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Channel: 願わくば道に果てのないことを
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凹みますねえ

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 とりあえず、また今日にでも警察行く予定なんですが、
銃の不法所持となると罰金刑など甘い刑罰はすっ飛ばして、
いきなり懲役刑でございます。
そんな、いきなり懲役だなんていわれるほど悪いこと、私してませんし←

 万が一があったら困るので、弁護士に相談。

 まあ、こんなことがまかり通るなら、誰も正直に名乗り出ることなんか
しませんよね?誰だってバラバラにしたり燃やしたり埋めたり捨てたりします。

 で、その銃というのが、

イメージ 1

 こんなんです。いまは警察署にあります。
親父は狩猟免許もってなかったので、当初は誰のものかも分からなかったの
ですが、子供の頃、なーんか、親父の友人きたときに持ってたのを見た記憶が
あります。それがこの銃だったのか、装飾用のオモチャ銃だったのかはまったく
分かりませんが。

 で、この銃、「 エンフィールド タワー小銃」 と呼ばれるもので、1869と刻印
されています。これは製造年でしょうから、145年ぐらいまえ?なのかな。

 明治元年か、明治2年ぐらい?に、たぶん、イギリスで生産されたものらしい。
ちなみに、1867年より以前に製造された銃は、古式銃といい、文化財指定
されているそう。惜しいですね。2年の差で普通の銃です。

 母に聞いてみたところ、あんまり覚えてないって言ってましたが、数時間後に
電話がかかってきて、思い出したと。

 これは私が生まれる前、いまから50年以上前に、父が商人から買った物で
登録というか認可?は受けているはずとのこと。少しだけホッとしました。

 ま、その書類が無いので、教育委員会のほうに、50年前の記録がなければ、
登録がなかったのと同じことなんですが。

 母が言うには、父は私が生まれる以前、柔道の関係で警察と親交があった
そうな。そして、小さな肉体労働の会社を経営していたので、そこに警察から
の紹介で(そんなんあるんか?ww)刑務所から出所してきた気の荒い連中を
雇っていたのだけど、そのなかに、どうにもならない若い奴がいて、この銃を
持ち出したりしたもんだから、父は銃を隠して、もうその銃は売ったと言った
らしい。実は母もその時、銃を売ったものだとばかり思っていたそうな。
そのまま、もう誰も思い出さないまま、父が亡くなり、実に50年たって私が
見つけてしまったという、そういう経緯らしいです。

 文化財的な価値は、低いと思います。
銃身も錆びていて保管状態もよくはないですし。

 私は個人的に、エアガンやらモデルガンというものは好きです。
ナイフも好きだし、昔はサバゲーをしていたことも有ります。
銃に対する興味は、たぶん、普通の人よりもあると思うんですが、、、
それも、実際に人を殺傷することがない、おもちゃの銃だったからでしょう。

 この銃、戦争に使われた銃であることは、まず間違い無さそうなので、
これ、本当に人を撃ったことがあるものかもしれないし、
死体から略奪されたものかもしれません。
そう考えると、本気で気持ちが悪いですねえ。

 それでも、出所が分かっただけでかなり楽に感じます。
もともと親父が合法的に手に入れたものなら、私が親父の形見として、登録
しなおして所持してやってもいいかなと。

 いまはそう考えられるぐらいにまで落ち着いています。

 でもまだ私が不法所持で捕まる危険性というのは、まだ普通に残ってるので、
油断は出来ませんよね。警察のほうはこっちの事情なんか関係なく、ただ、
警察は警察で粛々と仕事をし、検察庁に書類送検され、私のほうは岸和田の
裁判所にある、検察に呼び出されて、検察官に頭下げたりしながら不起訴に
してくださいとお願いするのがオチなのかなあ。。。と。

 いやあ、しかし面倒ですわ。


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