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折り畳み自転車ほしいよう!

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 妹に奪われていた GIANT ESCAPE R3 ES 2007 年モデルを取り戻すのに、長年眠らせていたアルミフレームの折り畳み自転車を修理して渡すことにした。

 今でいうノーブランド。実は私の手持ちの自転車の中ではけっこうな古株でして、たぶん エスケープと同時期に買ったもの。

 アルミフレームで前後サスペンション付き、5段変速でしかも折り畳んで車のトランクにも入れられるし、輪行バッグにいれて電車に乗ることも可能という万能っぷりを狙ったのだけど、まず最初に、リアサスが柔らかくて漕いだ分の力を地面に伝える前にバネが吸収してしまう感強くてものすっごい違和感を感じた。その代わり、街乗りではサスペンションのおかげで俺の尻が無敵状態という強みもある。

 しかもサドルをママチャリ用の、でっかいバネ付きのものに変更してあって、20インチだけどマウンテンバイク系のタイヤを履かせることでちょっとしたオフ道にも対応させてみたんだけど……。

 この自転車、ドン・キホーテで2万円台だったわけです。
 2万円台でアルミの折り畳みで前後サスついてて5段変速なんて、まともな自転車であるはずがないですよね。2年もするとあちこち壊れまくって修理と整備に追われる毎日でした。とにかくブレーキ周りのヘタリが酷い。

 壊れた部品を新しく買うのも癪に障るので、サビちゃんちゃこになった貰い物ドッペルギャンガー号を供物にして、ニコイチ。

 ブレーキレバー、Vブレーキのユニット、折り畳みペダルを廃止しフラットペダルを採用したりしてなんとか形になりました。

 こんな2万円台の、重量14キロ台という重さを誇っていても、出先でチャリ乗れて、普通のママチャリ並みの走行性能と、そこそこの走破性が楽しめるというのは贅沢なわけです。

 主な使い道は、チャリを折りたたんで電車に乗り、大阪市内へ行く。

 難波駅を降りて、そこで自転車に乗る。大阪市内なんてチャリの方が速いです。
 一方通行地獄なんで。

 ちなみに我が家から梅田の駅までちょうど50kmです。
 ロードかクロスにのって往復するとちょうど100kmというところ。
 悪くない距離なので最初から自転車に乗っていくのも手ではありますが、そんながっつり乗らんでも・・・という日は折り畳みがいいです。

 で、ちゃんとした普通の自転車パーツが使えて、アルミで10kg前後という重さで、ひと漕ぎ7mぐらい走る走行性能もってて、折りたたんだ状態でコインロッカー入ってくれたら尚ヨシといったところか。

 となると選択肢はおのずと限られてくるわけで……。

イメージ 1

 ルノー PLATINUM MACH8 重量8.9㎏ 
 shimano ALTUS 9段変速

 どんな走りをするのかイメージできない?

 そんな人にちょっとだけイメージを手伝ってくれる数値があります。
 それがGD値という、まあ簡単に説明すると、自転車のペダル1回転させて、自転車がどんだけ前に進むかというギア比と走行距離の計算です。

 ちなみにこのルノーの折り畳み、
 クランク 52T リア 11T - 32T だから、20インチに32cタイヤと仮定して、ペダル1回転で8.49メートル進むという計算になる。

 これはもしかすると折り畳み自転車にしては優秀な値です。

 エスケープR3だと28cタイヤで9.48m なので、軽さ分を含めて考えると、もしかしてエスケープに匹敵する走りを見せるかもしれない。

 計算してみると、なんとなくイメージできてしまうこの速さ。
 一般的にママチャリと呼ばれる自転車ではこの値が5~6m台ということです。

 だけどこの自転車、大きな欠点があります。

 値段が予算オーバーするのです。(´;ω;`)ウゥゥ

 折り畳み自転車に8万出すならエスケープ買い替えて、エスケープRX2買うわ!って感じですよねー(汗)8.9㎏なんて夢みずに、10㎏台なら手が出るかもしれない。

 予算を3万にするとほとんどダメ、一声あげて予算4万にするとエントリーモデルが買える。さあ、どうしたものか。

 自転車も欲しい欲しいと悩んでいる間が楽しいですねえ。

 もうちょっと楽しみます。



やばい、ちょっと可愛いの見つけてしまった。

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 折り畳み自転車が欲しい。
 先日ブログ記事に載せたルノー プラチナマッハ8 って、実はあんまり取扱店が多くなくて近くの自転車屋さん回ってみたけど実車を見られなかった。

 プラチナマッハ、さすがに73000円(税別)という価格でよくぞ頑張った。
 重量8.9kgは特筆ものの軽さ。それ以外のところがコストカットされまくってて、73000円で買ったあと更に30000円近くのお金をかけて改造したくなってしまうのだけど……。


 だけどあれこれ見ていると、いいものが見えてくるわけで……。

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 ダホン Mu SP9 という、折り畳み自転車という枠から外れたミニベロでございます。折り畳みのくせにケーブルがフレーム内蔵です。だからこの美しいフレームが映えるんですけどね、はい、たぶん誰にも分からないことです。すみません。

 ダホンというと「ホンダ」のパチモンか!と思われてしまうでしょうけど、折り畳み自転車としてはダホン、これがアメリカのけっこう老舗ブランドなわけでして、良いものを作るので日本でも評価は上々といったところ。

 ルノーのプラチナマッハ8がコストカットの名のもとに最低グレードのものが付けられていた変速機まわりのパーツが SHIMANO ALTUS(MTB用コンポの最低グレードっぽい?)です。ああっ、現行の ESCAPE R3 もそういえば ALTUS でした、値段相応でしょうか。

 ダホン Mu sp9 では、ちゃんとしたロードバイク用のそこそこ低いグレード SHIMANO SORA が付いていて、ここがポイントなわけです。

 たとえばサイクリングで100km走るとします。サイクリングじゃなくても、街乗りで1時間ほど走るとします。どれだけ変速するでしょうか?

 私の ESCAPE R3 はさすがに12年前のものなので、前後とも SRAM3.0 です。
 前3枚、後8枚の 24段変速なんですけどね、グリップシフトと呼ばれる、グリップをグィッ!って捻るタイプのシフトです。

 これが渋いんですよ。グイっとひねってからガラガラガタン!と変速完了。
 後ろはまだいいけど、前のディレイラーがよくない。何日もかけて調節したんですが、こんなものか・・・と諦めました。

 そんな折、キャノンデールのロードバイクを買ったわけです。
 これが4年前の話。

 SHIMANO の 105 というコンポがついてて、これ実は、ロード買うなら最低でも105 積んどけって言われる、いわゆる最低ラインなんですが、これがいいわけですよ。

 カチッと決まるんです。変速が。手元のレバー操作するとカタン!と、タイムラグほとんどなく、まるで「打てば響く」を具現化するようなシフトです。
 最低でもこれと言われる105がこんなにもいいのですから、105 よりいいと言われるアルテグラ、デュラエースを試してみたい気持ちになります。

 個人的には105により近いロード用のコンポが付いていれば不満ないだろうなあと。その分高いんですけどね……。

 さあ、何を買うか、何も買わないか……。

 予算オーバーしすぎなんですが。

ダホン Mu SP9

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 これいいなーって思いながらも、予算大幅オーバーだったのですが、けっこうな値引きのある長期在庫品を見つけたので買いました。
 2007 年モデル ESCAPE R3 を 2018年 ESCAPE RX3 の長期在庫モデルに余裕で買い替えられる値段だったので、ちょっとだけ RX3 のほうに惹かれましたが……。

 DAHON Mu SP9です。
イメージ 1

 んー、引き取ってきてすぐの状態なんですけど、サドルの角度とか酷いですねえ。
 ちなみに変速機周りの調整もちょっと酷かった。

 ロードバイクやクロスバイク、まあスポーツバイク買うとき、何を基準にして選ぶかというと、

1:用途
 :ロードがいいか、街乗りメインか、通勤通学メインか?

2:予算
 :おいくら万円?

3:見た目
 :ジャンルと予算を決めたらあとは見た目にこだわる。

 いま我が家でそこそこ走れる自転車は、コンフォートロード1台と、ポンコツクロスのエスケープR3が1台。もしかするとエスケープR3と用途がかぶるかもしれないけれど、また別ジャンルのミニベロです。

 ミニベロというのは小径タイヤを採用した自転車のことで、日本ではだいたいが折りたたみ自転車というジャンルがミニベロに(見た目)が近いですね。

 こういうのって、だいたい自宅から駅までの往復ぐらいしか使えないと思ってらっしゃる方多いと思います。はい、折り畳み自転車と呼ばれるものは、そのような低性能なものが多いのも確かです。

 ですが、ママチャリとクロスバイクがまるで違うものであるように、
 普通の折り畳み自転車と、こいつはまたずいぶんと違います。

 走行性能の件はまた実際に走ってからレビュしていくとして、今回はひとまず重要なポイント、「見た目」と「フィーリング」について。



 まずは、お気に入りポイント。
「フィーリング」について。

 フィーリングというのは感覚と訳せば分かりやすいかもです。
 つまりイラッとすることなく気持ちよく風を切って走れるかと言うこと。

 自転車に乗るときはけっこう疎かにする方いらっしゃるのですが、シフトが妖刀の切れ味の如くスパスパと気持ちよく決まってくれたら、走っていて気持ちがいいのです。シフトの調整、たったそれだけのことです。

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 ダホン Mu(ミュー) SP9は ロードバイク用のコンポーネンツ SORA (9速)を採用しています。ダホンのフォールディングバイクの中でもけっこう走るほうの性能を上げているモデルで、実はシフターもディレイラー、ギアだけじゃなく目立たないチェーンまでも SORA を採用しているそうです。

 私はこれ、量販店で買いました。でも正直、1台目は数万円高くてもスポーツバイク専門店で買った方がいいと思います。なにせディレイラー調整やサドル角度調整すら満足にできてない状態で手渡しとなるのです。上の写真のサドルの角度を見てもらえれば分かると思いますが、お客様に納車する整備をしてこの程度です。

 今回のこれはフォールディングタイプのミニベロだったおかげで調整箇所はロードバイクと比べてずいぶん少なくて済みます。ポジション出しは何日もかけて微調整を繰り返して自分でやらなければなりません。

 新車からしばらくはワイヤーの伸びなどが原因でシフトが渋くなりやすいのでしょっちゅう微調整しなくては、カチッ、カチッと気持ちよく決まるシフトフィールを維持できません。

 SORA いいですよ。
 乗ってる感じでは GIANT ESCAPE  R3 よりナンボもいい感じです。

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 だいたいこの手の自転車はVブレーキを採用しているのですが、これはロードバイクに多く採用されているキャリパーブレーキでして、実はブレーキ、ブレーキレバーまで SORA です。

 だいたいこんなパーツこそノーブランドの中国製を使ってコストカットするのに、手に触れる部分にコストをかけてもらえるのは嬉しいです。

 SORA のブレーキレバーって、もしかするとVブレーキを引くだけの引きシロを確
保できないのかな? と思ってしまうほど SORA を採用しています。
 どうせならクランクも SORA 使ってくれたらよかったのに。


 フレームの処理。

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 変なオッサンが写り込んでいるのは見なかったことにしてください。

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 ますます変なオッサンが写り込んでいますがこれは模様だと思ってください。
 この弓なりに湾曲したフレームなんですが、とても手間がかかっているそうです。

 溶接の痕が醜く残らないスムースウェルディング加工が施されているのと、あと、折り畳み自転車のくせにワイヤー類はフレーム内に通す内装式で、折り畳むときにワイヤー類が邪魔になりません。

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 ちょう簡単に折りたためて、ちっさくなります。
 折り畳み時のギミックも工夫されていて好感度アップ。
 (これはまたそのうちにでも)
 輪行バッグに入れたら電車に持ち込めますし、あの狭いスマート(450系)のトランクにも入ります。

 続きます。


ダホン Mu SP9 インプレ、15㎞ ぐらいのゆるポタ

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 ポジションいじくりながら15㎞ぐらい、郊外をゆるーくポタリングしました。
 国道、バイパス、海岸線など、近場をグルグルです。

 ダホン Mu SP9 の数値的なスペック

 クランク 不明(鍛造)175㎜ 53T
 後ろギア SHIMANO SORA 11-32T
 質量   11.1 Kg

 28-451 タイヤなので直径 508㎜と仮定すると、クランク53T アウターギア11Tでのペダルひと漕ぎ7.69mとなる。

 ちなみに エスケープR3 2007 では、タイヤ外径678㎜、クランク48T  アウターギア11T で、ペダルひと漕ぎ9.29mとなる。これもあくまで計算であり、タイヤの太さ分=高さ分として外径を算出していて、

 エスケープの後ろギア13T で回すと、だいたいダホンMu SP9と同等になります。
 つまり、エスケープがアウターxアウターという激重ギアを選択してモリモリ漕がないと差は出ないということです。

 能書きは置いといて、ひとまず乗ってみます。


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 軽い。

 えらく軽いので驚いたほど。
 重量は11.1㎏ なので、軽い部類じゃなく、むしろごく普通のフォールディングバイクなんですが、何が軽いかというと・・・。

 漕ぎ出しがえらく軽い。
 小径ホイールを回すための初期動作が軽いということ。
 信号待ち【ストップ】→【発進】→一時停止【ストップ】→【発進】を繰り返す街乗りバイクとしてはものすっごくいいです。

 漕ぎ出しが軽いということは、加速もいい。小径ホイールの特徴ですね。

 しかも小回りがきく。

 本当に小回りがよくきく。

 取り回しがラクチン。信号待ちなどで停車したとして、手で持ち上げて方向を変えたりするのがとても軽いです。街乗りや通勤、通学するならその辺のクロスバイクよりもこっちの方が向いてます。

 サイクルコンピュータ付けました。
 エスケープR3で軽くポタリングしてるときと同等の運動強度というのは、私の身体で覚えている「感覚」でしか分かりませんが、ずいぶん楽に思います。

 Mu SP9 を買ったとき、お店の店員さんの話では、半径5㎞ぐらいの移動なら問題ありませんけど、それ以上ならクロスバイクをお勧めしますとの話でした。
 折り畳み自転車の常識ですね、でも Mu SP9 は常識を凌駕します。

 平坦な道はあまりないのですが、およそ平坦地として快適な巡航速度は、20㎞/h ぐらいでした。エスケープR3の快適巡航速度と大差ありません。
 この時点で『折り畳み自転車はいくら漕いでも前に進まない、遅い乗り物』という常識から外れます。

 ちょっとモリモリ漕いで30㎞/h といったところ。
 だだし30キロも出すと直進安定性に不安が出てきます。小回りが利くのとトレードオフの関係になりますね。

 ダホン Mu SP9 というと、SHIMANO 105 に換装し、前2枚、後10枚にするのが定番の改造らしいのだけど、前2枚いるか? というのが正直なところです。
 これだけの小径ホイールに32T のインナーギア使うと、相当な登り坂いけます。ただ少しも前に進まないのが非常に疲れるほどのローギヤードとなります。
 10速化しても、隣のギア1T違いとかで組むとギアチェンジが煩雑になり面倒なだけと感じます。もしかするとこれはこれ、ノーマルで乗るのがバランスいいのかもしれません。

 とりあえず、ダラダラとゆったりした登り坂をのぼって泉南インター方面へ向かいます。車道を一生懸命漕いで友達の店に寄ったりしながら、郊外を行きます。

 小径タイヤの弱点として、荒れた路面では乗り心地が悪いということがあります。

 確かに、振動が手のひらに伝わります。
 だけど酷いと言うほどの事はありません。歩道の段差を乗り越える際もガツンと突き上げるような衝撃ありますが、フォークの材質がアルミなので想定内でした。
 もっとひどい振動に悩まされるかと思ってたんですが。

 ちなみにキャノンデールのシナプスはカーボンフォークで、
 エスケープR3は、クロモリです。
 どちらも振動や衝撃の吸収に優れた素材なんですが、アルミのフォークはその点で劣ります。覚悟していたせいか、思っていたよりも衝撃が小さかったのは嬉しい誤算ですね。思っていたよりも乗り心地も悪くありません。

 その証拠に15㎞ぐらい乗っただけだと、尻は少しも痛くないです。
 むしろ前輪が拾った衝撃が直撃する手のひらの方が痛いかと。

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 逢魔が時の海岸です。
 対岸にあるのは関空ですね。

 まだ今日は15㎞ぐらいしか走ってませんが、ずいぶんと快適な乗り物でした。
 量販店では売る側のショップスタッフですらミニベロに対する理解度が足りず、街乗り専用で目的地まで 5キロ 超えるならクロスのほうがいいと客に説明していることが多いようです。現に私もそう言われました。

 確かに20インチの折り畳み自転車は自宅から駅の往復用にしか使えないようなものが数多く存在しますが、走りなんて要はクランクギアの丁数と後ろギアの丁数の兼ね合いです。ひと漕ぎでどれだけ前に進むのか計算すれば巡航速度が割り出せます。
 ネットには数値を入力するだけで計算してくれる自転車計算機なるものが存在するので試してみるといいかもです。


 自転車の重さ自体は折り畳み機構があるせいで700cタイヤを装着したクロスバイクよりも重い傾向がありますが、それでも11キロ台以下を狙ってみると持ち上げるのもそれほど苦になりません(2Lのペットボトルが6本入った箱が12キロだと考えてみてください)ただし、11キロもあると、常に携行するのはイヤですが。

 漕ぎ出しが軽いと書きました。小径タイヤと、アルミホイールのおかげで、車で言うところの「バネ下重量」が軽いのだと思います。結果、ペダルひとふみでスッと出て、目的の速度までストレスなく加速するのに秀でているので、これまた街乗りに向いています。私のような貧脚であればあるほど、漕ぎ出しは軽い方がいいです。

 クロスバイクを検討してる方には他社製でもいろいろラインナップとして取り揃えられているミニベロというもの、もしかすると選択肢に入れても問題ないんじゃないか? ってレベルの仕上がりでした。

 けっして速くありませんが、遅くもないです。
 漕ぎ出しから目的速度に達するまでがとても軽くて、そして速いです。
 小径車だから加速も申し分ありません。

 15㎞乗ったぐらいじゃ乗り心地の悪さも気になりませんでした。この件は50㎞以上走ったときにでもまたインプレします。尻も痛くならなかったので、これじゃあ弱点を洗い出せません。 

 でも、フレームのトップチューブが低く、乗るときも別に足をハイキックのように跳ね上げなくてもいいのはいいですねえ。ママチャリと同様に乗れますし信号待ちなどでバイクを降りたときにも自由度が高いです。

 クロスバイクに乗るときって、トップチューブ邪魔じゃないですか?

 えーっと、トップチューブというのは、、、、

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 この部分なんですが、これがあるがために、まず女性から敬遠されます。
 トップチューブが低くて足を前から乗れるというのは女性に優しいと思います。

 私の希望を言わせてもらうとですね、ミニベロは女性に乗ってほしい
 おっさんはオシャレなミニベロ乗ってもまるで絵にならないですから。



軽く走ってきました。

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 ダホン Mu SP9ちゃんの問題点洗い出しと、まる3年寝込んでた私のパワーがどれだけ衰退したかを確かめるため、軽い気持ちで出かけました。

 とはいえ、グーグル地図で検索すると片道最短距離でも25kmという場所に用事があっていくので、最低でも50キロは走る計算です。
 ロードでいくなら軽い距離ですが、ミニベロではどうでしょうか。走ってみないと分かりません。

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 走ってみないと分からないと言った手前、いきなりですが、25キロ走って帰り道、橋の頂上でぶっ倒れています。
 ここが45km地点(夕方)です。もう少しなのでまずは家に帰ります。

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 帰宅しました。本日の走行距離は52キロ+です。
 ウルトラ疲れました……。

 インプレします、はい。

「しんどいですwwwwwww」

 自分の体力が減退したのが半分と、あとやっぱり20インチの弱点が出ました。
 20インチの弱点というのは、振動というか、フロントタイヤに掛かる衝撃がぜんぶ両手にかかってきます。歩道への上り下りする10㎜~15㎜程度の段差ですらフロントアップして超えたくなります。勢いに任せてガチョン! なんてこともってのほかですね。とにかく段差は大敵だということはよくわかりました。

 だいたい20キロも走ると手が痛くなってきて、40キロにもなるともう段差を避けて国道の車道ばかりを走るようになります。

 まさか脚部よりも先に腕のほうが音を上げるなんて考えてもみませんでした。
 ↑↑↑ この一行にミニベロの弱点が集約されているのではないかと思います。

 ただし足の疲労がたまって力が入らなくなっても漕ぎ出しが軽いので、ストップアンドゴーはあまり苦になりません。疲れが溜まってしまって信号待ちなどで停止したとき、重めのギアのまま止まってしまうことがあります。エスケープだったらいったん降りてギア変速する分だけリア持ち上げて空転させてやるのですが、ミニベロの場合ですと、疲れててもそんなことあまり気にすることなく踏めば出ます。

 走り出した後からまた2段ほど軽いギアに上げると、そこからスルスル加速します。これはエスケープにもできないユルさですね。この発進加速性能というのはミニベロ最大の利点のひとつですね、疲れれば疲れるほどに有難味がよくわかります。

 もしかするとハンドルバーとフォークブレード、シートポストの3点を衝撃吸収性能に優れたカーボンに変更すればずいぶんマシになるのかな? と思ってるんですが……。手袋で軽減できそうな気もしますね。この点については明らかにしんどいので改善しなくちゃいけません。

 尻の方はどうかといいますと、30キロぐらいで痛くなってきました。尻が痛いのはきっとノーマルシートの形状がよくないのだと思ったので、アマゾンで1500円ぐらいのコンフォートシートに取り換えてまた試してみます。

 あと、帰りはひたすら向かい風だったのできつかった。
 相変わらず、向かい風は苦手です。大嫌いです。

 手の痛みと疲労さえ軽減されれば100キロぐらい平気だと思うのですけれど。
 またそのうち、もうちょっと長い距離は知ってみようと思います。もちろん私の体力もグダグダになっているので、体力づくりからしなくちゃいけませんが。


 今日は出番ありませんでしたが、ダホンはまだ本気を出していません。

 たとえば、

イメージ 2

 写真下の黒い袋が輪行バッグというものです。


イメージ 3

 ダホンちゃん、キレイに収まってしまいました。ぴったりサイズです。
 ただし、汎用の中国製なので、あちこちチープすぎて壊れるんじゃないかって思っています。この状態にすると電車どころか飛行機にだって積めますからどこへでも行けます。しかもお手軽に・・・です。

 今日の場合ですと、無理に50キロ走るでなく、30キロ走って帰るときは南海電車にのって帰ってくればよかった。絶対その方が楽なんだし。
 そして最寄りの駅についたらまた組み立てて家まで1キロですし。

 問題は、ダホン折り畳むの40秒で完了するけど、この袋を折り畳んで携行袋に入れるのに10分かかるということです。ふざけんなと・・・。
 練習して慣れて5分で移動開始できるようになりたいですねえ。

 どこに行っても駐車料金で激しくぼったくられる京都あたり、ぷらっと遊びに行ってみたいですねえ。

 もうひとつ。

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 スマートカブリオのトランクルームは入り口からずいぶん狭いです。
 トランクのスペーサーは取り外してしまいました。じゃないと積めないので。



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 カブリオレの幌の後端を持ち上げることでやっと積み込むことができました。




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 閉じるとこんな感じです。
 スマートクーペでも輪行できますね!

 自転車をマイカーに積んで輪行すると、まるで空母のような運用法ができます。
 ダホン Mu SP9 の航続距離の短さをカバーするには十分すぎる性能なんじゃないかと思えるわけです。

 残念ですがS2000のトランクには入りません。
 いいえ、トランク開けっ放しで、羽根の角度えらいことになりつつ走るのならエスに積めないことはないですが、スマートで限界なんじゃないかと思っています。

やる気を出すと身体を壊す

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 まる3年ねこんで、ゴロゴロしてたら体力が老人並みにまで落ち込み、自転車なんかで自分の街から出る坂を登れなくて、えらく意気消沈しておりましたが……。

 去年の暮れぐらいから1日3000歩、5000歩、10000歩と、散歩の距離を伸ばしつつグダグダに衰えてしまった脚力を戻すため頑張っているところです。

 最近は自転車のりまくってますねえ。
 ダホン Mu SP9 買って ゆるポタ 6時間 50㎞・・・

 実はこの日から異変が・・・。


 先生、こ・・・腰が痛いです!

 若い頃なら必ず誰か一人は「やりすぎ!」と言ってくれたものですが、最近はそう言って茶化してくれる人も居なくなって久しいです。

 ダホンちゃんのサドルを変えてみて、尻の痛みを軽減する方向でカスタムしましたが、次の日は本命のロードに乗り換えて軽く40㎞ぐらい走りました。

 ダホン Mu SP9 のタイヤチューブ(予備)を2本ほど持っておきたいということで、タイヤチューブを求めて流浪の旅に出ていたのです。
 あと、ロードのポジションを更にツメるため、ハンドルのステムの2㎝短いものを求めたかったのと、あと腰痛になってしまったので、カーボンシートポストでいいのがないかな? と思って。

 個人経営店は知らないので量販店かロードバイク専門店を回ってみました。

 はい、ステムもカーボンシートポストも、タイヤチューブですら在庫してる店はありませんでした。

 タイヤチューブの規格は、28ⅹ451 というものでして、通常の20インチホイールよりも明らかに大きなサイズの20インチを採用しています。
 しかもちょっとだけディープリム。更には仏式で、かつバルブの高さが48㎜ ~60㎜ 必要なんです。そんな20インチの、しかもタイヤチューブなんてどこにも売ってませんでした。ありそうでなかったのです。

 自転車を買った店にすら無かったのは大きな誤算でした。


 アマゾン 2本セット1780円(ポチッ)


 ロードに使うハンドルのステムは、いまついてるのが100㎜ で、20㎜ほど手前にハンドルを引き寄せたいという欲求から 80㎜ を探してました。
 岸和田のベイサイドモールにあるロードバイク専門店で話を聞いてみたところ、80㎜の在庫なし。あったとしても4200円(税別)か、10000円以上する高級品のみ。てか4200円のほうもガラスケースに入れて売られてた。宝石みたいな扱いだ。

 アマゾン 1560円(ポチッ)


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 さすが1560円、見ただけで精度がグダグダです。
 鍛造って書いてあったけどサンダーで削った痕とか生々しいし、どこかのメーカーものを鋳型にしてコピーした鋳造だろうね。

 ステムでハンドルを2㎝分だけ手前に引いて、リング1枚分(5~6ミリ?)上に上げたハンドル。

 ・・・ハンドルが低いと腰痛がひどくなるのです。



 ところで私は決してアマゾンを推奨するわけではありません。自転車パーツとかアマゾンだと激安なんですが、けっこうな確率でゴミが送り付けられてくるのが玉に瑕です。
 まずショップで手に取ってみて納得の上で購入しますけれど、近所の店がぜんぶ取り扱いナシというなら致し方なしです。

 ではカーボンシートポストはと言うと、キャノンデール純正のものは18000円(税別)という思いっきり強気な価格でした。

 シートポストですよ? シートを支えて高さを変えるアレです。
 しかもカーボンであるということは、いつものようにバカみたいに調子に乗ってギリギリと固定ネジを締めると『ぱきっ……』という断末魔の音と共に、いっぱつでお亡くなりになってしまいます。こんなものに18000円も出せるかあ。
 しかも太さが 25.4㎜ というあまり見ないサイズなので選り取りみどりという訳にもいきません。

 アマゾン 3780円 (ポチッ)

 カーボンパーツの滑り止め剤を忘れるところでした。
 アマゾン 950円 (ポチッ)


イメージ 2

 収まりがいいので気付かないでしょうけど・・・
 シートポストをアルミからカーボンに変更しています。

 分かりやすいようフラッシュの灯りで写真を撮ったものです。

イメージ 3

 カーボンシートポスト、噂では本当にいい話しか聞かないんです。
 軽量化にもなるんですが、それ以上に乗り心地が良くなると言うのです。

 半信半疑なんですが・・・。

 シートポストをカーボンに変えて、ほんの20キロほど走ってみた一次インプレですが……。

 はい、激変しました。
 舗装の荒れた、古い路面などで覿面の効果がでます。
 このまま腰痛がよくなってくれたらいいのですが・・・甘いですねえ。

 どう激変したかと言うと、いやーな痺れるような振動が尻に伝わってこないのです。
 これはいいものでした。ダホンちゃんのアルミシートポストもカーボンに交換してやりたい気持ちになりますねえ。

 ただ、カーボンパーツは神経質なので好きではありません。
 締め付けトルクに気を付けて、シートの高さを変える度にトルクレンチを引っ張り出す必要があるのですが、私が持ってるトルクレンチは車のホイールナットを締めたりするのに使えるサイズなので自転車のカーボン締め付けトルク計測には使えません。ここはむちゃくちゃ気を付けながら、パキッと鳴らさないようそーっと締めます。これこそ私の真骨頂である『目分量』なんですが、うまくいきました。

 ちょっとサイクリングに出るとシート調整どんだけやるんだよ! ってほどシート調整しまくる私には向いてない緊張感です。


輪行(電車)

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 自転車を折りたたんでバッグに詰め、電車に乗って和歌山のサイクリングロード走ってきました。基本的に紀ノ川の河川敷を、和歌山市(和歌山港付近)から、橋本市(奈良県との県境)までの約60km繋がっています。
 計画では熊野古道一周できる?とか聞いたことがあるのですが、私のような貧脚野郎に山岳地帯は無理なのでひたすらに気持ちのいい紀ノ川河川敷を目的地にします。

 まず自宅から最寄り駅までの約1kmを自転車漕いで向かいます。
 最近の駅はエレベーター完備なので嬉しいです。自転車を担ぐことなく改札前まで行けて、そこで折りたたみ作業すればいいのです。

 折りたたんで輪行バッグに入れるのに3分程度で準備できるようになりました。

 駅から電車に乗って和歌山方面に向かいます。
 各駅停車が望ましい。なぜなら終点和歌山市まで行ってしまうと、行き過ぎるからです。本来なら「紀ノ川」駅で降りればいいのですが、私は「和歌山大学前」駅で降りました。

イメージ 1

 駅を降りました。バスターミナル?
 ここで荷物をほどきます。

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 何の工夫もなく、ただ袋に入れただけという形で収まっています。
 なので引っ張り出すのも簡単です。

 あ、サドル替えました。ケツに優しい穴あきサドルです。これだとずいぶん楽になると思ったので。

 ちなみに輪行バッグを入れるためのバッグは邪魔だし入れるのに時間がかかるので使わないことにしました。折りたたんでクルクル丸めてベルトで縛るだけ。
 リュックにポイッと放り込むだけという簡単収納です。輪行バッグは約900gもあって自転車の軽量化を無にしますが、これがないと電車やバスに乗せてもらえないので致し方ないです。軽い輪行バッグはすぐ破れますし。

 そう言えば10年以上たちますか、走らない折り畳み自転車(妹に奪われた方)を輪行して難波に何度か行ったのですが、その時はキャンプ用品を入れるための巨大トートバッグのようなものに入れていきました。ただしトートバッグ自体を折りたためなくて難儀したなと……。結局、コインロッカーを使わなきゃいけなくて、難波駅まで戻らなきゃいけなくて不自由した思い出があります。

 リュックに入れることができるだけでずいぶんと行動範囲が広がります。

 さて、紀ノ川の河川敷に行くなら普通、紀ノ川駅で降りるべきなのでしょうけど、なぜこんな辺鄙な、峠の中腹辺りにある山の駅で降りたかと言うと・・・。

 ここから下りだからです。

 下りでモリモリ漕いで、どれだけスピードが出るか試してみたかったというのがあるのですが、それ以前に小径タイヤでは安定性がなくて、時速42キロぐらい。
 それ以上出すのは怖くてためらいました。恐怖感がなければ50キロ以上は行けるはずです。はい。

 河川敷まではすぐです。
 だけど、河川敷に出たと思ったら急な雨が……ひどく降り始めました。

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 ガード下で雨宿りです。
 遠くの山がハッキリ見えるし、空も曇っちゃいるけど暗くはない。
 すぐに止むと踏んで雨宿りでその場をしのぎます……。

 っと、15分ほどで小雨になったのを見計らって飛び出すと、1キロぐらいで路面が濡れてないという・・・。

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 この青と白のライン上が好きです。ラインの上は転がり抵抗が低く、自転車が軽く進むので、疲れたら無意識のうちにライン上を走ってるぐらいライン好きです。

 ちなみにこの青のラインは大阪でも和歌山でも、自転車レーンを示す道路標示に使われています。表示方法は自治体によって違うので全国的にどうか?ということは知りませんが、最近は特に青のラインをよく見ます。おかげで自転車乗りやすくなりました。

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 ゆるポタ名物の「消費カロリー以上に食べる」を実行します。
 まずはハンバーグです。

 私が肉を食って筋肉をつけようってときは、だいたいが減量の前段階です。
 まずは落ち切ってしまった筋肉を戻さないと、いくら運動してもカロリーを消費しないのです。

 はい、免罪符を得ました。


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 フライドチキンです。
 帰宅してから体重が増えているなんてことはザラにありますから気にしません。

 紀ノ川の河川敷など見晴らしのいい道を走っていると、先で雨が降っていることがよくわかります。避けることも可能ですね……。

 この日は30キロ走って奥様の会社に突撃。
 帰りは車に乗せてもらって帰宅しました。尻の痛みはまったくなし。
 また、サイクリングロードを走ったおかげか、手に来る振動もなかったので、手の痛みもありませんでいた。サイクリングロードを走行するなら折り畳みでも100km走れるという手ごたえを感じました。

 気になったことがひとつ。
 サイクルコンピュータの距離計と実際のサイクリングロードの距離表示には、およそ10%もの差があり、1kmを900mしか走ってないと表示されます。

 帰宅してタイヤの外周を実測してみると、160cmでした。
 サイクルコンピュータの設定は451タイヤなので、外周155cmなのですが、ここを160cmに設定しなおしました。3~4%ぐらいの改善かな?

 折り畳み自転車のほうも満足に乗れるよう、少しずつ改善してゆくつもりです。

紀の川サイクリングロード 2019 初夏

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 和歌山(紀北)に住んでいる人は幸せです。
 なぜなら紀の川サイクリングロードがあるから。
 体力的にキツい峠を越える必要もなく和歌山港から橋本市までの60キロをいつでも走ることができます。

 最初は紀ノ川の河川敷内。堤防の上を走ったりしながら、40キロも上流まで遡行するとアップダウンがあったり市街地を通行したり、ローカル線(電車)と並んで走ったり。なかなか走り甲斐のあるコースです。

 南大阪には私の知る限りではここまで整備された自転車道はありません。
 旧国道26号(府道204号:堺阪南線)は自宅から10キロ離れた泉佐野市から車線の左端が自転車走行レーンに指定されるようになりましたが、和歌山ほど走りやすくはないです。大阪湾に流れ込む河川を渡る橋が大きくて、橋のたびに坂を上ったり下ったりする必要があるし、そもそもからして信号が多すぎます。

 さてと、病気で寝込んで4年目、ロードバイク買ってからも4年目。
 はい、ロードバイク買ったから走りまくろうとしていた矢先に病気で倒れました。
 自宅療養しながら4年目、ずーっと自宅でゴロゴロしていたので買い物に行くのにも息切れするほど身体がなまりまくってました。
 まる3年、ずっと家に引きこもってベッドでゴロゴロしてたらどんなことになるか、想像できない方、いらっしゃるかと思います。そんなあなたに一言で説明しますと「体力が老人レベル」にまで低下するということです。

 まずは歩いて散歩することから始めて半年、パートにも出て体力をつけ始め、ようやく自転車に乗る体力が戻ってきました。

 またしばらくは自転車に乗るネタが増えると思います。
 いえ、もうすでに増えてますよね。はい。

 今日はロードバイクで軽くサイクリングです。
 サイクリングにでかけるならスイーツを食べるという目的でもいいです。
 何しろストイックに何時間もペダルを回し続けるのは疲れますから。食事制限と同時にサイクリングやると筋肉の付きにくいオッサンでもみるみる痩せてゆくのですけれど、まだ身体を甘やかします。

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 軽ーくたべて出発です。いきましょう、ゴー!

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 いきなり出オチですけど、これが今日の走行ルートです。
 地図を見てイメージできる方にしか分からないことだと思いますが、スタート直後にキッツい峠を越えてます。これが超ウルトラ大失敗でした。

 4年前はクロスバイクでも超えてた峠なのでつい……。
 よくよく思い出してみたらクロスバイクでここ上がったときは寒い季節だった。さすがに初夏だとオーバーヒートしそうになりました。もっと早く諦めて歩いた方が身のためです。

 キツい坂は押して歩きます。峠を越え、和歌山県に入ります。紀の川流域とはいえ遡行するにつれて平野部は細くなってゆきます。自宅から14キロも走ると紀の川の河川敷に差し掛かり、さっそくサイクリングコースに入りました。

 どうせ今年でここのブログ終わっちゃうらしいので大きな写真を用意しました。
 なかなか見ごたえのある空でしたねー。

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 雲の表現が素晴らしいですねえ。
 上空ではかなり強風が吹いているのでしょうけど、北風です。私が走ってる方向からすると横風ですね。たまーに背中から吹くので行きは楽でした。

 こんな景色の中を走るのです。気持ちが良くないわけがない。

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 いいところです。ただ惜しむらくは日陰が少ないということでしょうか。
 どこででも休憩できますが、やっぱ日差しは暑いです。

 自転車のエンジンは自分です。基本的に走行風で身体を冷やす「自然空冷」を採用しています。ロードバイクがママチャリと比べて楽にスピードが出せて、そのスピードを維持できる理由の一つに、常時身体を冷やす走行風を受け続けることができるということがあります。休憩すると脚の疲れが癒される代わり、熱が上がります。なので日陰が欲しいところなのです。


 ここは岩出市あたりですが、ここまでくるとすれ違うロードバイクもがくんと数を減らします。やっぱりロードバイクに乗ってプラプラとポタリングするのは和歌山市内が多いようです。

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 サイクリングロードには自販機ひとつすらないのでコースを外れ、最寄りのコンビニに立ち寄りチョコバーで休憩です。自販機がどこにあるのか、コンビニがどこにあるのか、そういったルート情報も頭に入れておくといいです。コンビニがなければ重い水分を大量に背負ってペダルを漕ぐ必要がありますし、せっかくの飲料水もすぐホカホカに温まります。

 なので、途中のコンビニやうまいアイスの食べられる店、そういうのを楽しみにしながら走ります。

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 もちろん食事も楽しみの一つです。ウィダーインゼリーやコンビニ弁当ではちょっと味気ないですね、私の遅い昼食は柿の葉寿司でした。


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 サイクリングロードに隣接する公園のような場所に日陰があります。
 ここで小一時間ほど昼寝してもいいぐらいの気持ちのいいそよ風が吹いてました。
 次回はここで柿の葉寿司を食べられるよう、寿司持参で来ようかと思ったぐらいです。

 かつらぎ町かな? 名手付近です。ここまでくるとサイクリングロードはほぼ貸し切り状態です。誰ともすれ違わないと言う……。


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 紀の川市を過ぎてかつらぎ町に入ると、サイクリングロードは迷走したようなルートを取ります。まるで国道24号線を走ったら死ぬのか? とでも言いたげなほど、国道を走らないルートを設定されていて、国道を避けるために考えられないようなルートを走らされることがあります。そのひとつがここ。西笠田というローカル駅っぽいです。
 ここまで上がってくるのがしんどいので、国道24号線を走ったほうが絶対いいですねえ。

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 九度山町にて。柿ソフト買ってみました。
 商品メニューには干し柿をつるした写真があったので、勇気が必要でしたが食べてみたら普通に美味しいソフトでした。風味は柿というよりもビワに近い気がした。

 ここまでくると今日の目的地、橋本市にはいるのはすぐです。いや、目的地というほどの事はありません。単純にサイクリングロードを橋本方面に向かって走り、あらかじめ決めた時間になると引き返すという、ただそれだけの事です。

 が、橋本市に入ったあたりではサイクリングロードのアップダウンが酷いです。
 和歌山市内ではあんなにも走りやすかったコースが急坂あるわ大型ダンプカーと並走する羽目になるわで、橋本市に入る前ぐらいから国道24号を走った方がいいと思いますね。

 のぼって、くだって……。
 最高速が56キロ超えました。ふふふ、下りになるとやる気が出るのです。

 橋本市の土を踏んだだけで引き返します。
 なぜなら嫁との待ち合わせに間に合わせるためです。

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 うちの嫁の職場近くまで自転車で乗り付けて、乗せてもらうことにしました。
 ドロップハンドルのロードバイクはひっくり返した方が安定するので車載は楽です。

 本日の走行距離はGPS計算で70キロ。サイコンでは72kmといったところ。
 GPSは地図とルートからの計算でしょうか。車幅をジグザグに縫うように走っても距離は変わりません。もちろん誤差が少ないのはGPSなんですが、自転車をこいで加速している間は少なくとも直進なんてしてないので、ちょっと損した気分です。

 70kmというと、ロードバイクで走るならばそれほど遠いとは思えない距離ですが、さすがに病み上がりで体力ないのに峠越えを含めてとなると、足腰がへたれます。いまも全身が筋肉痛でC3-PO のような動きです。

 足だけじゃなく、腕も途中からパンパン。
 夏だと言うのに日焼け対策で長そで着てる私でも、さすがに膝丈の半ズボンです。
 半ズボンから出ていた膝から下、とくにふくらはぎが日焼けでヒリヒリしますね。
 ピチピチタイツの導入を検討しているところです。アー恥ずかしい。

 カーボンシートポストの振動吸収性能は合格点です。
 70キロ乗って走っても尻が痛くならなかった。まさかこんなにいいものだとは思わなかったので、カーボンハンドルを検討しているところです。


 紀の川サイクリングロード、近くの方はぜひ。
 自転車を車に積んで持ってくるのも悪くないと思います。


ロードバイクを街乗り仕様に(3)

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 今回は「乗り心地」← を向上させます。
 街乗り仕様にするのが目的です。今回は乗り心地をママチャリに近づけていきたいと思います。

 まず、ママチャリのサドルには、でっかいバネが装備されていてサスペンション効果が素晴らしいです。もちろんロードバイクにママチャリのサドルを付けられないこともないのですが、やっぱり見た目を重視しまして、つい先日、カーボンシートポストを導入したところです。

 これで乗り心地が激変しました。
 ものすっごくイイのですよこれが。

 つい先日、70kmのサイクリングに出まして、半日ぐらいサドルに座りっぱなしだったのですが、尻の痛みはありませんでした。いまは全身の筋肉痛に苦しんでおるところです。

 むしろ手が痛い。正確には手のひらが痛いです。
 ダホン Mu SP9 でも同じ悩みがあるのですが、この原因は「上半身の体重をハンドルにかけている」せいです。

 オートバイでSSタイプのセパハンのバイクに乗ると同じ症状が出るひとがいます。ニーグリップで下半身を固定し、背筋で上半身を支え、手に体重をかけず、ハンドルにそっと添えるだけ← この基本中の基本ができてさえいれば手のひらが痛くなるなんてことはあり得ません。何が悪いのかと言うと、きっと上半身を支える背筋の筋力が足りない、もしくは体重が重すぎる←、上半身を体幹で支える意識をしていない← など、その全てが当てはまる私の手が痛いのはどうしようもなく当然の事なのです。

 でも太ってしまったからには痩せるため運動しなくちゃいけないし、筋力が足りないなら、筋肉さんに戻って来てもらうためにも、自転車に乗るのが一番手っ取り早いわけです。はい。

 なので、手が触れる部分もカーボンに甘えようと思います。
 そして自転車で使えてサイクリングに携行できるサイズの小さくて軽いトルクレンチももってないと困るという理由で買っておきました。

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 自転車のカーボンパーツなんてだいたい規定トルクが3~6Nmなので車のホイールナット締めるようなものはまったく使えません。私はこれを使うことにしました。
 とはいえ、カーボンパーツの滑り止め剤を塗っておけばだいたいが3Nmで十分なのです。

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 もともとついてたアルミのハンドルです。
 バーテープはまだ使える? ので再利用するつもりで綺麗にはがしてゆきます。
 もともとワイヤー類を束ねていたセロテープが硬化してはがれなくて汚くなっていましたが、気にしません。

 途中の写真などは省きますが、

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 ハンドルのサイズは変わらず42cmなんですが、実際に合わせてみると1cmほどこちらのハンドルの方が広かった。カーボンらしいのですが、私には普通にFRPにしか見えないのだけど・・・。カーボン繊維の織目が見えた方が美しくはあるのですが、数年で真っ黄色に日焼けするのもイヤですし……。

 これで一応、ハンドル交換完了です。


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 カーボンエアロハンドルと言えば、だいたいがケーブル内装型といって、いったんケーブルを外して、ハンドルの中を通したりするので長さも変わっちゃうし、結局ケーブルまで新しいの引き直したりしなくちゃいけないことになるので「メンドクサ」事案なんですが、これハンドルの裏側にケーブルを添わせる溝が掘ってあるので、ケーブルはそこを通せばいいのです。変則レバー兼ブレーキであるSTIレバーも、外して、また付けるだけという気軽さ。握ったときの感触もワイヤーのボッコリに触れなくて済むのが満足感を誘います。これは良いものです。

 バーテープも元から付いてたものを巻きなおして使用し、黒のテープがなかったので黄色のテープで暫定的に仮留め。黄色のテープがまっすぐ貼れてないのも愛嬌。まあ近いうちにまたテープ買って巻きなおします。

 これも市街地の古い舗装や歩道上がるときの1センチ程度の段差で威力を発揮する衝撃吸収機能つきのハンドルです。軽く試走した限りでは振動の伝わり方にやんわりとした丸みが感じられました。やはりアルミは痛く、カーボンの方が優しい。

 そしてもうひとつ思わぬ効果が。
 変速のシフトが軽くなったのです。別に整備したわけじゃありませんし、ワイヤー部分に注油したわけでもありません。以前のアルミハンドルに強引に添わせていたワイヤーが少々無理していたのでしょうか? いまはそんなに強引な曲げはないので、レバーが軽く操作できます。これは考えていなかったことなので嬉しいです。


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 ロードバイクを街乗り仕様(快適仕様)にした結果です。
 これだけでずいぶん快適になり、更にロングライド向きになりました。

 サイドスタンドをつけてないのは、単純にこのキャノンデール シナプスというバイクは、チェーンステーの形状が特殊であるし、しかも前後ディスクブレーキということで、なかなかサイドスタンド(キックスタンド)を取り付けるのが難しい。
 つくかな? と思って買ったものはありますが、結局つきませんでした(涙)。
 今のところ特に困ってないのでこのまま行こうと思います。

 現状では満足度が高く、たったこれだけのことで合格点をあげたいです。
 もともとがコンフォート系ロードバイクのシナプスだからでしょうか、現状では街乗りに使っていた GIANT ESCAPE R3 よりも街乗りで快適です。

 街乗り快適性能を目指すなら、次はタイヤを 25c→28cに変更するぐらいでしょうか。シナプスは28cいけそうです、クリアランス十分でした。


GIANT ESCAPE R3 にロードホイール

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 タイトルの通りです。
 GIANT ESCAPE R3 ES は2007年モデルです。ことしで12年目、前後の変速ワイヤーのアウターチューブが劣化して割れて、裂けたりしたのでワイヤー交換した程度で、タイヤは1回交換していますが、消耗品を交換した程度でこれからも現役バリバリで走ってくれるはずです。

 が、

 ダホンの Mu SP9 などという街乗り専用ミニベロを増車してしまったせいで、エスケープの出番がなくなってしまいました。

 そういえばタイヤも5年以上交換してないし、、よく見たら細かいヒビが。

 タイヤ交換のついでにハブベアリングをグリスアップしてやろうか。
 と、タイヤを外して、チューブも外して、ハブをバラしたあとで気が付いた。
 クソ硬い耐熱グリスしかない。

 何気なしに……。

 すぐそこにあったハカリにのせてみた。

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 ……っ!!

 ちょ……、ちょっと待とうか。

 リムテープ込みでも980gなんて悪夢だ……。
 これフロントの軽い方のホイールですからね、念のため。後ろは1200gぐらいあるんじゃないかって勢いです。はい。

 そういえば ESCAPE R3 のホイールって、重量を公表してないらしく、調べても分からなかったんですよね。
 SHIMANO の R501 というロードバイク用ホイールに交換するのが定番らしく、近所を走ってるエスケープR3にもたまに見かけます。

 改造大好き人間の私が ESCAPE を改造しなかった理由は、ハッキリしています。
 不満がなかったからです。そりゃあ今でこそ軽いのを覚えてしまってからは重く感じてますけど、それまでは特に不満もなかった。

 だけど980gというその数字を見た瞬間に不満が爆発しました。

 こりゃイカンです。

 タイヤ交換時にホイールまるごと交換するのはセオリーです。はい。
 SHIMANO R501 は前後セットで1万円ぐらい。

 でも私は3年ぐらい前、タダでもらったロード用ホイールを使います。
 ガレージに飾っておくとカッコいいという理由で、飾ってたやつです。

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 ボントレガー レースライト というホイールで、たぶんこれも10年ぐらい前のものだと思われますが、SHIMANO R501 より軽いのでよしとします。

 だけどそもそもからして18~21cとか細いタイヤ用のホイールだったので、乗り心地を重視する私にとってあまり興味のないホイールでした。・・・が、調べてみるとリムの内側が14mm程度のナローホイールに25cのタイヤを履くと魔法のように乗り心地がよくなるらしい。

 なるほど、それではやってみよう。
 タイヤはロード用だけど、パンクに見舞われたくないので耐パンク性の高いロングライド用のコンフォートタイヤをチョイス。

 伊達や酔狂でカラータイヤなのはご愛敬。

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 ハブのグリスアップなどと言うオーバーホール作業よりも楽しいからこそ、むちゃくちゃ捗ります。ノリノリです。

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 カセットスプロケは ESCAPE からの移植で。貧脚なのでワイドレシオじゃないとすぐにギアが足りなくなる。エアロスポークがかっちょいいけど、あとで難儀することになります。

 タイヤ交換、チューブ交換なんてオートバイと比べたら人間タイヤチェンジャーが腕力のみで交換できますからとても簡単です。タイヤレバーがなければアイスの棒でも、アイスのスプーン(木べら)でも何でもいいです。
 自転車ってお手軽ですよねえ。うんうん。

 チェーン脱落防止のガードを外さなきゃいけないので、リアディレイラーの調整は慎重に・・・。ちょっと時間かかりました。

 リムが細くなった分、ブレーキも手元のアジャストねじでは調整しきれなくて、ワイヤー取り付けネジを緩めて調整しました。

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 ボントレガー レースライト


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 んー。ノーマルより地味。

 ディレイラーを入念にチェック。思いっきりい1速に上げてもチェーン外れないことを確認し、ブレーキもちゃんと効くことも確認。

 かるーく乗ってみたら驚いた。


「うおおおおおおおぉぉぉ!! 軽いいいいいぃぃぃぃぃっっっ!!」

 しかも、ネット情報の通り、乗り心地も向上しています。
 タイヤは25cのコンフォート系です。パンクしづらく、軽くないやつです。
 乗り心地は硬いと思ったんですが、以前の28cよりもむしろこっちのほうが乗り心地がいいです。新品タイヤへのプラシーボかと思いましたが、ちゃんと図解で解説してくれてるホームページがありまして、そこをみたら理由もわかりました。

 クソ暑い中、熱中症になりそうだったけど、汗だくになりながら、大喜びで走り回りましたねえ。

 ロードバイクなみとまでは行きませんが、登り坂は軽減され、平地でも巡航速度は3キロぐらいあがりました。1時間で3キロ差がつくのは大きいです。前の仕様の3キロ遅いエスケープを1時間で3キロメートルもブッちぎるという意味です。

 だけど個人的には坂道が軽いほうが嬉しいですねえ。

 ドレスアップにしかなってない前後のキャリアを外してフェンダーも外そうか。
 前のキャリアは謎の風切り音がするし、フェンダーは振動音がうるさい。

 これまでは街乗り用、買い物用として ESCAPE 使ってましたが、その役目をダホン Mu SP9 に譲ったので、ESCAPE は街乗り+郊外へのサイクリング用にしてしまおうかともくろんでいます。
 

トピーク MTX(キャリアとパニアバッグ)

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 私がGIANT ESCAPE R3 ES を買ったのは2007年です。
 クロスバイクは街乗り用だと説明を受けたのに、スタンドもキャリアもついてない自転車だったので、2008年の3月にはママチャリ化しようと思い、キャリアと専用のパニアバッグを取り付けました。

 11年も前の話です。
 いまでも現役でそのバッグと専用のキャリアが使えてしまうあたり、トピークというメーカーは凄いと思います。ただし耐久性を持たせるためか重量は重めなのでロードバイク向きではないと思います。

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 純正ホイールと純正タイヤ、最初からついてきたプラスチックのペダルが付いてます。でもハンドル回り、GENTOS のライトとミラー、あとブルバーが付いてるということで5年ほど前の写真かと思われます。

 いまはもっともっと型崩れしてまして

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 さすがに11年目ともなると色褪せと型崩れは致し方なし。
 だけどそれでもまだまだ使えます。キャリアとバッグ合わせて1.5kg程度の重量増ですが、その価値はあります。

 買い物もこれひとつでこなせますし。

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 パニアを伸ばしたらこんなにも収納が増えます。夏場のキャンプぐらいならこれ+リュックがあれば事足りるほどです。まあ私はチャリでキャンプなんて行けませんが。

 で、このパニアバッグ、まだまだ使えるのですが、3年ほど前からウレタンが加水分解しはじめまして、、、

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 ファスナーのツマミ? 部分がボロボロと崩れてしまって、摘まんだだけでもっと崩れてしまいます。このバッグには同様のファスナー引手(ジッパープル)が付いているのですが、その全てが同じ症状になりました。材質の対応年数がおよそ8年ということですね、まあトピークは8年も使ったんだから買い換えてくれと言いたいのでしょう。

 だが断る。

 アマゾンの検索「ジッパープル」で検索するとなかなか使いやすそうなのがヒットしますが、またウレタンの引手が付いてて、8年後には崩れるのでしょう。
 さすがに20年使えるかとなると疑問符が出てくるのですが……。

 ジッパープルを自作することにしました。

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 黄色のロープはモンベルで見つけた反射材入りの張り綱です。
 張り綱というのは、テントを張るときペグに引くためのロープの事です。
 パラコードと言う人も居ますが私はただ張り綱と言う古い人間です。

 ボロボロになったジッパープルをニッパーで壊して外し、張り綱を通して、電工ペンチで圧着端子をかしめて取り付け。DIY感出すぎなんですが、これがもともついてたジッパープルよりナンボも引きやすいと言う。

 しかも張り綱には反射材が入ってるので、夜も少しだけ安心度を上げました。

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 まだまだ使えまっせー!

  ヨレヨレになってるけどねえ……。

エアーポンプの話

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 バイク(この場合はオートバイ)の、特にオフロード車に乗っていて、ちょっと林道に入ったり、オフロードを走行する場合、まずしなくてはならないのがタイヤ空気圧の減圧です。

 通常のオフ車ではどれぐらいが適正なのか知りませんが、トライアルタイヤ(ツーリスト)を履いたセローで、F0.7-1.0 R0.5 ぐらいです。
 トラ車ならF0.4 R0.3 ぐらい。ぶよぶよの超低圧です。

 そんな舗装路を走るときはそんな低圧では走れませんので、空気を入れなおします。その時に使うのがエアーポンプです。

 自転車用の小さなもので、リュックにすっぽり入るものがいいのですが、これがもう、夏場の暑いときなどゲロ吐くほど空気が入らないわけです。
 オフ車のってるなら迷うことなくこれ↓ ↓ ↓

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 これ買っとけば間違いなく幸せになれます。はい。リュックに入るぐらいの大きさでありながらブルワーカー運動でゲロ吐きそうになるでなく、普通に空気を入れることができます。

 このエアーポンプ、自転車用です。でもロードバイクに付けるには大きいです。
 大きすぎます。

 ならどうするか。オフロードを走るMTBでは常識だけど、ロードバイクなど舗装路を走る者として、エアーポンプは不要か?

 否です。
 ロード用のタイヤは簡単にパンクします。

 ホイール軽量化のメリットを少しでも生かそうとすると、タイヤを軽量化したいと誰しもが思うはず。だからと言ってチューブラータイヤ(タイヤとチューブが一体化したもの)などはパンクしたらおしまいです。

 私はおっさんですし、ロードレースは観戦のみ、ブルべには興味があるけど、近所でやってないから出る気なし。パンクしてもその場で修理して、また走り出せればそれでいい。軽量のチューブラー用ホイールには興味は尽きませんが、パンクしたときの対処の容易さからクリンチャーから離れられません。

 ホイールの話でもタイヤの話でもありません。

 実は空気入れの話です。エアーポンプに話が戻ります。

 ロードバイク、またはクロスバイクのタイヤは、MAX 180psi  とか、10BAR と書かれていて、まあ、10BAR までしか空気入れちゃダメですよと、そういう意味なんですが、私はだいたい7~8BAR を目安にしています。

 さて問題です。空気圧の単位です。
 慣れない方はきっとどれぐらいか想像もつかないと思います。では、一般的な乗用車ではどれぐらいでしょう?

 約2BAR 前後です。

 一般的なオートバイではどれぐらいでしょう?
 1名乗車時1.6~1.8BAR 、2名乗車時 2BAR 前後といったところです。

 じゃあ自転車(ロードバイクやクロスバイク)では?

 先ほども申し上げた通り、私は7~8BAR 入れてます。
 ロードバイクだと10BAR以上入れることで、転がり抵抗を極限まで少なくするという戦略もチラホラ。パンクリスクとの兼ね合いがけっこうな駆け引きになるそうです。それはそれで楽しそうなんですが。

 ではその7~8BAR 入れなきゃいけないのに、どんな空気入れを使うのか?
 携帯用の小さなものだとポンプゲロを吐く羽目になることはオフ車に乗ってた頃、何度も経験しているはずです。

 現に私、このブログの過去記事に書きましたが、エスケープをパンクさせて、歩道で修理したことがあります。その時は小さな携帯用ポンプでいくらやっても空気が 3BAR までしか入らず、結局汗だくになりながら最寄りの自転車やさんまでいって空気入れを借りました。携帯用の小さなエアポンプはあくまで非常用です。とりあえず3BAR入れば走行可能になるという最低ラインを狙ったものでした。

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 黙ってこれを買えシリーズです。はい。

 このエアーポンプ、微妙に長さが違うし、また微妙に仕様変更されていますが、90%以上の確率で、OEM先が同じメーカーです。どこで作っているのかは知りませんが、ブリジストン、GIANT のほかに、GIYOやTNI といったブランドも採用しているようです。どうせ品質は同じなので安いものを買えばいいと思います。

 ちなみにGIANT は近くのスポーツオーソリティで税込み2700円。
 ブリジストンのほうはアマゾンでも3300円以上という価格差があります。

 なお、重さはどちらも200gぐらい(フレーム取り付けブラケット含む)なんですが、長さには差があります。

 なぜ似たようなものを2本も買ったのかと言うと、片方はロード用、もう片方はクロス用です。いちいち付け外しするのが面倒なもんで……。ついに同じものを買う決心がついたという。それだけなんですが。

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 どちらを買っても似たようなものだと思います。ストロークの差を取るか、それとも収納サイズの小さい方を選ぶか。それとも値段で選ぶか。わたしは値段で選んでもぜんぜん構わないと思います。

 空気を入れてみます。

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 見えるでしょうか……。
 付属のエアーゲージで8BARを指しています。主筒の細さからポンピングの回数はさすがに多いですけど、このクソ暑い中のエアポンプ試験にしては涼しい顔で8BARまで入れることができました。感覚では10BAR入りそうな勢いでしたが……。

 汗だくになって3BARしか入らないエアポンプ買うより、しっかり使えるものを買った方がいいです。はい。

 ではこのエアーゲージ、どれぐらい誤差があるのでしょう。
 誤差についてもちょっと見ることにします。

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 700Kpa ですから単純に7BARと換算します。

 パシュッ! とエアポンプを外した時の抜けと、このエアーゲージを差し込み、動作させるために消費した分を考えると、あまり目くじら立てなくちゃいけないほどの誤差があるとは思えません。まあ、どれが正確なのかは分かりませんが、我が家ではこのアストロさんのエアーゲージを基準にしています。

 エアーポンプについてるゲージも、信用ならないこともなく、普通にアテにしていいぐらいの精度が出ているということと、

 この200gのエアーポンプがあると、パンクしてもその場で修理すれば、自転車屋を探すことなく、その場からサイクリングを再開することができます。

いいのがあるなあ。

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 長崎ちゃんぽんが食べたくてちょっと離れたトコにあるイオンのフードコートいって、チャリコーナーを見てみると、抜けるような青さのフレームが見えた。


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 ジオス・ミストラル。

 何の気なしに足を止めてみるとホイールがシマノのR501。
 アルミフレームにクロモリフォーク。
 シフターもクランクも全部シマノ?
 Vブレーキまでシマノでした。ジャイアントなんてあちこちコストダウンでケチってるのに、値段も重量もエスケープとほぼ同等。

 これいいな……。

 エスケープ壊れたら……いや、壊れないだろうけど、もし壊れたらジオスブルーに手を出してもいいな……。

おっさんだからこそ自転車に乗ろうじゃないか。

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 このブログは当初、アウトドアとオートバイのブログでした。
 体調崩して以来、オートバイに乗れなくなり、セローですら重く、倒してしまったら起こせないほど体力、筋力の低下が顕著となりましたので、失われた筋力を取り戻し、体力作りのため、身体を動かすことを散歩から再開し、今年の春からまた自転車に乗れるぐらいまで戻しました。

 いまは立派な自転車ブログです。

 体重の増加に加えて筋力と体力の低下が半端なく相乗効果を発揮しますね、本気でつらいのですが、それでも自転車に乗ります。

 運動したいのですよー。


 普段オートバイに乗ってらっしゃる方にも、私は自転車をお勧めします。

 カブを整備する知識があれば、自転車なんて構造がシンプルすぎるのでロードバイクをイチから組み上げるのも難しい話ではありません。

 自転車というのはあなたの好きな「メカいじり」という趣味、嗜好を満足させつつも、日ごろの運動不足を満足なレベルにまで引き上げてくれると言う素晴らしい趣味となります。


 自転車に乗る目的はダイエット?

 いいえ、自転車で痩せようだなんて思わない方がいいです。

 というか、自転車で運動して減量するならスポーツジムに行ってエアロバイクを漕いだほうがいいですし、そもそも自転車というのはとても効率のいい乗り物なので、移動するのがとても楽なのです。目に見えて体重が落ちるほどダイエット効果を得るためには、少なくとも半日、できればまる1日、自転車に乗る必要があります。

 病み上がりの辛いところでして、今の私は同い年のおっさんと比べて、たぶん3分の1ぐらいの体力しかなくて、体脂肪率は3倍ぐらいあると思うのですけれど、そんなグダグダであっても半日あれば100kmぐらい平気で走れるのが自転車のすごいところです。

 ダイエットにはランニングが最も効率いい(お金がかからないことも含めて)のですが、一度太ってしまうと安全に走れません。膝など脚部に不安があるので、故障するに決まっています。昔、足底腱膜炎(足底筋膜炎?)というのにかかってしまって、医者からはもう一生治らないとまで言われました(治しましたが)。

 太る理由は筋肉が落ちてしまって、基礎代謝が落ちてしまってるのに、高カロリー食を摂取するからですし、最もカロリー消費の多い筋肉が足りないので、思ったほどカロリーを消費できない。

 そして、わずかに残った筋肉を動かして運動しても、すぐにスタミナがなくって、短時間でネを上げてしまう。これじゃあいくら頑張ってもカロリー消費はできません。肉体そのものがとんでもない非効率なのです。

 なので、オッサンになってしまうと摂取カロリーを減らして基礎代謝レベルにまで食事を制限するのが現実的です。

 だが断る。

 美味しいものは食べたい。

 筋トレは続かない。つまんねーし。

 じゃあどうするか?

 自転車をダイエットに使うではなく、筋トレに使う。←これです。
 何しろ自分のベスト体重+25kgものバラストを積んでいます。背中に子どもを背負っているかの如く古典的な運動になるでしょう。

 幸い、私の住む大阪南部という地域は、海岸から2kmも走れば山岳地帯に差し掛かります。平野部が狭く、和歌山方面に向かい紀の川サイクリングロードを目指すにはかならずどこかの峠を越えなければなりません。輪行以外の方法で。

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 3年前はクロスバイク(エスケープ R3)でもどうにか上がってた雄ノ山峠を越えて紀の川サイクリングロードを目指すのですけれど、いやあ、身体が重い重い。

 オーバーヒートですねえ。頭から冷水をかぶっているところです。

 自然空冷エンジンの辛いところですね、上りになると貧脚のせいで時速ひと桁。
 8km/h とかになると走行風がほとんどなくなり、体温は急激に上昇し始めます。ここまで上がってくると頂上まで一貫してずっと登りです。

 どうせオーバーヒートするんですから、意地を張らず降りて押せばいいです。
 意地をはって漕ぐと熱中症になって倒れるのがオチなので、自分に甘くすればいいです。どうせここまで上がってきただけで押し上げるのもしんどいのだから、筋トレは十分かな?と思います。その晩は全身倦怠感、翌日から始まる全身筋肉痛が3日ぐらい続くのですから。

 和歌山側に峠を降りて、紀ノ川サイクリングロードに出るとこれまでの疲労を忘れてしまうかのような平坦路が続きます。サイクリングロードに出たら、ほぼ信号待ちはありませんから、有酸素運動で脂肪燃焼が見込めます。

 峠を越えてサイクリングロードを100km走る。このパターンで行って帰ってこられるなら、少しずつ体重が減ってゆくはずです。

 これこそが私の狙いなんですが・・・。

 いまの体力で200kmはさすがにきついかと思いますが、それでも整備されたサイクリングロードを100kmぐらいなら平気ですから、ダイエットしたいならここからじっくり時間をかけてひたすら有酸素運動で距離を延ばせばいいのです。

 いちど峠を越えると激しい筋肉痛に襲われ、体力の回復が極端に遅いので、次に自転車に乗れるのは週一ぐらいの頻度になってしまいます。他の日はそうですね、普段クルマで行くような買い物や、ちょっとどこか近くに行くときなども、クルマを使わず、主な移動手段を自転車に変えるだけです。

 だから街乗り用にロード以外の自転車も欲しいのですけどねー。

昼間に走ったら死んでしまうぞ!(夜走りサイクリング、ほか)

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 昼間なら日陰に居てもエアコンがなければ汗が噴き出すようになってきました。
 「温暖化なんてしてない」という学者がいるのは分かっているけど、20年後に「やっぱりアレは温暖化だったんだね、みんなで一緒に滅ぼう」とならないか心配です。

 太陽が凶悪になっているのか、それとも私自身が吸血鬼化しているのかは分かりませんが、とにかく昼間はダメ。自転車漕いだら体中の脂肪が沸騰する思いです。

 さて、今日は中華カーボンホイールを買おうとおもって挫折した話から、ハイドレーションにも挫折し、そして夜のサイクリングも難しいというお話をすこし。


 カーボンホイール。
 強度はアルミと変わらないと言いますが、たぶんウソ松。ネットでカーボンホイール破損とかで検索して、破損時の状況などを読んでみると、普通に街乗りで道路から歩道に上がるときの段差でビキッ!と逝っちゃったという話もチラホラ。
 それが安モノならいざ知らず、20万クラスのかっちょいいディープリムだったりしたらもう目も当てられない悲劇なわけです。

 まあ、軽くもないエントリーロードのアルミフレーム乗ってる時点でガチ勢の好むようなカーボンホイールには興味がないのですけれど、それでも手の届く価格帯にカーボン素材が降りてきているのもまた事実です。

 中華カーボンホイール。←

 作りはしっかりしていて、振れもほとんどないし、まだ1年、10000キロぐらいのインプレしかないけど、そこまで悪いとは書かれていない。
 悪いのはむしろ売り手の方で、重量を鯖読んで軽く書いたりするのに注意するぐらい。私はサイクリング勢なのでガチ勢とは用途が違うのだけど、ガチ勢の酷使に耐えられればきっと私らサイクリング勢のゆるーい使用にも耐えられるはず。

 検討して検討して、検討しまくっているけれど街乗りカーボンには懐疑的で、なかなか踏ん切りがつきません。アマゾンではない海外通販を眺めているところです。


 ハイドレーションの話。
 むかしキャメルバッグというハイドレーション使ってました。10年ぐらい前になるかな? ほんのちょっぴりだけトレイルランニングというジャンルをかじったときです。山の中でゲロ吐きまくって挫折したんですけど……。その時つかってたキャメルバッグが変色して使うのがイヤになったのでアマゾン探してみると……。

 1500円ぐらいで売ってた。10年ぐらい前までセットでそろえると1万円仕事だったのに。

 で気を良くしてポチ。
 翌日には届いて早速使ってみたんだけど。

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 ハイドレーションって、飲み口をちょっと強めに噛んでちゅーちゅー吸わなきゃいけないのだけど、これがきついwwwwww

 まず強めに噛む。前歯がほぼブリッジ(固定式の入れ歯)な私には無理。
 はーはー、ぜーぜーと息も絶え絶えになっている最中、水を吸い出す肺活量がないというか、とにかく水を飲むのが非常にきつい。

 オッサンには無理という結論です。

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 少し気温も落ち着いた夕方の散歩です。
 はい、きっついです。暑さって本当に人を怠け者にしますね。

 軽く20キロぐらい走る予定が早々に挫折し、10キロで帰宅しました。


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 ならば夜に乗ってやろう作戦です。はい。

 チャリ用のライトは以前の仕様より明るいものを買ったつもりでも、トシとったせいか暗いところでの視力がガタガタに落ちています。
 病気で寝込む前、ロードバイクを買った2014年ごろには視力1.5~あった視力もいまは0.7程度。ずっとゴロゴロしながらPCでネットばっかり見てたせいです。
 加えて年齢のせいなのか、暗い場所での視力の落ちる度合いが酷く、夕方、日が陰ったぐらいからまるでダメです。
 暗くなると途端にダメになる、これはカメラでいうとセンサーの解像度が低いということなのでしょう。網膜の解像度が落ちたのかな? それとも映像を処理する脳の方が衰えたか……。なにせ最近、視力がやばいです。

 写真は大阪の臨海線で、自転車レーンつきの歩道なんですが、散歩してるおっさんならいいけど、真っ黒なジャージでランニングしてる兄ちゃんがいると、急に現れてこっちに向かってくるのでマジ危険。

 なんで暗闇に溶ける必要があるのか。忍者か?
 そんな真っ暗闇の中よく走るな! と思う。うんこ踏むだろ普通。

 対向ランナーはスピードを落として対処しているけれど、快適速度よりもかなり遅いので、気持ちのいい散歩とはいきません。

 前を照らすスポットライトと、ワイドに近距離を照らすヘッドライト(頭に付けるたいぷのやつ)の2灯式でもまだ暗い。これじゃあ夜走れないのでライトを1つ追加する予定です。

 目指すは「ひとりエレクトリカルパレード」です。はい。

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 夕方の写真とほぼ同じ場所で。
 欄干の下から関空を眺めることも含めて、ここはいい休憩スポットです。
 疲れてなくてもここで止まって海を見ていますね、22時過ぎでも風は生ぬるく感じます。それでも昼間と比べたらずいぶん走りやすい。軽く20キロ走ろうと思って家を出ると50キロぐらい走れる気温です。ただ真っ暗で地面もよく見えないのでスピードが出せず、20キロ走らず帰宅しましたとさ。ダメだこりゃ。



万年初心者のオッサンが、初心者にお勧めする自転車

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 私がロードバイクを買ったのは2014年です。自転車業界は翌年モデルを中間決算あたりで出してきます。この時期に出せば儲かるらしいです。

 いまは2019年ですから、これから買うとすれば2020年モデルとなりますが、今日は過去モデルの紹介から入ります。つまり私のシナプスです。
 
 CANNONDALE Synapse DISK 105  (2015)

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 エンデュランスロード、コンフォートロードと呼ばれるタイプのロードバイクで、速く走ることよりも長距離を快適に走るために設計されたマシーンです。

 だいたいロードやってるひとは欧州ブランドを好むようですが、キャノンデールは珍しく USA ‼ 北米ブランドです。

 なーんか硬派なイメージがあって好きなだけですが、ロードバイクはカッコから入る、これ大事。

 4年前のモデルなのにディスクブレーキ搭載型です。
 それがもうディスクブレーキの波はゆっくり、のんびりと近づいてきました。

 2020年モデルあたりからようやくディスクブレーキ搭載モデルが従来型のリムブレーキを抜きそうな勢いです。販売数で。

 ワイヤー引きのメカニカルディスクブレーキモデルです。安モノなので仕方ない。
 だけどディスク用のフレームなので、いつでも油圧キャリパーに交換することができます。値段もオートバイ用と比べると半額ぐらいですが、エア抜きとかイヤだし整備性が悪いのでメカのほうがいいです。確かにタッチはもっさいし、ブレーキレバーをグッと握ったらワイヤーの伸びを感じるし、イマイチといえばイマイチなんですが。

 キャノンデール純正キャリパーはプロマックス製のものがついているので、これをシマノのSORAグレード品に変えようかと思ってる。
 105グレード以上がほしいけど、SORA以上は油圧なもので。
 純正で付いてるプロマックスは調節がシビアだしすぐ狂うし、面倒だからSORAでもいいやって感じなのです。


 ブレーキそのうち変えます。

 というわけで本題です。

 ロードバイクのエントリークラスを選ぶのに、初心者は何を基準に選べばいいでしょうか? 私は万年初心者です。永遠の初心者です、そして名誉初心者としてアドバイスさせていただきます。

 正直言いまして、いちばんのアドバイスは、

★ ロードバイク買うな。クロスバイクにしとけ。

 はい、おススメはこの前みつけた GIOS ミストラルです。
 フルシマノなのにエスケープよりも安いという鬼コスパマシーンです。

 クロスでも200㎞ぐらいは普通に走れるので大丈夫です。ただしロードの方が巡航速度が速いので、クロスに乗ってロードが欲しくなったらクロスとロードの2台体制でやればいいです。

 真実を言っておきます。
「ロードで速いひとはクロスに乗っても速い」です。また逆に、クロスで気持ち良く走っててロードにぶち抜かれて枕を濡らし、クロスのせいで負けたんだと考え、ロードバイクを買ってもたぶん勝てません。

「クロス買って乗ってると必ずロード欲しくなるから最初からロード買っとけ」
 という人がいます。ゴリゴリのローディのひとが言いがちなセリフですが、最初からロード買うと自転車乗らなくなる人が多くなるような印象です。

 ちなみにクロスとロードの2台体制でもクロスのほうが乗ること多いです。

★ 初心者がロード買う前にチェックする項目

1、体力、脚力、運動習慣の有無。
  ロードバイクは体力使います。
  ロードバイクは脚力がものをいいます。(ビンディングシューズをはくと全身運動になります)
  運動習慣のないおっさんが始めると乗らなくなる可能性が高い。

  ロードバイクのサドルはケツに噛みつくように刺さります。
  ロードバイクの前傾姿勢を舐めてはいけないほど前傾姿勢になります。背筋で上半身を支えることができなければ上半身の体重がすべてハンドルにかかります。
 私も背筋で支えることができる時間は短時間なので、すぐに肩がこります。

 ロードバイクという乗り物は、運動習慣のない人にはけっこうキツい乗り物だと思ってください。私のこのブログに検索から飛んでこられるときの検索ワードなんですが、ロードバイク・街乗り仕様 とか、快適仕様とか、そういうワードで検索してこられる方がけっこうな割合でおられます。ロードバイク買ったまではいいけど、キツい乗り物なので、なんとかして快適に乗りたいと思うのでしょう。わかります!

2、家はどこにあるか。
  すっごい坂の上←電動アシストにしとけ
  峠の中腹←原付二種マジお薦め
  南大阪←大型トラックといっしょに国道を走って大阪市方面に行くか、きっつい峠を越えて和歌山行くか。
  
3、ロードバイクはダイエットにならない。
  もともとガチ脳筋むけレース用の器材なので、始めるときからある程度筋肉あったほうがいい。筋肉なくて脂肪はたっぷりある(私のような)オッサンが始めるとキツいだけの乗り物になるかもしれない。

4、予算。値段の考え方。
  10万円前後~ エントリーモデルです。
  これを買ってしまうともっといいのが欲しくなって、ちょっと良いのに買い替えてしまうのだけど、エントリーモデルについてる部品は一つも使えない。
  ヤフオクやメルカリに出されるのがオチ。逆に言えば、整備できるひとならヤフオクやメルカリで買ってステップアップするのもいいです。

 たとえば100万円のロードバイク? 高いと思いますか?
 私は高いと思います。そんなもん絶対に買いません。なぜならそんなものに乗っても性能を発揮させるだけの脚力がないからです。脚に自信があるなら100万でも高くはないと思いますよ。

 総括

 なので、もし検索でここに飛んでこられた初心者で、ロードバイクを検討されているのでしたら、私は迷わず GIOS のミストラル(クロスバイク)をお勧めします。
 スポーツオーソリティのような量販店が近所にあって、去年モデルのバイクが40%オフで買えるならエスケープRX2(R3にあらず)ちょうお薦めなんですが。

 ミストラルもエスケープも、リアエンド幅が130㎜なんです。
 これは現在まだギリギリ主流のロードバイク用ホイールがポン付きするということです。私のエスケープにロード用のホイールがポンとついたのはエンド130㎜というサイズだったからです。なのでリアエンド130㎜のクロスバイクがいいのです。

 逆に、いまロードバイクを買うならば、冒頭でも言った通り、ディスクブレーキ化の波が押し寄せていて、大勢はロードでも142㎜エンドのディスクブレーキ(センターロック)と決まったように見えます。

 130㎜エンドのリムブレーキ用のホイールは今後ヤフオクなどに安価で流れる可能性が高いので、ロードバイクを安く組みたいひとはそっちを狙ってもいいです。

 私のような用途ではエントリーモデルのアルミロードで十分です。カーボンフレームのロードバイクは整備に慣れてからのほうがいいかもしれない。
 ネジ締めすぎた→ピキッ→終了 ですし、そもそも私のようなオッサンは100万のロードに乗ってもアルミのシナプスとたいして変わらんです。はい。

 私がロードバイク乗るメインの用途は「遠乗り」です。
 ロードレースどころかブルベにも出ようと思ったことは1ミリもありません。
 競技とか競争とかルールとか、そういうの嫌いです。きれいな景色を見ながらのんびり、風を浴びて、ゆるーいポタリングが好きです。なのでスピードなんかどうだっていいです。どうせスピード出ません。

 正直、いまはロードバイク(シナプス)よりも、ホイールを換えたクロスバイク(エスケープR3)のほうが楽に走れます。つまり現時点では、ロードバイク意味なし。エスケープあればOKみたいな感じですが、このままじゃシナプスちゃんの立つ瀬がないので、ホイール交換を検討しています。

 この前、中華カーボンホイールを諦めたところです。
 アルミのほうが私の用途に合ってる。

 シナプスに最初からついてるホイールですが、ネットで調べてみました。
 これまではディスクブレーキ用のロードホイールが選べるほどなかったので交換する気もなく調べてなかっただけなんですが、いまは改善する気満々なのです。

 はい、ここから前回の続きとなります。


 シナプス105に付いてた純正ホイールはMADDUX RD3.0 というアルミホイールで、ディスク6穴ハブが付いてて、重量では若干不利ですがそれでも、

 フロントが930g、
 リアが1200g

 合計 2130gという重量級なわけです。ほんと酷いです。
 エスケープR3の純正ホイールと大差ないレベルでして、俗に「鉄下駄」と揶揄される重さであります。

 貧脚のオッサンが脂肪25㎏しょって峠を越えるには厳しいです。
 体重を5㎏減らすよりもカネだすから軽いホイール欲しいです。はい。

 とまあ、自転車はホイールの重要性がムチャクチャ高いです。
 自転車本体よりもホイールのほうが財産になるというのが自転車の世界です。

カンパニョーロ ゾンダ DB C17

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 今日とどきました。
 7月27日に注文した海外通販のホイール+タイヤです。
 生まれて半世紀すぎましたが、生まれて初めて関税なるものを払いました。

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 ユナイテッドキングダム。イギリスからの通販です。支払った関税を差し引いても、アマゾンより2万5千円ぐらい安く買えたので、まーまー満足です。

 中華カーボンの人柱レビューを期待してた方が全国に一人ぐらい居らしたかもしれませんが、私、定番品を買うのになんら抵抗のない人でして。

 すみません、ウルトラド定番の カンパニョーロ ゾンダ c17 です。

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 買い物をしたらグミが付いてくるという洒落たサービスで有名なところです。
 タイヤはコンチネンタルのグランプリ SII 4000。サイクリング用? ロングライド用? として結構評価の高いタイヤで、これまた何の変哲もないド定番のロードタイヤでございます。

 チューブはブチルチューブでそこそこ軽量と評価の高いパナレーサーのやつ。
 ディスクブレーキなので熱の心配なし。だからラテックスチューブでもまったく問題ないのですが、ラテックスチューブのパンク修理っていったいどうやるんだ? とか、やったことないと言うか、考えたこともなかったので通常のブチルチューブを採用します。予備チューブ携行するのにラテックスチューブのほうが小さく収まって場所を取らないという理由でラテックスチューブに変更するかもしれません。

 ではタイヤつけていきます。

 さすがにこのクラスになると指向性があるのでローテーションを気にしつつ……、ショップで組んでもらったように、ロゴ位置を合わせたり。

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 スポークのG3組みが美しいと評判のゾンダですが、これ前輪です。
 ディスクブレーキ用のハブは前輪もG3組みだそうです。

 だがしかし! これクイックリリースが10㎜とかいう私の知らないサイズでして、間違えて買ったのかなとおもったらそうでもなく……。

 新規格である12㎜スルーアクスルのハブに旧規格クイックリリースのアダプターが装着されてるんですが、このアダプターが10㎜用だったりします。
 シナプスちゃんはここが9㎜というサイズなので、アダプターを買いなおさねばなりません。という訳で、前輪は保留。

 スマホでアダプターを注文。アマゾンで1080円もしたけど仕方ない。

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 ディスクプレートを移植。
 とりあえず、アダプターが来たらすぐ交換できるようにしていてっと……。

 
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 後輪についてはスポークガードも難なくついたし、元からクイックリリース10㎜だからポン付きしました。ポーンって感じです。

 チャリのお手軽さ、簡単さがよくわかります。
 新品タイヤの組み込みぐらいならタイヤレバーもいりません。指だけ。

 250㏄クラスのチューブタイヤをパンク修理するのがどれほどの重労働になるか、考えただけでゲロ吐くのに、チャリはまるで紙細工のように作業できます。
 女の子でも素手でハメられるぐらいですこれ。

 さすがに外すときはタイヤレバー1本あったほうがいいけど、ダイソーのパンク修理キットに3本セットで付いてるやつ、あれ1本で余裕です。
 カンパニョーロ ゾンダ DB C17 は前後で 1675g
 元から付いてた純正ホイールが 2130g だったことに比べるといい感じの軽量化になったと思います。

 タイヤもコンチネンタル グランプリ SII 4000 なので前のシュワルベ ルガノ と比べてずいぶんグレード上がりましたし軽くもなりました。

 どうせサイクリングに行くのは涼しくなってからなので、急ぐ気はサラサラありませんが、モチベーションあがってきました。

 今日は後輪つけるところまでで終わり。
 アダプタが届く明日以降にまた作業します。

ゾンダ ちゃん乗ってみた。

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 昨日、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から航空便でビューンと届いたゾンダちゃん。クイックリリースのサイズが1mm違った事から取り付けできず変換アダプタ待ちとなっていましたが、アマゾン先生のおかげで24時間後には手元に届きました。

 フロント・スルーアクスル12mm → QR 9mm (100mm)変換アダプター。
 まあ自転車なんてものは多少のサイズ違いぐらいなら変換アダプタで何とでもなります。だいたい。

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 地味です。純正ホイールからあんまり変わってない気がする。
 主張しすぎない CAMPAGNOLO ZONDA のロゴと、前後とも G3組のスポークがカッコいいです。5年ぐらい前のモデルはド派手でカンパつけてます!って感じだったのですが、いまはこんな感じでシックに決まるのが主流になってる気がします。

 これディスクブレーキじゃない普通のキャリパーブレーキ版だとリアのみG3組なのです。フロントディスク化に伴い、G3組になったそうです。

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 カンパといえばラチェット音が大きいので有名ですが、新しいうちは静かだといいます。ハブの中のグリスが馴染んでくると特徴的なキチキチ音がするらしい。

 はい、新品時からその片鱗は出ています。
 もっと大きく鳴るのだとしたら歩道で歩行者に接近を知らせるベルは要らなくなるのではないかと期待しています。

 乗ってみると漕ぎだしの軽さは言うまでもなく、目的の速度まで加速するのがビックリするほど楽でした。ギア1枚分軽くなったかどうかは分かりませんが、目的速度に達するまでが楽でしかも早く、スピードメーターを見たらビックリするぐらいです。

 とはいえ「うおおおおぉぉぉ、軽いぃぃぃぃっ!!」と大喜びで走り回ることもなく、なーんとなくこれぐらい軽くなってたらいいなあ……と思ってたより上回って、更に軽かったことに今日のところは満足して帰宅しました。

 暑いし、暑いし。そもそも暑いし。とにかく暑い。

 エスケープR3にボントレガーのホイール付けて、軽くなるとどんな効果があるのか知っていた分、それほど感動はありませんでしたが、それでも「どっちが楽か?」という部分ではどうやら逆転したようです。また猛暑が落ち着いてきたころに軽くサイクリング行くので、その時にでもまたどんな感じかをレビューしてみようと思います。

夜ポタ 20190808

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 最近、昼間に走るとマジで死んでしまいそうなので夜、散歩しています。
 夜ポタは距離にして、だいたい10キロ~30キロぐらいです。スピードを出したら危ないので、街中は駅から帰宅するサラリーマンのオッサンの自転車と変わらないぐらいの速度で走ります。

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 最近よく彩雲のような虹が出たり、すっごい夕焼けになったりしてカメラを空に向けることが多いのです。

 自転車乗るとできるだけ軽装で居たいもので、撮影はスマホで済ませてきたのですが今日はちょっと趣向を変えてコンパクトデジタルカメラというものを持ち出してみようと思います。

 ちょっと綺麗な夜景を撮影しようと思ったら高台に上がらなきゃいけないし、大阪市内とか片道50キロもある距離をわざわざ夜走りたくもない。
 片田舎にお似合いなのは星空の撮影なのだけど、三脚を持ってチャリ乗るなんて絶対に嫌だ……。という理由で、夜に自転車乗ってコンデジぶらさげてどこか行くなんて選択肢これまでありませんでしたが、手持ちでどれぐらいやれるかな?と。
 まあ、フラッシュ焚くのあんまり好きじゃないので手ぶれでボツになる写真多いのだけど。

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 空が赤く燃え上がっているのは、あっち方向、距離にして5~8キロぐらい離れたところに関西空港があるからです。5~8キロというのはガバガバですが、いちばん近いところまで5キロ、一番遠いところまで8キロぐらいあるかな? という意味です。海上空港でなければ近くまで行きたいのですが。

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 ひとによっては美しく見えるかもしれませんし、ひとによっては寂しく感じるかもしれない風景です。河川敷なので、川が下ってる程度にごくごく緩やかな下りです。
 ここなら私のような貧脚でも鬼コギすれば40キロ以上で走れるので人影がなければちょっと飛ばすところです。家の近所でもちょっと飛ばせる見通しのいい直線がいくつかあるのです。逆に川を遡行する方向に向かうときは30キロでないぐらいですが。

 ちなみに自転車の法定速度はありません。速度表記のない道では200キロ出しても速度違反にはなりません(その他、危険運転に関連する違反は適用されるかもしれませんが、法定速度は定められていません)。もちろん自分の筋肉次第ですし、私のようなオッサンは最高速度とは最も遠いところにいます。

 ただし30キロの速度制限がされていれば30キロ以上でスピード違反になります。
 スピードメーターを付ける義務がないので違反が成立するかどうかは分かりませんけどね。

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 ワイド配光のライト買ったおかげで、夜でもメーターが見えるようになりました。
 これが思ったよずっと快適です。

 実はこんな些細なことがけっこう重要です。


ヤフーブログサービス終了後の身の振り方

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 どーすっかなーーーー?? と散々悩んできました。
 ブログ引っ越したとしても、引っ越し先ではどれぐらいサービス継続するのだろうとか、どうせもうブログはオワコンだしとか、いろいろ考えてます。

 なーんかもう、最近は長文を打ち込んだり、読んだりという文化は廃れておるようで、新卒の社員にPCを与えてもスマホ全盛期に育った彼らはキーボードの使い方を知らなかったとか、信じられない話も聞こえてきます。

 ツイッターとインスタはいまいち楽しみ方が分からないのですが、フェイスブックでは「燃焼ファンクラブ」というアウトドア用火器を取り扱うグループで末席を汚せるぐらいのコミュニケーションはギリ取れている感じです。

 基本的にボッチのソロアウトドアマンなので、ネットでのコミュニケーションが途切れてしまうとオシマイです。

 きょうびの若い衆が文章を読んでくれないなら、自動音声で読み上げてもらって youtube 動画にしてやろうか!!  いやマジで。

 どっちにせよブログの代わりにはなりませんが、ブログの移行なしでもうここは消されたらオシマイ!ということにして、半ばマジにここと同じネタを動画にしてyoutubeで出来ないかと考えているところです。

 高価なアクションカムを買って、やっぱやーめた!じゃつまらんので、現在、スマホ動画、コンパクトデジタルカメラ動画、古いハンディカムで動画、クソ安いアクションカムの動画、いろんなのをアップロードしながらテストしています。

 コンデジの動画撮影モードで撮影した動画をアップロードだけしてみたテスト。


 


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