わたし、ここのところ、毎日、1日10000歩以上あるくようにしています。
社会復帰するための体力づくりと、8時間働いても音を上げない普通の足腰が欲しいという、ただそれだけを願って、いまのころ頑張っています。
だいたい、1日、2時間ぐらい歩いています。
そう、最初はいいのです。最初は。
でも、そのうち飽きてきます。私はこれがあるからダメ人間なんですけど。
だから、歩くのを何かのついでにして、他に目的を持つようにしています。
たとえば、2キロ離れたところにある吉野家に牛丼たべにいこう!
↑ 往復8000歩!
スマホで毎日同じ音楽ばかり聴いてるからそれもちょっと飽きてきたけど、そんなときはもうYoutubeから直接流します。
イオンモールまでも片道4000歩ぐらい。雨が降るとイオンモールにいって、イオン歩きだけでも5000歩ぐらいすぐ稼げます。
で、毎日そとでお茶を淹れて飲んでいます。カップヌードル食べるときと同じで、外で淹れるお茶はちょっと違ってるように感じます。
いつもは100均で買った他目的品をアルストにしてお茶淹れるてるんですが、今日はちょっと趣向を変えてみました。
いや、単にトランギアケトル0.6Lを愛でたいという、それだけの理由です。
バイクで言うところ、エキパイやマフラーの焼け色というものに酷似します。
そういうところの色に拘らない人にはあまり意味がありませんけど、私は拘りたい人です。奇麗な焼け色がつくと嬉しいですから。
トランギアケトル、数年前までは使えない子でした。
なぜなら、お湯を沸かすだけなんて、鍋でも十分にできるからです。
鍋は、調理できる、食器になる、お湯も沸かせられる。スタッキングにとても有利という利点があるのに、ケトルはお湯を沸かすことしか能がありません。
積載に余裕のある時だけしか使えない子だったわけです。要するに、2軍、3軍という扱いでした。
以前、ここでも紹介しましたが、トランギアケトルのいいところは、ペラペラの生のアルミをただプレスしただけ。というものなので、いともたやすく傷や汚れが付くという事です。
てか初めて使うときには米の研ぎ汁か何かを沸かして、酸化被膜を作っておかないと、水道水を沸かしただけで黒ずんだりもします。
あと、落としたりしたら大変です。ベッコりといっちゃいます。
だけどそのベッコリと凹んでしまってもそれがまたいい味になるのがトランギアケトルなのですが、アウトドア用品というものは、ピカピカだとあまり格好がよろしくありません。これは以前言った通りです。
使ってるうちにくすんだり焦げたり傷がついたり凹んだりするのは当然なのですが、私はアルコールを多用します。
アルコールってほとんど煤出ないんですよ。
だからたまに使う程度ならほぼ新品同様を維持します。ヤフオクに出すなら都合がいいのですけれど、ずっと使っていくものなので、この際だから・・・
ドレスアップしてしまいましょう!
メーカーホームページや、フェイスブックのページなどを見ると、
これも見た感じでは、新品を火にかけただけみたいな感じですねえ。
どうせ焚火にかけるといっぱつで真っ黒になります。
黒光りして地面が反射しているのがお分かりでしょうか。
ヤニです。テカテカのベタベタです。そして部屋に持ち込むとずーっとヤニくさい匂いが取れません。燃やされた松ぼっくりの報復です。
アルミの地肌がプレス機のグリグリ回転跡がみえます。ずっとアルコールで使っていればずっと美しく保てるのですが、灯油やガソリンで使うと徐々にくすんできます。
でも簡単なのは、プレヒートでファイアーしてるとき、メラメラあがる炎の中にやかんをかけてやると、すぐ目的の色になります。
こんな感じで焼きを入れます。
すると、
こんな感じになれば、台所洗剤をつけて泡立てたスポンジ(タワシ面ダメ)でガシガシ水洗いすることにより、手が汚れなくなります。そして、ススは定着します。
たしかアルミの表面の、電子顕微鏡じゃないと見えないような凹凸に、煤が入り込むのだと思います(失念しました)。なのでガソリンや灯油でついた煤はそう簡単に落ちません。
これぐらいやっちゃうと、もうストームクッカーで使ってやってもカッコいいと思います。基本的にストームクッカーはアルコールかガスなので煤が付きません。
なので、いい感じに煤けたところでストームクッカーで使うようにすればその状態が維持されます。
トランギアHP(トランギアFB)からの拾い物なんですが、こんなふうに汚れると、いい味が出ているように感じます。まあストームクッカーほど煤やヤニとは無縁のクッカーセットでこれほど汚れるんだから、さぞやドレスアップしたのだろうなと勘繰っちゃうわけで。個人的にはストームクッカーの風防にでもいい感じに煤がついてるのに不信感露わなんですが(わらい)
本体ごと焚火にかけたようにしか思えないのですが、カッコいいからヨシとします。
以下、そこそこ年季が入ってきたトランギアケトル 0.6L
SVEA123 は脇役です。ケトルが主役です。