ぎ汁か何かを沸かして、酸化被膜を作っておかないと、水道水を沸かしただけで黒ずんだりもします。
 あと、落としたりしたら大変です。ベッコりといっちゃいます。

 だけどそのベッコリと凹んでしまってもそれがまたいい味になるのがトランギアケトルなのですが、アウトドア用品というものは、ピカピカだとあまり格好がよろしくありません。これは以前言った通りです。

 使ってるうちにくすんだり焦げたり傷がついたり凹んだりするのは当然なのですが、私はアルコールを多用します。

 アルコールってほとんど煤出ないんですよ。
 だからたまに使う程度ならほぼ新品同様を維持します。ヤフオクに出すなら都合がいいのですけれど、ずっと使っていくものなので、この際だから・・・

 ドレスアップしてしまいましょう!


 メーカーホームページや、フェイスブックのページなどを見ると、

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 0.9Lのトランギアケトルの画像がいっぱいあります。
 これも見た感じでは、新品を火にかけただけみたいな感じですねえ。

 どうせ焚火にかけるといっぱつで真っ黒になります。


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 黒光りして地面が反射しているのがお分かりでしょうか。
 ヤニです。テカテカのベタベタです。そして部屋に持ち込むとずーっとヤニくさい匂いが取れません。燃やされた松ぼっくりの報復です。

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 アルミの地肌がプレス機のグリグリ回転跡がみえます。ずっとアルコールで使っていればずっと美しく保てるのですが、灯油やガソリンで使うと徐々にくすんできます。

 でも簡単なのは、プレヒートでファイアーしてるとき、メラメラあがる炎の中にやかんをかけてやると、すぐ目的の色になります。

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 こんな感じで焼きを入れます。

 すると、


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 こんな感じになれば、台所洗剤をつけて泡立てたスポンジ(タワシ面ダメ)でガシガシ水洗いすることにより、手が汚れなくなります。そして、ススは定着します。
 たしかアルミの表面の、電子顕微鏡じゃないと見えないような凹凸に、煤が入り込むのだと思います(失念しました)。なのでガソリンや灯油でついた煤はそう簡単に落ちません。

 これぐらいやっちゃうと、もうストームクッカーで使ってやってもカッコいいと思います。基本的にストームクッカーはアルコールかガスなので煤が付きません。
 なので、いい感じに煤けたところでストームクッカーで使うようにすればその状態が維持されます。

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 トランギアHP(トランギアFB)からの拾い物なんですが、こんなふうに汚れると、いい味が出ているように感じます。まあストームクッカーほど煤やヤニとは無縁のクッカーセットでこれほど汚れるんだから、さぞやドレスアップしたのだろうなと勘繰っちゃうわけで。個人的にはストームクッカーの風防にでもいい感じに煤がついてるのに不信感露わなんですが(わらい)

 本体ごと焚火にかけたようにしか思えないのですが、カッコいいからヨシとします。

 以下、そこそこ年季が入ってきたトランギアケトル 0.6L

 SVEA123 は脇役です。ケトルが主役です。


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リンナイの炊飯モード

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 うーん、記事のカテゴリですが、ちょっと考えて考えて考えて考えて、やっぱりアウトドア道具にしました。
 自宅のガスコンロで炊飯するという、ごくごく日常的なネタなんですが、使っているライスクッカーがアウトドア用なので。

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 かれこれ10年、いやそれ以上、最上位メシ炊き鍋の座に君臨し続けている、

 ユニフレーム
 ライスクッカーミニDX です。
 さすがにもうボロボロです。ふたのツマミ(木製)も割れていて、もう取れそうです。あと、手でぶら下げるツルと鍋本体を接続しているリベットも取れそうです。
 鍋の内側に施されたスミフロン加工も、大事に使ってきたつもりではありますがいつのまにか傷だらけになっていて、はがれ気味。
 買った時はまだまだ若かったのですが、これがダメになるころにはもう私の身体も脳もダメになっているでしょうから、もしかするとこれも一生ものだったのかもしれませんね。もっとも嫁がこの鍋はもうお疲れ様だと言っているので、もしかするとヤフオクにでも出して、売れたらまた似たようなのを買うかもしれません。なにせプロっぽい外見なので、ヤレた道具を欲しがる人に需要があるかもしれません。
 買い替えるとしても同じものを希望ですが(わらい)

 もともとはアウトドア用にと買ったものですが、その出来の良さに惚れこんでしまい、自宅の台所でメシを炊く任についています。
 アウトドアではこれではなく、EPI のアルパインクッカーという非常に使い勝手のいいクッカーで炊飯しています。

 炊飯器だと40分ぐらいかかるけど、これだと15分ぐらいです。
 べつに保温の必要ありません。正直言って、冷や飯でも炊飯器で保温したメシよりはナンボもうまいです。一番安いマツゲンのコメでも同じく、クソうまいです。

 で、かれこれ3年ほど前でしょうか。
 実はパロマからリンナイにガスコンロを買い換えたのです。

 理由はオッサンとオバハンが使うものだから、ガスの火をかけっぱなしにしたままわすれたら大変だって(じつは何度かわすれたことがあった)ことで、空焚き防止装置がついた今時のものに買い替えたというわけです。

 それが炊飯してみるとなかなか難しいことに気が付きました。
 弱火で水分を飛ばしている段になって、空焚きしてると勝手に判断されてしまって、ガス消火されてしまったり(びちゃびちゃ)。

 ダメだこりゃってなもんで、ちょっとでもウマい飯を・・・と炊飯器を買い替えたりしましたが、ガスを超えることなんて到底かなわず。

 で、ある日、何気なくチャーハンつくっていると、炒め物高温モードというので普通にチャーハンやってることに気が付きました。

 アホです。高温モードを使えば普通に炊飯もできるのです。

 それから炒め物高温モードで美味しいご飯を炊いて食べていました。
 だけど今年の冬になって、鍋が常駐するようになり、ライスクッカーは左側の火力の弱い方でやらないといけなくなりました。なぜなら寸胴鍋は持つところまでぜんぶアルミなので、アツアツで持てないからです。

 残念なことに左側のコンロには炒め物高温モードがありません。

 うわー、どうすっかなあ……と思ってよく見ると……。

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 なんぞこれ?

 ごはん? こんなんついてたっけ?
 もしかして使いまくってたらレベルアップして炊飯スキルでも覚えたか?

 スマホで検索して調べてみましたさ。すぐさま。

 すると、全自動炊飯モードなる便利機能が付いていたらしい。
 説明書など一切読まない私の負けということです。

 火力レバーをごはんの絵のところに合わせて、ボタンを押すと・・・。

 25分後ぐらいに、おいしいごはんが炊きあがって、ブザーがなってお知らせしてくれて、更に火までパチンと消火してくれるという素晴らしさ。

 欲を言えば火が消えてからの「むらし」時間を計る機能もついてたらいいのに。

 全自動炊飯ボタンでした。

 しらべてみたら今日びのガスコンロの一番安いグレードからちょっと上のグレードならほぼ付いているらしいです。

 コメを研いで、水に浸しておいて、ボタンを押したらおいしいごはんが炊けます。

 素晴らしいと思います。

 だけど。

 私の方が腕がいいです(わらい)

 なぜなら全自動炊飯だと、3合炊きの鍋で2合炊いても激しく吹きこぼれます。
 上の写真でコンロの下の面にアルミの吹きこぼれシートを敷いてるのはそういうことです。(ダイソーで3枚100円)

 そして25分かかります。25分かかるという事は、10分蒸らすとして35分です。長いです。最初から中火で加熱するから時間がかかるのでしょう。

 ぐわーっと強化力で一気に沸騰させておいて、吹きこぼれそうになったところでトロ火にするのがいいと言われます。

「始めチョロチョロ中パッパ」は条件付きでは良いようですが、現在では通用しません。
 弱火で徐々に温めていって、沸騰したら強火で一気に炊き上げるという意味らしいのですが、これはコメを研いですぐに炊き始めるときの方法です。
 ものすごく吹きこぼれるわ焦げ付くわで、あんまり褒められた炊き方じゃあありませんよこれ。

 私は最低でも30分、願わくば1時間ぐらい吸水させてから火にかけます。
 理想は冷水で2時間と言われてます。真夏などは冷蔵庫に入れとけとも言われます。なぜなら、長時間、温度の高い水(夏場の室温など)で放置しておくとデンプン質が水に溶けだすからだと言われています。吸水時間が15分ぐらいしか取れないのなら逆にぬるま湯でもいいかもしれません。

 その場合は最初から強火で沸騰させて、吹き出してきたら弱火、とろ火に下げていって、吹きこぼれないよう注意して、そうですね、私の場合でキッチンタイマー10分から12分程度にセットです。もちろんその間に卵焼きつくったりラーメンゆがいたりするのもいいです。

 タイマーが鳴ると台所に行って、鍋を見ます。噴き出してる湯気の量を見ます。
 この湯気がなくなるとオコゲができるので、調節可能です。
 火を止める前に強火でオコゲを作ることもできます。オコゲが欲しければ、火を止める前、30秒ぐらい強火にしてから火を止めます。目安として、鍋に耳を傾けます。ぱちぱちと焚火のような音が聞こえてきたらOKです。

 わたしのリンナイのガスコンロは安物なので、どうやら鍋の温度と、時間で火の強弱を2段階で調節しているようです。電源が乾電池のみなので、コンピュータなど入っているはずがありません。マイコン電子ジャーとは違いますから。
 乾電池2本で動作するような、簡単なプログラムで動いていると考えていいでしょう。

 なのでこのリンナイくん、吹きこぼれてるかどうかなんていちいち考えてやってるわけじゃないです。きっと。昭和時代のガス炊飯器のような、コンピュータを使わない、簡単なプログラムでやってるはずです。

 火力2段階調節、最弱のとろ火と、あとレバー位置の火力を交互に切り替えてやってるだけです。吹きこぼれが酷いことにならないようするため、最大火力を中火にすることから時間が25分かかります。むらす時間を加えると35分になります。

 何度かカチカチと音が鳴って火力切り替えているようですが、何を基準にしているかはわかりません。ただ、自分でやると15分ぐらいでおいしく炊きあがるし、吹きこぼれもしないという事です。

今さら自転車に乗ることをおススメ【追記アリ】

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 体調を崩しながらもなんとか生きています。
 最近特にまた身体が動くようになり、10000歩(14~15km)歩くのにも苦にならない程度の足腰と、最低限の筋力が戻ってきました。

 喜ばしいことです。
 しかし心肺機能は丸出ダメ男くんです。100mを20秒で走ると気を失って倒れそうになります。これじゃあだめです。外野の頭をこえるヒットを打ってもシングルどまりです。こんなことじゃ今年もまたタイガースは戦えません。

 3年ぐらいご無沙汰のロードと、たまーに街乗りするだけのクロスをまた引っ張り出してきました。

 タイトルどおり。
 いまさら自転車に乗ることをおススメしてみます。

 自転車に興味がある方にとって「あたりまえ」のことを書くので退屈かと思います。興味がない方には訳が分からんことなので、これまた退屈なのかもしれません。
 それでもやっちゃいましょう。ハイ。


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 私が自転車なんぞという、自分の足でペダルを踏まなければ1ミリたりとも前に進まない原始人のような乗り物に回帰した原因ともいえるのがこいつです。

 GIANT ESCAPE R3 SE

 大阪で GIANT などというクソ恥ずかしい文字をフレームにデカデカと喧伝していることで誰もが知っているでしょう「エスケープR3」 という、日本にクロスバイクブームをもたらした大ヒット作です。

 ちなみに私がコレを買ってしまったのは2007年なので、12年目になりましょうか。走行距離はおそらく5000キロ以上。10000キロは行ってないと思うほど乗りました。

 距離はサイコン見ろよ! って言われそうですがすみません、サイコンなんてフィットネス目的で、今日は100キロ乗ったぞ、今日は150キロだ! なんて話題をここの記事でやってた頃に電池が切れてそのままです。
 電池交換も4度ぐらいやったのでもう走行距離不明。タイヤもなんだかんだいって2~3回かえてるので、タイヤ寿命というとてつもなく不確かな情報から察してみると、6000~8000キロといったところでしょうか。

 まあ12年かけて8000キロなら2stスクーターよりも少ないですし、むしろ低走行だと思います。はい。

 チェーンの油と空気圧だけ気に掛けてさえいれば、消耗品の交換程度でずっと乗れることでしょう。

 私、多数派が嫌いなマイノリティ体質なのです。
 プレイステーションよりもセガサターン派だといえば分かっていただけるかもしれませんし、まるで分らないかもしれませんが、とにかく多数派はカッコ悪いとでも言いたげに避ける傾向があります。

 なので買い物するときは下調べして下調べして、十分に調べて、マイナーなの買ってしまって失敗するのですけれど、自転車だけはウルトラメジャーなエスケープR3を買ってしまいました。

 はい、これが大正解でした。笑いが止まりません。
 注意してくださいね、いまから大切なことを言います。

 自転車は下調べをしてから、間違いなく買わなければ、ほぼ確実に間違う!

 です。はい。言い切りました。

 今の若い子、中学生はだいたいクロスバイクに乗ってますよね。
 昔の中学生のようなママチャリではなく、バーハンドルで変速機もついたカッコいいクロスバイクです……。

 んなわけないです。
 あれは偽物。だいたいが偽物。98%が偽物です。
 カタチだけをマネた「なんちゃってクロス」「ルック車」と呼ばれるもので、走行性能はママチャリと大差ないくせに、乗り心地は悪いわ、使い勝手悪いわ、すぐ錆びるわでいいことなんて一つもないです。
 「ママチャリに劣るとも勝らない」とはよく言ったものです。

 あれで100キロ走れるなら、ママチャリでも100キロ走ることができます。
 あれで峠越えできるのは、ママチャリで峠超えてた無限の体力をもつ、中学生レベルです。オッサンには無理なのであんなの絶対に手を出すべきではありません。

 ルック車なんてのは、カネのかかる中学生の男児をもつ親が子に買い与えるものなのです。どうせ無限の体力でどこまででも行けるのだから本物なんて要りません。

 いいですか? よく考えてみてください。
 エンジンは自分なのです。自分の脚力なのです。

 最高回転数も、最高出力もすべては自分の脚力で絞り出します。
 脚力に自信があるならママチャリでもシティサイクルでもいいです。いくら私がクロスに乗ったところで、なんちゃってに乗った競輪選手には及びません。

 貧弱で壊れそうなエンジンだからこそ、偽物に乗せたら一発で音を上げるのです。

 せっかく自転車に興味を持って、週末に風を浴びながら郊外にサイクリングすれば気分がいいし、血糖値も下がるし、血圧も安定していいことずくめなのです。

 だけどなんちゃってクロスを選んでしまうとそこで終わり。ほぼ確実に自転車には乗らなくなります。なぜならママチャリに毛の生えたような性能なので、結局乗らなくなるのです。むしろ、泥除けがついてなかったり、キャリアや前かごもないので、買い物にも使えません。ガレージの一番奥でほこりをかぶるのがオチ。

 クロスバイクなら一日中あちこち走って回れると聞いたのに、やっぱり自分には向いてない……と思って諦めてしまう。なぜか? なんちゃってクロスを買ってしまったからです。それはクロスバイクではないのです。


 では初心者にも簡単に見分けられるポイントをいくつか紹介しましょう。

1:値段
  クロスバイクは5万円~です。だいたい。
  5万円よりも安い値段の付いている物は疑ってかかる必要がありますが、4万円台のクロスというと、GIANTのエスケープだったりすることが多いので、迷ったらエスケープ買っとけば間違いないです。
  自転車とは関係のない車のメーカーのロゴが入ってたりするのを見かけますが、そういうのもほぼ確実に「なんちゃって」なので気を付けてください。

 2万円台でカッコイイのがいくらでもあります。ディスクブレーキを装備してたりします。「これでいいんじゃね?」と思わせられます。絶対です。自転車屋さんに行くと心が揺さぶられるのです。だけど値段が半額という誘惑に負けないでください。
 負けたらきっと自転車が好きになることはありません。

【わずか1日後に修正】
 2019年のニューモデルどんなもんや!と思って見に行った私。

 ジャイアント、キャノンデールのクロスバイクは4万円前後~でした。
 ロードバイクもジャイアントでは、コンテンドとかいうエントリーロードモデルが追加されていて、安いのは定価80000円なんだけど、実売価格59800円でした。これで10kg切ってるんだからオッソロしい。


2:重量
  クロスバイクはだいたい11kg~12kgです。ロードが9~10kg前後。
  片手で持ち上げてみればわかります。

 【修正項目ここも】
 重さ12キロ以上あるならもうやめといたほうがいいかもしれません。

3:店を選ぶ
  ホームセンターや量販店(ドンキなど)は、ほぼ「なんちゃって店」あさひ自転車などの総合自転車ショップに行くと混在していて安物の誘惑が強いです。ネット通販で人気商品は100%ルック車。だからといって専門店に行くと定価+消費税という情弱オヤジの足もとをみるような殿様商売なので、わたしはスポーツオーソリティのような名の通ったスポーツ用品店をおススメします。そこそこ値引きも利くので。


4:どうせルック車を買うならドッペルギャンガー
  注意してください。私は初心者にドッペルを勧めません。
  なぜならルック車ブランドで偽物しか作ってないので、選べる車種は清々しいまでの偽モノしかないからです。ただし、ドッペルの最新型なんちゃってロードは、もしかすると本物クロス(12年前の)といい勝負するんじゃないかと思うほどの進化を遂げています。

 ミニモトや中華モンキーなみの趣味としていじくり倒す人が楽しんでいて、なかなか面白いジャンルです。カスタムパーツも数えきれないほど出ています。
 ドッペルギャンガーのワードでググればうちのようなブログが山ほど出てくることに驚くことでしょう。ただし、カスタム記事が多いのが特徴です。
 お値段やすく、カスタムが楽しめるといった趣旨なのでしょう。

 正直言って、自転車マニアのひとにディスられることが多いので、あまり格好のいい物ではありません。3万円をドブに捨てるとまで言われたことがありますけど(涙)私はドッペルギャンガーの折り畳みクロス(ルック車)を輪行(おりたたんで電車に乗れる)用にもってますし、その昔、BMXを買ったりしました。

 用途としまして、たとえば自宅から80キロ離れたところに、すんごくイイ海岸線があるとします。自転車で走りたいなと。峠さえなければエスケープで行って帰ってこられますが、折り畳み自転車なら電車でいけますし、ちょっと積載量のある車なら乗せることが出来ます。これがどんなメリットを生み出すかというと、時間的余裕と体力的な不安の払拭です。

 クロスバイクで行って帰ってくるなら、必ず帰りの道のりの体力と、どうしても明るいうちに帰りたいので、時間も制限されます。
 折り畳みならどちらも解決しますね。ただし、ドッペルの折り畳みは我慢できないほど重いです(わらい)



 さあ、5万円出してクロスバイクを買いました。
 サイクルコンピュータも、ライトも装備しました。チャリ用のヘルメットも買いました。自分の身体に会わせて調整もしました。

 乗り出します。とても軽いです。
 時速25キロでずーっと走ってても苦になりません。(注:いまはむりw)
 片道30キロ離れてるところでも、ちょっと行ってみようかと思えるほど、尻が軽くなります。あちこち自転車に乗って回るようになります。血糖値も血圧も安定していいことずくめです。世界が開けたよな気がします。そう、開眼したのです!

 だけど、ひとつだけ問題があります。
 あれほど軽くて、こんなにも速いオレサマのクロスバイクを軽々と抜いて、置き去りにしてしまうやつらがおるのです。これは重大な問題です。

 そう。ロードの野郎どもです。
 ピチピチのもっこり全身タイツみたいな変態野郎どもがビュンビュン抜いていって、しかもそれが速くて、ついて行こうとおもえばついて行けるけど、ずーっとそのスピードで走れないのです。要するに、スピードアベレージがまるで違うということ。

 あの変態もっこりはいただけないけども、その車両の方には興味が出てきます。
 まあ、1日100~200kmも走るようになれば変態もっこり野郎が、なぜそんなみっともない格好をして走るのかが理解できます。その理由はいずれ身をもって知ることになるのだから敢えて説明しませんが空気抵抗です(オイ)

 ロードバイク……。検討してみると、値段の桁がドンと上がります。
 正しい目でクロスバイクを選んだあなたはもう、なんちゃってロードに騙されることはありません。だけどエントリーモデルでも15万円ぐらいします。

 エスケープクラスのクロスバイクは本当に出来がよくて、エントリーの15万円ロードに乗り換えたからといって、ちょっと乗っただけでその良さが実感できるほどの差はありません。ちょっと乗っただけなら。

 ママチャリからエスケープに初めて乗ったときのような感動を得られるものではなく、エスケープからそれほどの違いを実感できるなどというモノになると、それこそ30万ぐらいの値段になってしまう。いや、30万クラスのカーボンホイールならあるいは……といった感触です。それほどまでにエスケープの性能がいいのですけれど。

 クロスに乗ると必ずロードが欲しくなるから、クロスなんていらない、最初からロード買っとけ!論があります。だけどそれは嘘です。ロードもってても、やっぱり普段の足はクロスです。なのでクロスバイクだけは間違えないように買うのをおススメします。


 さて、この流れで行きますと次もクロスバイクに乗ったぞ! みたいな記事を書くといいのでしょうけれど、それはこのカテゴリを掘り下げてもらって過去記事をお読みいただければ、2007年式のエスケープで150キロ走ったぞ!みたいなものは読んでいただけます。

 次回予告。
 ロードバイクを街乗り化(クロス化、シティサイクル化)しよう!

ロードバイクのクロス化

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 はい、今日はちょっとだけスポオソ行ったんです。
 そしたらGIANTのコンテンドとかいうエントリーモデルが59800円とかで売られててショックなのです。これで10kg切ってやがるんですよマジで。
 ちなみに私のエスケープR3se は11.7kgもあります。通常のエスケープが10.9kgなのに対して、フロントキャリアと前後ドロヨケ(フェンダー)装備です。

 加えてリアキャリア(アルミ)とかライトとかサイコンとか、キャリアにしばりつけてあるゴムとか、リアのコンフォートバッグ(トピーク)とか、ペダルもクリッカーなのでちょっと重くて、フル装備重量だと、きっと14kgぐらいあると思うんです。

 なんちゃってクロスがだいたい15~17kgなので(それにライトやらつけてると更に重くなるんだけど)重さだけは大差ないのですが・・、

【訂正】
 現在のなんちゃってクロス、ルック車は重量が12kg程度のものが多いそうです。アルミフレームが幅を利かせているということですね。
 アマゾンレビューを見るとやけに評判がいいのも特徴なんですが、買ってすぐ乗って★5付けたりしてるのを安心して買うと半年~1年後にはダメになってることが多いですね。否定的な評価をよく見ればいいと思います。

 シマノ製ギアとか書かれていても、シマノ製はギアのみで、重要なパーツは中国製というものが多く、現在のルック車は擬態する技術が上がっていて、初心者にはなかなか見分けるのが難しいようです。

「今更自転車に乗ることをおススメ」(昨日の日記)で、ブログ友達のトラさんがコメントくれてましたが、本物を買うと30年乗れます。私のエスケープR3も12年目でまったく壊れそうにないのが特徴です。



 バイクも車も軽量化するとしたらどこが最も効果が高いかというと、バネ下重量といわれてる回転部分です。
 自転車も同じく、バネはなくてもホイールやタイヤが軽いとそれだけで軽く感じるものです。ママチャリの魔改造といわれるジャンルでも、クロスバイクなどに使用する23~28cの軽量タイヤと、それに合わせて軽量のアルミリムを組んでやると豹変するそうですし……。

 まあ、現状いまのところエスケープR3でまったく問題なくウロついてるわけですが、たまーに同じエスケープR3にシマノWH-501 なんていうロード用のエントリーホイール組んでるやつがいて、そのリムに書かれた「R500」のロゴが眩しいわけですよ。私は23cになってしまうことにちょっと抵抗があってまだ手を出していませんけれども。

 もともと快適なクロスバイクを改造して、もっと軽く、速く、快適にペダル踏めるようにするならば、よくよく考えると、もともと軽くて、クロスよりは幾分か速いロードを快適化して、クロスバイク化してもいいんじゃね?と思うわけです。

 冒頭でも書きましたが、今日ちょっとスポーツオーソリティに行ってみてきた、
 GIANT コンテンド(たぶん2)が59800円という値段です。
 実に、重量は9kg台(後半)ですね。この値段で恐るべき軽量です。

 ガチ勢の好む踏めば踏んだだけグイグイ前に出ていくタイプではなく、同社のコンフォートモデルであるディファイとの中間あたりを狙ったジオメトリデザインをしているらしい。もしかするともう、いじくり好きのオッサンならばこれを買って、街乗り仕様にするのが賢い選択になってくるのかもしれませんね。

 ロードバイクをクロス化するということは、快適化するという、その一言に尽きます。

 ロードバイクというのはその昔ロードレーサーと呼ばれていました。
 走るための部品いがいのものは何もつけずに、軽量こそが我が存在意義とでも言いたげな、武骨で、優しさや愛嬌のかけらもないものです。

 尻が痛い→シート(サドル)はどっかりと座るものではありません。
 段差走行時に振動がガツンと来る→歩道を走らず車道を走りなさい。

 何故ケツが痛いのか?→重心がケツに偏っているからだ。前のめりで回せ。車道を走って危ない? クルマなんぞに負けるな。とカツを入れらるのです。


 ロードバイクにつけると快適になる装備品。
 それはロードバイクが速く走るために外してきたものを、再び付け直すという作業に他なりません。

 たくさんあります。だけど、それをつけることにより、ロード乗りにはバカにされたり、ディスられたりすることがあるかもしれないものも含まれます。

1:停車時のスタンド
  ロードについてたらカッコ悪い三種の神器の一つです。私もこれだけは最後まで抵抗してみようと思っています。

2:どろよけ(フェンダー)
  ロードについていたらカッコ悪い三種の神器のひとつです。雨上がりでも、フェンダーがないと濡れた路面を走るだけで水芸状態になります。雨の日、雨上がりであってもフェンダーだけは欲しいです。

3:チェーンガード(論外)
  要するに普通の普段着のズボンで乗りたいわけですよ。裾バンドなしに。
  クランクの上部分、食い込み部分だけ覆う形のものがありますけれど、これがなかなかに難しい。フロント2枚あるので幅広設計になり、これが掛け値なしにカッコ悪いのです。ならばスプロケに着ける円盤のような形状のモノ。これだと裾しばりが必要ですけど、重さは50グラム+ぐらいの重量増で済みそうな予感。
 ちなみにエスケープには標準装備です。

4:ドロハンに補助ブレーキ
  くっそカッコ悪いし重いけど、これがあると油断しながら上のバー持って乗れますからね。クロス化するからといってバーハン化まで考えていません。個人的にドロハンで問題なし。ただミラーが非常に見づらい位置にしかつかないのが難点です。

4-2:ドロハンをバーハン化する
  ロードバイクに各種快適化部品をつけることで、他のロード乗りの目はかなり厳しいものになります。ネットではフェンダーとスタンドがついているだけでもうそんなものはロードじゃない。おまえはロードを挫折した落伍者だ!と言わんばかりにディスられたりします。よほど親しい仲にならないと面と向かっては言われないでしょうが、おそらくロード乗りの本音がそれなのでしょう。

  しかし、ドロップハンドルを外し、バーハン化して、それなりに綺麗に収めると評価が一転します。軟弱な挫折ロードというレッテルは剥がされ「おお、あれこそは羊の皮をかぶった狼だ」という評価になるのです。不思議な現象ですが、往々にして起こりうることです。
  ロード用の前2枚、後ろ11枚以上のギアに対応したバーハン用のシフターなどそう選択肢があるわけでもないのですが、私のシナプスはシマノ105ということで、なんだかもう対応表を見るだけで脳が拒絶反応を起こしてしまいます。費用もシフター+ブレーキレバー+必要ならワイヤー、グリップ、ハンドルポスト(というのかな?)合わせて2万円超えるラインです。
 シフターそのままブルホーン化も考えましたが、ワイヤーがゴキブリの触覚みたいにびょーんとなるのと、あのクソタッチの悪いワイヤー引きのディスクブレーキはちょっと強く握るとロックしてしまうので、握りやすいブルホーン化してしまうと前転事故します。きっと。

5:フラットペダルにする。
  片面フラット、裏面クリッカー(チャリ用のシューズと固定するための金具)なんですけど、これが普段靴で踏むとなかなか面倒なんですよ。クリッカーの側を踏むといちいち裏返したりするのが。サイクリングロード走るならずっと踏みっぱなしなので、特に気にならないかもしれませんが市街地だと信号待ちのたびに1/2の確率で裏側を踏みます。
 ストレスがマッハです。マジで要りません。

 というわけで引っ張り出してきました。
 エスケープは近場ウロウロするときだけ乗ってましたけど、シナプスは3年ぶりぐらいで、埃かぶってたので注油から磨きまで、いろんな作業しました。はい。

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 Cannondale シナプス ディスク 105 2014だっけか?
 こいつを街乗り仕様にします。
 雨に弱いと言われてるBB30(ボトムブラケット。要はクランクシャフトのベアリングに水が入りやすくメンテナンスも面倒)を街乗り仕様にしようってんですから、なかなかに良い根性だと思います。

 雨の日に乗るためのディスクブレーキだったんですが、正直ディスクは失敗したと思っています。BB30なら雨の日は避けた方がいいですから。

 では、さっそく……。


イメージ 2

 お? スマホでナンバープレートにモザイクしたらへんなところに触れてたみたいで、ものすっごく興味のそそる写真になったようですが、モザイクに深い意味ありません。ええ、なにも。

 サイコンのセンサーの位置を変更。
 LEDテールランプの位置も変更。

 汎用品なので取り付けのブラケットがディスクブレーキのキャリパーに干渉するし、いまいちよろしくない。角度を変えて取り付けたけど、振動でプラプラ動くのもイマイチっぽい。これリアサス対応の汎用フェンダーだから取り付けが中途半端なんですよね。
 アマゾン先生に頼んで新しいの送ってもらおう……。

 ってよりも、これは色のせいか、色のせいなのか。フェンダーが自己主張しすぎてかっちょ悪いったらありゃしない。

イメージ 3

 うわあ・・・。
 カッコ悪い・・・。

 黒にシルバーってマジで合わない……。
 黒じゃないと参考にすらなりません。どうすっかなと。

 こつこつ作り上げていきます。春までに何とかなればいいなと。



ロードバイクを街乗り仕様に(2)

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 クロスバイクでビュンビュン風を切って走る
  ↓
 ロードにブッチぎられる。
  ↓
 ロードバイクを買ってリベンジに燃える
  ↓
 ロードは街乗りするのに快適性ゼロだということに気が付く
  ↓  ↓   ↓
  ↓  ↓  スピードを追求し立派なロード乗りになる
  ↓  ↓
  ↓ 結局クロスに戻る
  ↓
 買ったロードを街乗り仕様にする!!!

 というわけでロードを街乗り仕様にする(2)です。

 まず、ケツの骨にズシーンとくるペラペラのシートをコンフォート系の、尻が痛くなりづらいものに交換します。だからといってタヌキの顔みたいなポッコリしたのは避けて、ちょっとでもスマートに見えるものを。

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 穴開きシートは人の弱点である中心線に優しい特性を持っています。
 写真の上部に見えているのはビンディングのついてないフラットペダルの中でもドロ抜けの良い形状のアルミペダルです。ちょっと回転が堅くて手で回したところでクルクルとはいかないのですが、まあ漕いでるうちにヤワくなるでしょう。
 ならなければ春を待ってグリスアップしなおします。

 まずはシートから。
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 ちょっと走ってきて修正、ちょっと走ってきては修正など現物合わせで微調整してみました。シートはペダルを下に踏み下ろしたところでヒザが伸び切るぐらいがいいのですけど、私は足首を伸ばす癖があるので15mm下げました。15mm下げたところで膝は伸びるので問題ありません。

 シートを前に出すことでハンドルが近くなります。あとハンドルを5mmぐらい上げたほうがいいかもしれませんが、前傾姿勢を解いてアップライトポジションにするとシートにどっかり座る姿勢になってしまって、結果的にケツが痛くなるので。

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 これまでのペダルがこれ。
 表がフラット、裏がビンディングのペダルです。普通の靴で踏むときはフラット側を、ビンディングシューズを固定するときは裏面を踏みます。

 ビンディングシューズを履いてペダルと足を固定する理由は単に、足とペダルが外れないようにするだけです。力のある人は引き足といって、主にダンシングなど「ここぞ」というとき踏み込むほうの足に加えて、引き上げる方でもがっつり回すと言いますが、私のような貧脚がそんなことやると一瞬で足が終わります。

 貧脚の私がビンディングで重宝するのは、1分間にペダルを80回まわすという、
・ケイデンス80
 をより安全に行うためです。クロスで80を目標に、ロードなら90ぐらい。
 低速ギアでクルクルクルクルとギュンギュン回して乗る乗り方です。これ疲れるようで実はとても楽なんです。私のような貧脚が100キロ150キロ走って平気で帰ってこられるのはケイデンスを気にして回しているからというのが大きいです。

 だけど街乗りするだけならケイデンスで40回せばいい感じです。
 なのでビンディングいりません。必要なときはペダル換えればいいだけですし。

 ビンディングを使うならこのペダルがベストなんですが、しばらく使う予定がないので外してしまいました。

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 どんどんコンフォート(気安さ、快適さ)系に寄せてゆきます。
 ペダルは多少カッコ悪くても、この状態がいいです。
 信号待ちでいちいちペダルを確認して踏んだりしなくてもいいのが最高です。

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 ずいぶん楽になりました。
 引っ張り出してチョイ乗りするのに苦になりません。
 もう少し頑張ったらエスケープに並ぶお手軽さになりそうです。

 だけどエスケープも負けてられません。
 ついでにエスケープの方もビンディングペダルを外します。

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 実はこれがいちばんいいんじゃないか?ってぐらいのペダルです。
 反射板も飾りではなく、ちゃんとピカッと光ります。いいものです。

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 エスケープの方もフラぺ化しました。
 ビンディング前についてた500円ぐらいのプラスチックペダルがどこにあるのか分からないのでこれでいいです。反射板がちゃんと光るか分かりませんがデカいペダルは踏みやすいので好きです。


整備!整備!また整備!

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 今日は暖かいのでガレージの奥からセロー引っ張り出しました。
 お隣のガレージ枠かりてるひとが脳出血で倒れ、パニックになった家族がクズ屋にガレージ内のものを引き上げた際、私の工具類、電動インパクトなども持ち去られ、抗議しても知らぬ存ぜぬという泥棒被害に遭ってしまい、マジェスティ125のプーリー露出させる工具もなくて放置が続きましたが、重い腰を上げることにしました。

 また工具を買い集める作業からです(涙)

 が! そう簡単にはいきません。
 マジェスティ125 を整備するための工具を買いに行くのに、セローを動かす必要があるのだけど、エンジンがかからない。

 マジェスティ125を整備する工具を買いに行くためのセローを充電します。
 充電中にホコリかぶってるのを拭いて、ある程度見栄えのいいようにします。

 まったく! なにやってんだ……と思われるかもしれませんが、これが私の、いつもの平常運転です。これぐらいで心折れてたら一歩も前に進みません。

 アストロプロダクツとコーナンに顔を出してT型レンチロングタイプ、8mm 10mm 12mmを買ってきました。
 あと、ソケット差し込める1/4と、8/3を。

 使ってる工具の一部を取られちゃうと困ります。
 なにを取られたのかリストアップしようにも脳が拒絶反応おこすほど面倒です。
 ネジザウルスのおっきなほうがないことに気が付いたのも昨日ですし!
 きっと「あれあったはずなのになー」と探して探して、見つからなくてやっと気が付くという類のものなのでしょう。

 インパクトがないと何もする気が起きないので、数年前に壊れたまま捨てずに置いてたコーナン(ライフレックス)の電動インパクトドライバー、うんともすんとも言わなくなってるのが何とかならないかと思って、とりあえずカーボンブラシを物色。
 いっぱいありすぎて自信がなくて何も買ってこなかった私。
 コーナンで買ったライフレックス商品なのだからコーナン行けば何とかなると思ってたけど無理でした!

 帰宅後ちゃんと型番をスマホカメラで確認しました。これで次は買って帰れます。

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 マジェスティ125 は去年、バッテリーがあがってしまってキック始動でやってたんですが、ある日、キック始動したらすっごいガラガラ音して、動かなくなっちゃったんですよねー。

 工具とられてしまってから放置してる状態だったのですが、とりあえずマジェスティ125の駆動系をカパッと開ける程度の工具は買ってきました。
 とはいえ8mmのT型レンチだけですけど。

 早速開いてみたところ……。

 前側のプーリーを留めてたネジ(22mm)が緩んでました。
 完全に私のミスですねえ;;プーリー締めるための留め具を買って、固定してから力いっぱい締めたはずなのに、なぜか緩んでいたと言う。
 3年ほど前でしたっけ? ハイスピードプーリーと軽量クラッチアウター入れて、Vベルト交換したの……。あれから距離的には2000キロ程度しか乗ってないのですけど・・・締め直し作業です。ちょっと強めのインパクト買ったらもういちどここ開けて締めなおそう。ついでにネジロックしちゃいます。

 さてと、がっつり直った! いける。
 エンジンかけてみる→バッテリーあがってる。→キックするのはちょっと嫌だ(前回壊したので)

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 バッテリー充電(今日2回目)。

 充電してる間に、スクリーンだけでも磨きました。
 アクリルをひん曲げただけのスクリーンなんですが、これ何かコーティングしてあるのかな? 端っこの方はコーティング剥がれて残ったようなものが見えます。

 ガラコBLAVEつけて雨弾く仕様にすればこれ、特にワイパーいらないので好きです。


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 FRP工房ゾロのルーフカウルはコスパいいしお気に入りです。
 なんだかんだ言って20年ぐらい屋根付きバイク、ミニカージャイロキャノピーから、ヤマハギア、そしてマジェ125と乗り換えてますが、一番乗ってるのはたぶん屋根つきなんじゃないかと思うほど乗ってます。

 夏は暑いですが、冬はこれに勝る者ありません。
 屋根付きバイクは雨を防ぐと思われがちですが、風雨を防ぎます。
 防風性能も非常に高いレベルなので冬の通勤なんかに使うとその威力は計り知れません。

 このコマジェ125ルーフが壊れたら次もまた屋根付き買ってしまいそうな気がするほど好きなものです。

 まあ車は屋根なしのほうが好きなんですが。

 さて、マジェスティ125 ゾロ号、充電OK! エンジン始動! 一発です。
 ものすっごく調子いいです。
 試運転がてら軽くどっか行こう……と思ったら自賠責きれてた・・・。

 自賠責はいるのに車体番号が必要。

 車体番号どこだっけ→みつけたけど読めない
 書類を探してみる→ない


 市役所に登録書類の再発行おねがいをしにいくのに……。
 ああ、セローもうガレージに仕舞っちゃって引っ張り出すの面倒だ。

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 セロー出すのに、引っ張り出したままにしてた街乗り仕様シナプスで行こう!
 いや、どうせならハンドルを10mm上げて(5分~10分程度)、街乗り仕様を完成させよう。(スタンドつけてないけど)

 ハンドルを写真の位置まで上げました。手を置くレバー位置はシートとほぼ同じ高さになりました。いまのエスケープでもハンドルの方が数センチ低いのに、本当に頑張ってると思います。

 市役所までチャリ漕いで行ってマジェスティ125 の書類再発行してもらったので、自賠責入れるようになりました。でも帰ってきて疲れたので自賠はまた次回ということでー。

おっさんパートに出るの巻

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 パートに出ることになりました。
 年間103万円の範囲内で、嫁の扶養にあずかりながら。

 とりあえず、1日4時間30分の仕事で、週3日です。
 時間短いですかね?

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 高校生のころ、当時つきあってた彼女の、うーん、高校の文化祭に行くのに、バイク乗ってくんなって言われて、一度だけ乗ったっきりの水間鉄道です。
 列車の看板? けっこう安い値段で自分の好きなデザインつけてもらえることで有名な路線です。これが単線で、1時間に2~3本という体たらくです。

 電車は苦手なんですが、午後からの出勤だし人混みとか満員電車を避けられるので、とりあえず電車通勤をすることにしました。

 いやあ、しんどいです。
 少し体調がよくなったからと言って、週3の仕事でもきっついです。
 家に帰ってきたらくたくたになってたり。体力のなさを痛感します。
 通勤と仕事だけで1日8000歩以上歩くので、徐々に体力は戻ってくるでしょうけど、まずは足の痛さが引いてくれたらうれしいなと。


マジェスティ125 準備完了!

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 プーリーが外れて動かなくなっていたマジェスティ125(コマジェ)です。
 とりあえずプーリー固定金具でがっつり固定した後、ソケットレンチを金槌で殴って締め付けはしたけれどなんだか不安なので、お隣の兄ちゃんのガレージにお邪魔して「ちょっとそのエアでバリバリするインパクト貸してや!」と言ってコンプレッサーの電源を入れてもらい、クランクケースカバー外すのに8分!

 ズドドバババババッ!!

 作業時間2秒です。お疲れさまでした。

 組むのにまた5分程度かかりましたが完成です。OKです。

 試運転するのに自賠責入りました。

 5年です。平成36年まであります。
 去年にはもう今年から平成ではないことぐらい分かっていたはずなのに、平成36年までというシールをいただきました。自賠責のシールって私が死ぬまでに西暦表示になるかどうか賭けたいぐらいです。

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 走行距離3万kmを越えましたがすこぶる調子がいいです。
 体感では駆動系消耗パーツも15000km~20000kmぐらいで交換メンテすればいいし、コマジェは本当にコストパフォーマンスの高い、いいバイクです。

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 錆チャンチャコです。ネジがさび付いてもう外れないんじゃないかって程です。
 我が家のマジェスティ125は2005年モデルですから今年で14年目、カブで言うところ、慣らし運転終わったぐらいですね。
 台湾ヤマハのインジェクションモデルなので、電子部品が壊れたら手も足も出ませんけれど、普通にやってればノーメンテでこの自賠責の5年ぐらい持つでしょう。たぶん。
 CT110なんて1981年モデルですから、38年選手です。いつから頑張ってんだって感じですよね。ちなみにTL125は1988年式ですこぶる元気。
 このコマジェもまだあと20年ぐらいは頑張ってくれると期待しています。


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 LEDヘッドライトはこれ、スカイウェイブ(2灯式)に使っていた片方を奪いました。10w という暗いものですが、、、
 これで10w かってぐらい明るく感じます。たぶんレンズカットが優れているからだと思うんですが、LOビームとHIビームを切り替えた時あんまり上に向かなくて、まんべんなく範囲が広くなというのがちょっと不満です。
 こういうのはもう圧倒的光束(ルーメン)でもっともっと光らせてやればいい。
 またそのうち気が向いたら20wぐらいのやつに交換してやろうと思います。


サービス終了

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 マイクロソフトがedgeというウェブブラウザを標準化させてから、インターネットエクスプローラー使ってた人たちもトップページをヤフーのトップにする必要がなくなったせいか、ヤフー自体がオワコン化しているらしいですね。

 ヤフオクもメルカリに負け負けでゲッソリしてるらしいし、ヤフーショッピングもアマゾンや楽天と比べたらいまいちだし。ヤフーも先細りしてゆくコンテンツなんだろうなと、そう思っています。真っ先にブログ切られるとは思ってませんでしたが。
 

 2008年7月14日から始めたこのヤフーブログも終わる。
 こっちに引っ越す前のグーグルブログが2005年から2008年までお世話になった。

 人々はお気軽SNSに流れて、5行以上コメント書くと長文だのなんだの言われるツイッター140文字標準のこのご時世にブログなんて流行らないことは分かってるんだけどこういう掲示板(BBS)方式のブログが使いやすいと思うジジイなもんで、どうしようかと思ってるところです。

 ツイッターのアカウント取って何度か挑戦してはみたけど、ツイッターをどう楽しめばいいのかということすら分からなくて、何がいいのこれ? 状態でございます。

 フェイスブックはなんとなくやってるけど、インスタグラムもツイッターと同じで、どう楽しめばいいかわからない。文章を書いて文章を読むタイプのオッサンには限界なのでしょうか。MS-dos で config.sys 書ける私がそろそろデジタル音痴のカテゴリに分類されてしまいそうです。

「小説家になろう」のマイページに微妙なブログ機能「活動報告」があるんだけど、これが使いづらくてブログがわりにならないし、
「Pixiv」のほうもさすがに無理がある。
 何年かぶりに mixi に復帰してみたけれどこれがもう、過疎りまくっててゴーストタウン化してる。

 まだ半年以上あるのにすぐさま代替ブログみつけてこられた方の動きをつぶさに観察しておるところです。

 せっかくブログを通して知り合えた諸兄、名前も顔も知らない友人たちと、ブログサービスが終了してしまうのを最後に、もうそこで関係が切れてしまうのがとてつもなく惜しいと考えているところです。

何やってんだ? アルコールだ! 固形燃料だ!

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 私もアウトドアスタイルが随分と変化しまして、むかしはアルコール燃料なんて高いしどこでも手に入らないし熱量低いし熱暴走するしで使いにくいと諦めていたこともありました。ストームクッカーもガスで使っていたという有様です。

 ですがここ数年、体調を崩して引きこもるだけ引きこもってしまうと、自分の求めるアウトドアスタイルも随分と変化しました。

 ここ1年ほど、私のアウトドア火器はアルコールです。
 散歩に行ってお茶を飲むときも、その場でアルコールで沸かします。

 アルコールの利点に気が付いてしまって、以降はもう手放せなくなりました。

 100円ショップで買ったアルミクリームコンテナや、空き缶から自作のアルコールバーナーが老舗メーカーの作った商品よりも使い勝手がいいのです。

 もうアルコールストーブにお金は使わないかもしれない・・・なんて考えていましたが、アルコールコンポーネンツでよさげなものを見つけるとつい手が出てしまいます。

 つい手が出てしまったアルストマニアホイホイがこちら↓

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 エスビットの585のセットです。
 アマゾンで2741円(プライム)なので失敗しても許せる値段です。

 エスビットといえば世界中のアウトドアマンに愛されている、

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 このゴトクです。
 タブレット燃料は高価だし臭いするし非常用として以外はあまり愛されていませんが、このゴトクだけは世界中に愛好家が居ます。近頃はまた中国がパクったことでも有名です。

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 満水時に585mlということで、こんなに小さなクックセットです。
 エスビットはドイツのブランドなんですが、残念なことに中国製。

 たぶんALCOSがOEM元です。

 
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 メッシュの巾着袋から取り出すとこんな感じになります。中のゴトクスタンドにも小さな巾着袋がついてましたが外しています。


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 中を見てもらえば分かると思うのですが、エスビットのタブレットを中心に置けるよう四角い小皿が付いているのですが、これが実は

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 リベット付け。

 これは不要です。アルミのリベットなのでペンチでチギリとってもいいですし、



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 サンダーでびーっとやっても構いません。


 こんなものは破壊です。


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 セリアで買ったアルミのケースにカーボンフェルトを詰めただけのアルコールバーナーを5年も使ってるのでこいつの火入れ式もこれでやりたかったのですが、

 初の火入れは炊飯してやることにします。

 コメ1合に水200ccぐらいがいいかもです。



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 固形燃料です。

 実は「大は小を兼ねるだろう、値段も大差ないし、40g買っとけば間違いないな」と思って、40gx40個買ってしまい、段ボール箱みて顔が引きつったという曰くつきの固形燃料です。

 40gもいらないので、25~30gになるようカットします。
 柔らかいので簡単に切れます。


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 こんな感じです。固形燃料が大きいのもありますが、このクックセットが小さいのです。

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 完全自動炊飯です。燃料に火をつけて、燃料切れになるまで放っておくと自動的においしいごはんが炊けているという、最近ちょっと流行しているアウトドア用語です。

 だいたいは「エスビットゴトク」「固形燃料」「トランギア メスティン」を三種の神器とし、誰でも簡単においしい一合飯が炊けます。

 かくいう私もトランギア メスティン信者だったことがあります。10年ほど前はメスティンしかないと思ったこともあります。でも吹きこぼれが酷いので使わなくなりました。いまはこの鍋のように、蓋のフチが立った文化鍋形状のアルミ鍋を有効に使えば吹きこぼれしないのです。

 このクックセット最大の注目ポイントが鍋の形状、つまりフチが立ち上がった文化鍋形状であるということです。

 では、なぜアルコールバーナーを使うより固形燃料を使った方がいいのかというと、火力の出方(でかた)の曲線が炊飯に都合がいいのです。

 アルコールバーナーだと、
 点火直後は弱火
 しばらくして燃料が暖まってくると激しく蒸発し始め本燃焼になる。
 燃料が沸騰すると爆発的に燃焼する熱暴走状態になることがある。
  酸欠になり蒸発したアルコールが酸素のある所まで吹き上げられてから燃焼することから火柱が上がったようになることもある。
 消えるときはパッと消える。

 それが固形燃料ですと、
 点火直後が最大火力
 しばらくして燃焼が落ち着いてくる。
 後半は弱火~とろ火で、ゆっくり消える。

 美味しいご飯を炊くための火加減は、
 最初に中火以上の火力で沸騰させる。
 沸騰して吹きこぼれたら弱火で鍋の中の水分が飛ぶまで持続させる
  時間にして12~15分ぐらい

 その美味しいご飯を炊くための火力曲線をグラフにすると、固形燃料の方がよりおいしいご飯に近くなるという理由です。

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 はい、ごはんが炊けました。いつもの調子でやると水が少し少なかったかな?って感じなので、
 次やるときは20ccほど水を増やしてやっつけます。

 




ーーーー

 おまけ写真。



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 燃料注ぎすぎて表面張力がえらいことに。




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 実はわたし、このALOCSのゴトクセットを持ってました。
 本当にダメなセットで、上部の開いたゴトク部分が歪んで見えると思うのですが、どれ一つとしてお馴染角度で開かないし、それは不具合ではなくそういう構造であったこともあり、「使い物いならん!」と捨て置いたのですが、実はこれ、上部のギザギザになった変な部品を外せばこの鍋にぴったりフィットするのです。

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 左側のヤカン載せてる方、足が広がっていて安定よさそうですが、ものすごく細くて頼りないです。大きな鍋は絶対に乗せることができません。

 こんな頼りない火力でもしっかりお湯が沸いてくれるし、ご飯も炊けます。
 なかなかいいセットではないでしょうか。


 ちなみにデカデカと彫り込まれている容量表記は、ml(ミリリットル)のほうしか計っていませんが、けっこう正確です。国内有名ブランドのクソ高いチタンソロ鍋についた表示がグダグダなのが有名で鍋の表記なんて、特に中国製である以上はある意味、諦めポイントなんですが、これはしっかり計ってくれているようです。

エスビットのゴトク

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 アウトドアスタイルが変わった。というよりも正直なところ病気で山に行けなくなってしまって、キャンプに行くのもおっくうです。
 なので散歩に行くとき火器を持って行き、積極的にお湯沸かしてお茶したりしてますし、実は固形燃料を大量に買ってしまって、早く消費しないと冷蔵庫の上段を占領しているので困るというのもあります。

 あれだけ使いまくったガソリンストーブは殆ど使わず。たまに気が向いた時散歩に持って行って、大層なファイヤー儀式を行ってお茶だけ淹れるということをしていますが、それも数か月に1度あるかないかといったところ。

 とかなんとかやってるうちに、ここ1年ほどはずっとアルコールばっかり弄ってまして、、、、

 どうやらアルコールの扱いにそこそこ慣れた模様。
 この冬に3リットル消費したので、慣れないほうがおかしいです。

 アルコールのほうは次回に先送りするとして、

 今回は固形燃料とエスビットのお話です。

 まず、エスビットとはなにの事かというと、ドイツの老舗でございます。
 エスビットと言えば私の中ではタブレット状の固形燃料です。
 古いラムネ菓子「PETZ」の姉さんみたいなものだと考えてもらえばいいです。それが固形燃料で、足りなければどんどん投入して火力を維持するという方法で使うのが普通ですね。ドイツ軍にも採用されていて軍用エスビットは古くから販売されています。

 4gx20個+以下の写真にあるゴトクで、だいたい1500円前後という値段で販売されているので、ちょっと興味のある方は買って損ありません。エスビットタブレットを使わずとも、ゴトクだけあれば日本で広く流通している青い固形燃料や、アルコールで使うのにとても都合がいいです。



■ 固形燃料

 固形燃料もアルコール(メタノール)が主成分なので、アルコール扱いです。
 難しいものはひとつもありません、前回は固形燃料を使って自動炊飯してみましたが、火力も一定だし、燃焼時間も、条件さえそろえば同じなので炊飯とか、一人鍋だとか、そういうことに向いています。逆に、ちょっとお茶を淹れたいだけならアルコールのほうがいいです。


〇 エスビットのゴトク

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  これです!
 とにかく定番中のド定番です。私のコレはもう10年かそれ以上使ってる(たまに)ので、焼けやサビがいっぱいでてます。

 今日はこのサビも落とすメンテをしますが、その前に風防を作っちゃいましょうという計画です。

 0.5mmぐらいのアルミ板をハサミで切ります。

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 現物合わせでだいたいこんなものです。形が揃ってなくても大丈夫です。
 折りたたみ式の風防を1まい外してハサミで切りました。

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 台形のものを上下逆に付け替えると、こんな感じで2wayに仕えます。
 いまは挟むタイプのクリップで固定してますが、ゼムクリップでも余裕です。

 底面に穴が少なくて鍋を載せると酸欠状態になるため火力が抑えられ、開放状態よりも5分ぐらい燃焼時間が伸びます。そのうちドリルで底面に穴を空ける予定。

 サビを落としたいので、サンドペーパーでゴシゴシしてみました。
 ちょっとだけリニューアルしたかっただけなんですが……。


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 メタルな質感がいぶし銀です。
 無駄にかっこよくなってしまいました!


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 エンボスが際立って、すっげえカッコいいんですが!
 定期的にサビ落としたほうがよさそう。でも煤が付いたらそのまま使う方がいいかもしれない。


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 トランギア・メスティンというこれまたド定番なクッカーの中に納めます。
 中皿は適当にアルミ板をひん曲げて板金してこさえたワンオフのアルミ皿です。

 メスティンで炊飯するとき、上に乗せるとフタ空き防止のオモリにもなるし、レトルトぐらいなら暖まるので省エネ+時短にもなります。

 下の写真は別のトレー使っていますけれど、イメージ画像です。


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 まあ所詮は1合飯です。
 1合飯なんてガスで炊いてもメスティンで炊いても大して美味しくないのですが、家電の電気ジャーで炊飯するよりは美味しい飯が炊けます。

 いやあ、いまトランギアのメスティンが人気で日本では品薄になっているそうで、プレミア価格で売られてるそうですよ?

 だけどこのペラペラアルミが火力の低い固形燃料などで炊飯するのに都合がいいのです。炊飯じゃなくても、お湯を沸かす鍋としても優秀です。
 カップ麺などにお湯を注ぐ時も、角を使えば注ぎ口がついてるかのように簡単に注げますから。

 いろんな飯盒を持っていますけれど、1合のメシを炊くための飯盒ならきっとこれがいちばんお手軽なんじゃないかと思います。

 私が山で炊飯して楽しんでいた10年前ぐらいは、このトランギア・メスティンをガス火やガソリンの火であぶって炊飯していました。激しく吹きこぼれるし、ご飯の吹きこぼれはデンプン質で水解き片栗粉のようにがっつり固まります。吹きこぼれた部分によってはいつまでもカーボンになってカチッと詰まるのでガスやガソリン火では使いづらかったという一面もあります。

 ですが固形燃料で使うと決めたらこれ以上にいいものはありません。
 いえ、いいもの? というと少し誤解されるかもしれないので「都合のいいもの」と表現します。

 正直いうと、普通の飯盒で2合、3合炊いた方が絶対に美味しいです。ユニフレームのご飯クッカーミニDXで3合炊いたら絶品のごはんが炊けるのですが、さすがに固形燃料では火力が足りなくて、2合、3合炊くのにその量の水(2合だと400cc、3号だと600cc)をまず最初に沸騰させる力が鈍いのです。

 3合炊くならアルコールに任せるとして、1合炊きならもう固形燃料とこのトランギア・メスティンがあれば事足りるのです。できればエスビットのゴトクがあれば簡単です。


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 今年5年目になるセリアで100円のアルストもぴったり入るし、便利な品です。
 ただしこのアルストでは炊飯するのに容量が足りないので、少し効率を落として燃費を良くする必要がありそうです。
 

1合炊飯鍋選手権はじまるよー?

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 1合のコメを炊飯するのに、いちばんいい鍋はなんでしょうか選手権大会~~。

 40gという巨大な固形燃料を40個も買ってしまって、どうあっても使い切らないといけないという必要に駆られたので、数あるクッカーで各々、炊飯してどれがいちばんうまい飯が炊けるのか決めてやろうという試みです。

■ 基本ルール

 燃料は固形燃料のみ。25g
 冷水(水道水)に40分吸水させる。
 ゴトクは基本的にエスビット。エスビットで不安定になる場合は SOTO テトラで固形燃料を使います。

 場所は無風の台所なのでアウトドアとはずいぶん環境が違います。

 固形燃料に火をつけて、消えるまで放置。火が消えて10分むらすのもそのまま放置という自動炊飯ルールです。

 水の量はだいたいコメ1合に対して200ccぐらいなのでしょうけど、私は柔らかいご飯が好きなので250ccでやります。

 蓋には重しを使います。


 以上がルール。


■ 評価基準

・ごはんの味
  フタと通気の有無だけでも圧力の掛かり具合が変わるので味も変わります。

・吹きこぼれ
  吹きこぼれる子は嫌いです。

・なべのスタッキング性
  鍋の中に何も入ってないのは無駄な気がします。

・後始末の容易さ
  後始末が面倒なものはポイントが低いです。


〇 エントリーナンバー1

☆トランギア・メスティン

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 メスティンの上でおかずを温めながら炊飯できます。


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・おいしさ   ★★★★☆
・吹きこぼれ  ほとんどなし
・スタッキング 80点
・後始末    かんたん

 総評
 ガスやガソリンバーナーの強火で炊飯すると激しく吹きこぼれるメスティンも固形燃料でやんわり炊飯すると気になるほども吹きこぼれません。ご飯も美味しい炊きあがりで、おこげのタイミングが分かりやすいのも〇


〇 エントリーナンバー2

☆ エスビット 585クックセット

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 この子だけ野外でやりました。理由は台所に奥様が居て占領されていたからです。
 でもできるだけ条件変わらないよう、念入りに風防たてて頑張りました。

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・おいしさ   ★★★☆☆
・吹きこぼれ  そこそこ吹きこぼれる
・スタッキング 50点
・後始末    そこそこ面倒

 総評
 ドイツの優良アウトドアブランド エスビット頑張りました。
 なべが浅くてゴトク兼スタンドいれたらもう何も入らないのは減点かなと。
 吹きこぼれが酷いのとスタンドに嵌まり込む段差がついているので、洗うのに少し面倒がありました。



〇 エントリーナンバー3

☆ダイソー・炊飯マグ(300円)

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 ダイソーで買った炊飯マグです。電子レンジで簡単!美味しいご飯!なんてウソです。電子レンジではとても難しいですけれど、固形燃料なら簡単です。

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・おいしさ   ★★★★★
・吹きこぼれ  蓋に空いた穴からひっきりなしに飛沫が出て周辺が汚れる
・スタッキング そもそも割れ物だし重いのでアウトドアに不向き
・後始末    周辺の掃除がクソ面倒

 総評
 吹きこぼれは蓋に空いた穴からの飛沫がメインです。飛沫しないよう工夫すればかなりポイント高くなりそうです。


〇 エントリーナンバー4

☆スノーピーク「焚」

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 スノーピークの「焚」です。
 旧型になってしまったようですが現役バリバリで使っています。
 最近はお茶を淹れるほうで使うことが多いのですが。

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・おいしさ   ★★★★★
・吹きこぼれ  ほとんどなし
・スタッキング 100点(注)
・後始末    気にならない


 総評
 スタッキングはこれに合わせてカップとかサイズ選定しているのでズルい気はしますね。でも安定の性能でした。



〇 エントリーナンバー5

☆ユニフレーム・角クッカー

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 角クッカー? スクウェアコッフェル? 名前忘れました。
 いまは山クッカーとか名前が変わって売られてると思います。フライパン合わせて3つセットのうちの大鍋です。

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・おいしさ   ★★★★☆
・吹きこぼれ  すこし吹きこぼれる
・スタッキング 60点
・後始末    面倒には感じない


 総評
 スタッキングする小鍋が使いづらくてダメ。エスビットポケットストーブぐらいは普通に入るけれど、フライパンも専用品になる。あまりメジャーなクッカーじゃないけど袋ラーメンまるごと折らずに調理できるのも魅力。



〇 エントリーナンバー 6


☆フランス軍 メスキット

 展開写真はどこかのショップから拾ってきたものです。
 最後のごはん写真だけ私の写真です。
 問題があれば消しますのでご了承ください

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 おフランス軍のメスキットといいますか、お弁当箱兼フライパンみたいなものです。特徴はそのアルミの厚さ。2mmもあります。ちょっと力を入れてひんまげようとしたところで曲がらない強度を持っています。

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 一番小さな鍋に、取っ手なしのものをカチッとはめるとフタになります。


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・おいしさ   ★★★★★
・吹きこぼれ  ほとんど吹きこぼれない
・スタッキング 85点
・後始末    ちょう簡単

 総評
 圧力の掛からないタイプなので味が落ちるかなと思ったら、2mmというアルミ厚のおかげか、できあがりのご飯はとても美味しいものになりました。
 これ意外でした。もっと使っていきたいと思います。


〇 エントリーナンバー 7

☆EPIガス アルパインクッカー

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 アルパインクッカー信者な私ですが、もう絶版になって20年ぐらいたつかもしれません。それでも使い続けています。アウトドア用の文化鍋です。この形は愛される形なのです。

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・おいしさ   ★★★★★
・吹きこぼれ  少しだけ
・スタッキング 70点
・後始末    らくちん

 総評
 高評価だけどもう売ってないし手に入らないのでダメです。


 結果発表


1位
 スノーピーク「焚」
 なべの中と外にどれだけスタッキングできるか、恐ろしい数のカップが入ります。まるで手品のように次から次にカップが出てくるのは素晴らしいです。
 そしてスミフロン加工された内側に加え、ご飯の炊き加減も絶品といったところ。

2位
 フランス軍 メスキット
 2mmアルミ板をプレスしてあるのでアルミとは思えないほどの重量感ですが、ごはんの「むらし」時間は余熱調理です。なので蓄熱材としてアルミが分厚いほどご飯は美味しくなります。土鍋ご飯が美味しいのもそのせいですし、今回の炊飯マグが美味しいのも余熱に強いからでしょう。

3位
 アルパインクッカー EPIガス
 スミフロン加工された内側と、文化鍋形状でご飯を炊くために設計されたような鍋ですが、入手できないのでダメという結果になりました。なお、この鍋は2合ぐらいまで炊けるはずです。







おっさん、また変わった乗り物を入手するかも。

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 去年の11月、病に倒れた友人が車椅子対応のバリアフリー住宅に引っ越すことが決まり、シャッター付きのガレージを用意できないことから、乗っていた車が私のもとに来るかもしれない……という話になっています。

 というのも最初は乗り気じゃありませんでした。
 ダイムラー・ベンツ(AMG-c36)に乗ってたことがあるのですが、これがとにかく壊れる。さすがに新しいうちは壊れないけど、壊れ始めると数珠つなぎ的に毎月なにがしかの修理を行うため、修理工場に入院するハメになる。

 これが冗談でも誇張でもなく、本当にあった怖い話なのだから私のような貧乏人はそもそもメルセデス・ベンツになど手を出すべきではないのです。

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 MCCスマートです。悪夢がフラッシュバックして頭痛がします。
 ダイムラー・ベンツ(現ダイムラー・クライスラー)の MCC スマート・カブリオというオープントップモデルです。別にオープンカーが好きだと言う訳じゃないのですが、私のもとにはオープンカーが集まってくるようです。

 MCC スマートという車あまり走ってないのでよく知らない方が多いと思うので、ちょっとだけ解説を。

 スイスの時計ブランド「スウォッチ」と、小型車では実績のないドイツのダイムラー・クライスラー(メルセデス・ベンツの会社)が組んで、MCC(マイクロ・カー・コーポレーション)を設立したまではよかったが、12年間ひたすら赤字が続いたため言い出しっぺのスウォッチ社が撤退。ダイムラー・クライスラーが尻を拭く形になったが、やがて黒字転換することができたので、未だにスマートは続いているということらしいです。


 排気量は600ccと800ccと、あと1000ccがあるのかな。
 うちの子になるかもしれない赤いのは600ccのスマートK。つまり軽自動車です。現在は普通乗用車用のフェンダーを装着していますから、リアフェンダーをスマートK用に変えないと車検も通りません。←

 でも外見が可愛らしく、内装も〇を基調としたデザインで、女の子に受けのいいカタチです。オッサン世代には「チョロQ」と言えば誰もが遊んだことある懐かしのオモチャだと思います。

 こんな可愛らしいのだから女の子に売ればいいのに、なぜか女の子には売れません。その理由の一つに、パワステが付いていないことが挙げられます。

 リアエンジンなので重量バランス的に前輪に重量はかからない、、とはいえ、実際に乗ってみると相当な重さです。マツダの AZ-1もそうでした。女の子が車庫入れなどのとき「ふんぬううう!」などと言ってハンドルにぶら下がり、体重をかけてる姿を想像すると、女性には向いてないだろうなという事がよくわかります。

 パワーいるステアリングです。日本人女性は全員が和田アキ子や北斗晶じゃないのだからパワステは必須ですね。もちろん新しいモデルには当然パワステ装備されています。

 そして必要最低限の積載性は確保されています。
 スマートのトランクルームはほとんどないようで、おそらくS2000のトランクよりも荷物が積めると思います。

 そして居住性もS2000よりずいぶんと快適。てか、S2000と比べたらだいたいすべての車がいろんなところで↑なんですけどね。後部座席を完全に放棄したデザインなので、二人は広々です。

 600ccのターボで55psを発生するエンジンは非力かと思いきや、
 車両重量が760kgということで、そこそこのパワーウェイトレシオを叩き出しています。
 なお、RR駆動です。S2000のようなフロントミッドでもなく、AZ-1 のようにリアミッドでもない、後輪の車軸よりもエンジンを後方に配置したRRです。

 重量バランスは前340kg 後420kgというリアヘビーなので、ブレーキングしてフロントタイヤに荷重を乗せながら走ると無類の楽しさを提供してくれることでしょう。


 トランスミッション
 そしてミッションは2ペダルの6速MTです。
 クラッチ操作の必要のない、オートクラッチの、6速マニュアルです。
 ATのように乗れますが、内部的には普通の6速MTがあって、発進時も変速時もコンピュータが判断してクラッチ操作をやってくれるというものです。
 クラッチ操作が必要ないのでAT限定免許で乗れますが、間違いなくMTです。

 軽自動車のくせに2ペダル6速MTなどと言う、むやみやたらと高価そうなものを装備しています。そしてこのコンピュータ、なかなか思ったところで変速してくれないし、変速ショックもクラッチ操作に慣れてないんか! ってぐらいギクシャクするので、マニュアルモードにして走ってやろうと思っても、レスポンスが悪すぎてすぐに諦めました。普通にコンピュータ任せにして、あとは独特のペダル操作に慣れれば、いくぶんかスムースになります。


 安全性。
 日本の軽自動車は事故を起こすと死ぬとよく言われます。
 私も数年前、交差点での右折x直進の事故でトラックにオフセット衝突した軽自動車がアルミフォイルのようにくしゃくしゃになって横転するさまを目撃したことがあるので軽自動車に乗る以上は相当の注意を払っているのですけれど・・・。

 スマート軽自動車でありながら、日本の軽自動車規格でつくられていません。
 単純にエンジンが600㏄なので、通常のスマートクーペのリアフェンダーを左右1cmずつ狭くしたものを作って軽規格に合わせ、はみ出すタイヤも、フロント用の細ものに交換して無理やり軽自動車規格に合わせているだけです。

 ダイムラー・ベンツが日本専用に軽自動車規格でスマートを作ってくれるわけなどありませんのであしからず。

 で、いろいろ調べていくと、さすがに欧州車の安全基準でつくられているだけあって、日本の軽自動車とは別次元の衝突安全性能を持っているようです。


 実際に乗ってみて、走ってみて。まだ100kmほどしか走ってませんが、100kmインプレなどというものをしてみますと・・・。

 さすがダイムラー・ベンツが作っただけのことはある。足回りの剛性感というか、これオープントップなんだけど、それでも車体がしなるとか、コーナリング中にギャップを踏んでしまったりしても、ウナギのようにニョロニョロするといったことはありません。まるでオープントップであることを忘れてしまうような剛性感です。

 そして広い。
 軽自動車とは比較にならないほどの解放感があります。

 乗ったことはないが中古車センターなどで見たことのある、よく比較される車は、
 トヨタIQと、スズキ ツインでしょうか。


 スマートはシティコミューターとしての成功例です。
 だいたい路上駐車するとき、縦列駐車するものなのですが、スマートは歩道に対して直角に停めることができるらしいです。いまの日本でそんなことをするとスマホで写真撮られてSNSに上げられ、けしからん!と叩かれる未来しか見えません。これも欧州のアバウトさと長さ256cmという短尺の成せる技でしょうか。

 軽自動車サイズでありながら国産車を大きく上回る安全性能を持たせ、燃費もいいし恐ろしく小回りの利く車に仕上がっています。路上駐車の多い欧州の道路じゃスマートのようなシティコミューターが受けました。

 トヨタも真似せざるを得ません。
 たしか欧州のトヨタが開発したとどこかで読みました。

 しかし日本でIQは受け入れられませんでした。
 トヨタのIQ開発に対する熱意はものすごいものがあると思いました。だけど「そこまでやるなら軽自動車を作れ」ということです。
 IQのライバルはスマートではなく、軽自動車だと思う。そして軽自動車に敗北し、現在は生産を終了しています。残念。


 スズキ ツイン は前の職場の駐車場の横に停まってたので、何度もジロジロ見てしっています。これは……どういった層をターゲットに考えて開発されたのか。


 ツイン最大の特徴はその値段の安さ。
 なんと49万円。

 車じゃ比較できないのでスクーターと比較すると、ホンダPCXハイブリッドが43万円ぐらいなので、それに近い値段だという、もはや異常。

 いや、スーパーカブc125が399000円もするのが異常なのかもしれませんが、ツインが異常に安かったということだけは分かっていただけたかとおもいます。

 アルトをベースに切った貼ったしたんだろうなと。内装はプラスチックで、外装のバンパーすら塗装してない黒バンパのまま。それなりに上質な部分はひとつもなく、目に見えるものはただひたすら商用車レベルというチープさだった。

 うーん……。安いものを求める人って、コスパ優先だから4人乗りは外せないんじゃないの?って思うのだけど、どうなのでしょうか。マイクロカーをシティコミューターと考える層というのは、ちょっと意識高い系だと思うのですよ。

 ちなみに私は意識ド底辺なのですけど。


 まあ、スマートカブリオ、私が入手するとしたら置き場所がないので、

 バイクを数台売ることになると思います(汗)

 セローさんさようならの危機です。


 現状、壊れていると思われるところ。

 左ドアミラーの調整レバー。
 ミラーはドアに着いたレバーを動かして調整するという、25年前の車を彷彿させるギミックが付いているのですが、左ミラーが動きません。
 まあ左ハンドルなので窓を開けて手で動かせばいいのだけど。

 ディーラーでの修理費は3万円。ヤフオクで中古部品もありますが、なかなか5000円であれば上々。だいたい1万円といったところです。


MCC スマートK forTwo カブリオ

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 断捨離を決行中です。
 スカイウェイブも貰い手なければオクに部品取りとしてキロなんぼで出します。
 セローも部品あれこれ出品中で順調に入札が入ってます。
  セローも来週にはオークションに流す予定。この際だからもうマダスとかジョルカブもオク流ししないとガレージが片付きません。

 断捨離です。不用品かどうかと問われたらわかりませんが、ガレージの空いたところにスマートが入る予定です。

 名義変更はまだですが、値段も相応に私が引き取りました。
 1か月も乗ってませんが、徐々に愛着がわきつつあります。


 というのも私、いま日本で売られている国産車には、ほとんど興味がありません。
 いいえ、ちょっと違いますね。

 正直に言うと、「私の経済力で手に入れることができる範囲に、欲しい車がない」ということです。だから、どんな車に乗っても利便性とか燃費とか、乗りやすさとか、そんな評価基準しかできず、コストパフォーマンスで車を評価してしまいがちなのですが・・・。

 スマート、もしかしていい車なのかも? と思えるぐらいの愛着がわいてきました。
 今日日の日本車にはない「人に好かれるキャラクター」をもった「可愛がられるクルマ」だったのです。

 その魅力がどこにあるのか? うまく言葉にできないもどかしさがあります。

 久しぶりにスマホカメラじゃなく、コンデジで撮影してきました。
 やっぱスマホカメラでは到達できない高感度撮影です。
 光源が飛んでるのは愛嬌!

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 カブリオレの幌をフルオープン状態にしました。
 不慣れですがフルオープンにするのに2分30秒。
 フルクローズにするのにも2分と30秒ぐらいで完了します。

 手順を間違えると開閉できないばかりか、わけわからないまま操作してると歪んだまま固定してしまい、そうなると安全装置がONになって動こうとしない幌ルーフ固定部品に工具つっこんで無理やり噛みついてる部分を外すという作業が必要になります。Youtube のこれより新しい型のスマートカブリオ幌開閉動画みてると超簡単なんですけどねえ・・・。このこは気難しい子です。

 ルーフレールはトランクのドア? に専用の収納スペースがあるのでオープンにしたらトランクが使えないとか、著しく収納力がおちるとか、そのようなことはありません。

 まあ、S2000はどちらも約7秒で完了なんだけどね。
 ロードスターは1秒か(わらい

 いやそんなことよりも、これほど短い車体で電動カブリオレを採用しているというのに、フルオープン時にしっかりトランク使えるわ、ハイマウントストップランプもちょっと位置が低くなるだけだわ、ストップランプの背面にあるルームランプも使えるという、そのアイデアに驚かされます。

 それでもまあ、キャンパストップとして、屋根だけ空けるなら走行中でもびーってスイッチ一つで動いてくれるのはありがたい。昔のってたキャンパストッポもそうでした。S2000みたいに、停車してサイドブレーキ引かないと幌の開閉スイッチが動作しないなんてことありませんし。

 S2000のようにフルオープンじゃないのだけど、アイポイントが高いのと、あと、視野が広いことで解放感は遥かにこっちのほうが上。S2000ほど見切りが悪く、視野の狭い車だとフルオープンにしたところで解放感ありませんよね、閉塞感から開放されるだけです。

 だけどスマートカブリオはその点よくできています。左右のBピラーを繋ぐロールケージをそれっぽくせずうまくデザインに取り入れてあるのも〇です。

 エンジンは600ccのターボつきで、車両重量は760kgだったはず。
 6MTを2ペダルで操作するオートマチックモードで踏むだけなのだけど、このシフトタイミングが気に入らない以外は不満なし。エンジンはパワフルです。
 トルコンではなく、ちゃんとしたクラッチが入っていて、それをコンピュータが自動で半クラしてくれて、変速してくれて、減速時も段階的にシフトダウンしてくれるのだから、まあ、これはこれで満足度の高いものです。

 ただし、信号待ちでちょっとでも傾斜していると、ブレーキを離したら動きます。
 上り坂などではハンドブレーキ併用のブレーキ合わせ(笑)で発進します(わたしはw)

 エアコンは必ずトラブルがあるよと脅されているのですが、今のところ大丈夫。
 そんなことよりもやっぱりパワステがついてないので、うちの嫁じゃハンドル回すのに一苦労ですね。アバラ折れそうな勢いで回す必要があります。

 なにせうちの嫁は自転車の空気入れで車のタイヤに空気いれててアバラ折るような虚弱体質ですから。

 もうひとつ、不満と言うほどの事じゃないのかもしれませんが、ヘッドライトの配光がすっげえ悪くてどうすりゃいいか思案中というところです。

 足回りはもったいないと思うぐらいイイです。路面状況を的確にドライバーに伝えます。

 つい先日の事です。ちょっとイオンモールに行く用事があったので、嫁と2人でスマートにのって駐車場を出たところで違和感に気付きました。

 コツコツとタイヤの回転ごとに地面を叩いてる感覚。
 音ではなく、ハンドルを伝わってくる感じで分かります。

 すぐに車を横に寄せて見てみると、タイヤにタッピングビスが刺さっていて、1センチぐらいタイヤにめり込んでました。あと50mも走ってればパンクですねえ;;おそろしい。

 まあ気を付けていればだいたい気付くのですが、この車はそういう異変がよく分かったということです。


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 ミラーが小さくて見づらい。操作は車内からアナログな操り人形式のようなレバーで行うのだけど、このワイヤーが外れると修理代に3万円かかる。
 ちなみにこのスマートも左側(運転席側)のミラーがその状態なので、ダイソーで買った鍋敷き(ゴム?)をハサミで切って詰めて固定してます。それで問題なし。
 ただし小さくて見づらいので補助ミラー付けようかと思案中。

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 りんくう付近、ライトの消えた観覧車がいい味だしてます。
 左ハンドルだとこういう場所にギリギリ停めらんない。出られないし。


充電式インパクトドライバー

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 半年前、あまり使ってなかった充電式インパクトを片付け業者にパクられて持っていかれ返してもらえなくなったので、ガレージのごみ箱をあさり、壊れて使えなくなった充電式インパクトドライバーを引っ張り出しました。

 2008年に買ったものなので、今年でもう11年目。とはいえ3年ぐらい前に壊れたのでガラクタボックスに放り込んでいたのです。充電器は別の場所にありました。電源ケーブルは切れそうですが、なんとか通電も確認しました。だけどやはりといってはアレですが本体がうんともすんとも言いません。充電しても。

 だいたい電動インパクトが壊れる原因というのは、カーボンブラシという部品が消耗して動かなることが多いので、消耗部品を買うため近くのコーナンへ行ってきました。

 このまえ行ったときは本体を持って行かないとブラシが複数種類あってどれかわからなくて渋々帰ってきたので、今日は動かなくなった充電式インパクトドライバーを握り締めてコーナンです!


 売り場に着いた。
 カーボンブラシは250円~400円ぐらいで、10種類以上あります。
 どれが合うかわからないので店員を呼んで、インパクトドライバーを手渡しました。

 なにしろコーナンの独自ブランド「LIFE LEX(ライフレックス)」の製品です。
 コーナンに部品がなければ怒る準備もできています。

「すみません、ちょっと型番を調べるのでサービスカウンターに来てください」


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 と言われ、なんでサービスカウンターなんだろう? もしかして部品取り寄せになるのか? 取り寄せとか、またここまで(自宅から8km)取りに来るのか、面倒だな!! と不機嫌オーラを振り撒いていると……。


「すみません、これリコール出てまして、回収させてください」

 といわれ伝票1枚で回収完了。
 返金ということで、10130円もらいました。

 2008年から11年たった今日、ぶっ壊れるまで使ったものを返金処理してもらえました。

 なんというわらしべ長者でしょう。

 日頃の行いの賜物です。

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 7990円+税なので、回収金額から1500円もお釣りがきました。

 あなたが池に落としたインパクトドライバーは、金のインパクトドライバーですか? それとも銀のインパクトドライバーですか? という童話を思い出します。

 アストロプロダクツの充電式インパクトレンチ(インパクトドライバーじゃない)も魅力的でしたが、ドリルも使うのでインパクトドライバー以外の選択肢なし。
 18V110ニュートン超えのインパクトドライバーが6月1日に発売される予定だと言うのもチラシで見ましたけれども、コーナンの製品は高儀のインパクト作ってる所とOEM先が同じなので、コーナンで買うことにしました。

 10.8vのものですが高儀の充電式のこぎりで使ってる14.4vのバッテリー2個、そのまま使えるので。普通に使ってパワーアップしました。

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 というわけで、充電式インパクトドライバーが新品になりました。

 コーナン、ライフレックス製品は多くの品目で回収をしています。

エスビットのポケットストーブを語ろう

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 ここらでひとつ、エスビットのポケットストーブを語ってみよう。
 いや、使い勝手とかはもう言葉もなく、いいものです。

 最近は流行しています。Youtube など「メスティンで炊飯」とかいうワードで検索するとアホほど出てきます。流行しすぎてメスティンの値段が高騰。

 いや、ペラペラのアルミをバン!とプレスして成型しただけの、指切りそうなバリ残したまま出荷されてくるスウェーデン製のアルミの弁当箱に5000円とか値段付けて売ってる。アマゾンで安いのみつけて買ったら中国製の偽物が送られてくるとか炎上したりして、少し前、ちょっと話題になってました。

 メスティンはおいといて、そのゴトクである、土台の方です。はい。

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 これがエスビットのポケットストーブというものです。
 ブリキ製なのでとても安価です。燃料付き、ポケットストーブ付きで、いま1380円ぐらいなのかな? って感じです。

 ポケットに入る大きさであり、燃料は乾燥した固形燃料がパッケージされてます。
 10年以上はもつので災害時のため、非常用持ち出し袋に入れておくといいかと思います。


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 エスビットのタブレット。

 このタブレットを使うと何か化学物質で出来たヤニのようなタールのようなものが盛大にこびりつきます。異臭がするほどこびりつきます。

 すぐドロドロになるので、エスビットのタブレットは使いたくありません。自作のアルコールストーブか……。

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 このまえいろんなクッカーで1合飯を炊いて食べ比べしてみましたが、だいたいこれを使いました。

 エスビットのタブレット燃料は非常用につかって、アルストを使ったり、固形燃料を使うのが一般的です。

 最近は偽物も多く出回っています。Esbit ロゴのない丸坊主なものが多いです。

 ただ使うだけなら偽物でもまったく問題ありません。
 でもここはホンモノに拘ります。

 なぜか?

 なぜならタブレット燃料が付いてない、ポケットストーブだけが300円ぐらいで売られているのです。それぐらいホンモノ買ってやれよと、私はそう思います。

 エスビットはドイツのブランドでして、メイドイン・ジャーマニーです。

 ドイツの化学は世界一ぃぃぃぃ!!と叫んだとか、叫ばなかったとか……。


 まず、民生品を。

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 手持ちのエスビットです。
 10年ぐらい使ってますが壊れそうにありません。

 壊れないので壊してみました。

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 囲むタイプの風防をつけると酸欠になるんですよねえ……。
 というわけで、風防つける専用として、底面に風穴を空けました。
 計算ではこれで上昇気流が発生し、火力も上がってストームクッカーのようになるんじゃないかと思うのですが……、その効果の方はまたやってみてのお楽しみです。


 では、エスビット ポケットストーブその2.

 エスビットはドイツ軍の戦闘食(レーション)を温めるのにも使われています。

 それが、

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 7310-120ー121-1689 BUND のエンボス刻印あり。



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 懐かしのw-Germany 製です。
 西ドイツですねえ。

 東ドイツでベルが鳴る~ なんてなったか知ってるかい? とか、
 西ドイツでドラが鳴る~ なんてなったか知ってるかい? とか、

 西ドイツにドラがあったかどうかは別として(笑い)私が小学生の頃、首都を憶えるのに歌を憶えました……。

 このポケットストーブは西ドイツ軍が使ってたものですねえ。

 いーーい感じにヤレてるので、外装のサビを落とすのはやめて、中のタール系のこびりつきのみ落としました。

 ドイツ軍もののエスビットポケットストーブはまずスクラップ状態のものを買ってきてから「オコす」必要があります。再生ですねえ。

 エスビットのコンパクトストーブその3.

 こういうものはアウトドアショップでは手に入りません。
 軍の払い下げを売ってるミリタリーショップに行けば手に入ります。

 アウトドア用品を突き詰めるとけっこう軍モノに行きつきます。
 軍モノがカッコいいんですよねえ……。

 だけど軍が捨てるようなものを払い下げているので、むちゃくちゃ汚いものだったりします。特に私の求めている古いものだと、その程度は計り知れないほど低いです。

 ゴミ捨て場を探したらこれと似たものがいっぱい落ちてそうですが、

 これもちゃんとしたエスビット ポケットストーブであります。


 なのでオコします。

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 だいたいこんな感じです。軍の支給品なので汚れようが何しようがエスビットのタブレットを使いまくるんでしょうね。こんなカチコチになります。
 もうパーツクリーナー程度じゃびくともしません。
 完全に固形になっていて彫刻刀で削るのが丁度いいぐらいの硬さです。

 慣れてないと4時間かけても落とせませんが、溶剤(泡タイプのキャブクリーナー)を使うと落とすのが楽になります。他にいいのがあったら教えて欲しいですねえ;;

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 キャブクリーナーの泡をかけて15分ほど放置するといい感じです。
 パーツクリーナーで洗浄しながらワイヤーブラシや頑固なコゲ付き用のタワシを使って、それでもダメなときはもう心を鬼にしてヤスリ掛けもします。

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 現れました。旧字体エスビットです。

 パテント表示もありますがドイツ語読めません、すみません。


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 こちら、旧字体のエスビットです。東西分割する前かなあ? そんなに古いものじゃないと思ってましたが、この字体ロゴは結構古いものだと聞いています。

 上の現行ロゴのものと同じ番号と、BUND が、Bundeseigentum とフルスペルで表記されています。こういう目に見えるところをコストカットされてしまうと、やっぱコストカットされてないものを求めたくなるというバカ野郎です。

 表面もサビが酷かったので結局、薄サビもぜんぶ落としてしまいました。
 もったいない。またヤレた感じが出るまで何年か戦場(フィールド)に出さねばなりません。

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 あまり古いものは切り違い形状になってなくてゴトクとして機能性がイマイチなので私はこの形のものを好んで使います。コレクションを楽しむならもっと美品を、フィールドで使い倒すなら、私のようにタールまみれになった鉄くずをオコして使うと愛着も沸いてきます。

 エスビット、いかがでしたでしょうか。

 こんなポケットストーブにもなかなか歴史があります。

 高価なものは一つもありません。民生品のタブレット付きのものが1380円とか、そんな値段ですし、ミリタリーショップでガラクタボックスに入って売られているであろうドイツ軍ポケットストーブは800円とか、そんな子供のお小遣いレベルのものです。

 そんなのものをオコして使えるようにするだけという、簡単な趣味でございます。

 全国の女子高生アウトドアファンの皆さまにも、ミリタリーショップにも足を運んでみる、そんな理由ができたんじゃないでしょうか。

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