まる3年ねこんで、ゴロゴロしてたら体力が老人並みにまで落ち込み、自転車なんかで自分の街から出る坂を登れなくて、えらく意気消沈しておりましたが……。
去年の暮れぐらいから1日3000歩、5000歩、10000歩と、散歩の距離を伸ばしつつグダグダに衰えてしまった脚力を戻すため頑張っているところです。
最近は自転車のりまくってますねえ。
ダホン Mu SP9 買って ゆるポタ 6時間 50㎞・・・
実はこの日から異変が・・・。
先生、こ・・・腰が痛いです!
若い頃なら必ず誰か一人は「やりすぎ!」と言ってくれたものですが、最近はそう言って茶化してくれる人も居なくなって久しいです。
ダホンちゃんのサドルを変えてみて、尻の痛みを軽減する方向でカスタムしましたが、次の日は本命のロードに乗り換えて軽く40㎞ぐらい走りました。
ダホン Mu SP9 のタイヤチューブ(予備)を2本ほど持っておきたいということで、タイヤチューブを求めて流浪の旅に出ていたのです。
あと、ロードのポジションを更にツメるため、ハンドルのステムの2㎝短いものを求めたかったのと、あと腰痛になってしまったので、カーボンシートポストでいいのがないかな? と思って。
個人経営店は知らないので量販店かロードバイク専門店を回ってみました。
はい、ステムもカーボンシートポストも、タイヤチューブですら在庫してる店はありませんでした。
タイヤチューブの規格は、28ⅹ451 というものでして、通常の20インチホイールよりも明らかに大きなサイズの20インチを採用しています。
しかもちょっとだけディープリム。更には仏式で、かつバルブの高さが48㎜ ~60㎜ 必要なんです。そんな20インチの、しかもタイヤチューブなんてどこにも売ってませんでした。ありそうでなかったのです。
自転車を買った店にすら無かったのは大きな誤算でした。
アマゾン 2本セット1780円(ポチッ)
ロードに使うハンドルのステムは、いまついてるのが100㎜ で、20㎜ほど手前にハンドルを引き寄せたいという欲求から 80㎜ を探してました。
岸和田のベイサイドモールにあるロードバイク専門店で話を聞いてみたところ、80㎜の在庫なし。あったとしても4200円(税別)か、10000円以上する高級品のみ。てか4200円のほうもガラスケースに入れて売られてた。宝石みたいな扱いだ。
アマゾン 1560円(ポチッ)
鍛造って書いてあったけどサンダーで削った痕とか生々しいし、どこかのメーカーものを鋳型にしてコピーした鋳造だろうね。
ステムでハンドルを2㎝分だけ手前に引いて、リング1枚分(5~6ミリ?)上に上げたハンドル。
・・・ハンドルが低いと腰痛がひどくなるのです。
ところで私は決してアマゾンを推奨するわけではありません。自転車パーツとかアマゾンだと激安なんですが、けっこうな確率でゴミが送り付けられてくるのが玉に瑕です。
まずショップで手に取ってみて納得の上で購入しますけれど、近所の店がぜんぶ取り扱いナシというなら致し方なしです。
ではカーボンシートポストはと言うと、キャノンデール純正のものは18000円(税別)という思いっきり強気な価格でした。
シートポストですよ? シートを支えて高さを変えるアレです。
しかもカーボンであるということは、いつものようにバカみたいに調子に乗ってギリギリと固定ネジを締めると『ぱきっ……』という断末魔の音と共に、いっぱつでお亡くなりになってしまいます。こんなものに18000円も出せるかあ。
しかも太さが 25.4㎜ というあまり見ないサイズなので選り取りみどりという訳にもいきません。
アマゾン 3780円 (ポチッ)
カーボンパーツの滑り止め剤を忘れるところでした。
アマゾン 950円 (ポチッ)
収まりがいいので気付かないでしょうけど・・・
シートポストをアルミからカーボンに変更しています。
分かりやすいようフラッシュの灯りで写真を撮ったものです。
カーボンシートポスト、噂では本当にいい話しか聞かないんです。
軽量化にもなるんですが、それ以上に乗り心地が良くなると言うのです。
半信半疑なんですが・・・。
シートポストをカーボンに変えて、ほんの20キロほど走ってみた一次インプレですが……。
はい、激変しました。
舗装の荒れた、古い路面などで覿面の効果がでます。
このまま腰痛がよくなってくれたらいいのですが・・・甘いですねえ。
どう激変したかと言うと、いやーな痺れるような振動が尻に伝わってこないのです。
これはいいものでした。ダホンちゃんのアルミシートポストもカーボンに交換してやりたい気持ちになりますねえ。
ただ、カーボンパーツは神経質なので好きではありません。
締め付けトルクに気を付けて、シートの高さを変える度にトルクレンチを引っ張り出す必要があるのですが、私が持ってるトルクレンチは車のホイールナットを締めたりするのに使えるサイズなので自転車のカーボン締め付けトルク計測には使えません。ここはむちゃくちゃ気を付けながら、パキッと鳴らさないようそーっと締めます。これこそ私の真骨頂である『目分量』なんですが、うまくいきました。
ちょっとサイクリングに出るとシート調整どんだけやるんだよ! ってほどシート調整しまくる私には向いてない緊張感です。