何度ダメだと思っても、
何度あきらめても、
何年かしてほとぼりが冷めると必ず再発する熱病のような現象。
アルコール依存症!!
お酒ではありません。
断じて熱燗でもありません。お湯割りでもありません。
アルコールは燃料です。
もちろん私自身の燃料でもありませんからね!
写真はセリアで買ってきた「アルミ・クリームコンテナ」100円に加えて、
これ何だっけ? ダイソーで買ってきた何かキッチン用品をぶった切ってゴトクにしてお湯を沸かしてるところです。風防は見ての通りアルミホイールで、成形しやすいようにダイソーで買った園芸用品? のアルミ針金を挟んでます。何年か前に発症したアルコール依存症で熱が出た時にやっつけたものです。
アルミホイール系の風防は各社が採用してますが、ぶっちゃけアルミ針金を入れるだけでむちゃくちゃ使い勝手が向上します。
で、今年もまた熱病の季節がやってきました。
というのも、中国製のアウトドア用品がもう、実用レベルになってきたというか、国産メーカーを追い落とす勢いなんです。
品質が悪いんじゃないかって思われるかもしれませんが、一部確かにそういう事もあると思います。しかし現時点で世界の老舗アウトドアブランドも中国OEMの製品を多く採用しているのが現状です。
このヤカン、アルミでかわいらしくて500mlのお湯を素早く沸かせられるんですが、これが1090円(中国からの送料込み)という価格です。
このヤカンはALOCSという中国ブランドなんですが、コールマンやその他いろんなトコが採用していますね。
現行型はつる(とって)とフタの形状が変更になってますが。湯切れもいいのでテーブルで急須代わりに使ったりもしています。
そして、アルコールバーナーなんですが、えっと、
このゴトク付きスタンドと、アルコールバーナーセットで1755円。
こんなんトランギア潰れるやろ!
と思いましたが、これについては良い物ではありませんでした。
スノーピークの極や焚にぴったりスタッキングできるというぐらいしかいいところがないのに、ゴトクがやけに広すぎて、極・焚がうまく乗らないという。
こんなスタンドつきゴトクがあったところで、所詮はアルコールなので、風防は絶対に必要です。
なので、アルコール使うならきっと、
正直、これだけでいいと思います。てか、結局これに戻ると思います。
アルミフォイルの風防さえ完備すればこれだけで調理までできますし。
これ、600円から800円ぐらいです。バーナー付きで。
そしてお鍋のほうも、
このオールインワンセットが2080円という……。
これ買って、ちょっと1合めし炊いてみたんですが、普通においしかったし。
オマケだと思ってたカップやおさら、カトラリーも普通に使えてびっくり。
使えないのはヘチマのタワシぐらいなものかと。
私のように、20年も前から愛用してるアルパイクッカーのスミフロン加工が剥がれてきたから、再加工してもらうのにどれぐらいかかるんだろう? なんて考えるのはもうナンセンスな時代になってきたってことでしょうか。
テントもそうです。最近はもう1万円のテントを3年ぐらいで買い替えるのがいちばんいいと思います。10年おいとくだけでウレタンは加水分解して使えなくなりますし。なんだかなあ・・・って思ってしまいます。
さてと、アルコールと言えば、ストームクッカーなんですが。
私はもうストームクッカーをアルコールで使う事を諦めました。
トランギアです。メイドイン・スウェーデンです。
世界中にファンがいます。中国のALOCSもパチモン作ってますが、パチモンのくせに値段が高い(6000円超え)うえにイマイチなようです。これはやっぱり唯一無二かと思います。とはいえ1万円しますが。
これ、セットの鍋しかほとんど使えないという難点があります。
それをクリアするための純正部品が、
これです。
こんなステンレスの棒を切ってひん曲げて3つ溶接してくっつけただけの鍋敷きのようなものが1680円もします。
フライパンを兼ねるフタを外すと汚い焼き網が入ってます。
ユニフレームのミニロースターという焼き網で、これが2000円近くするという鬼価格です。たまにモンキーやゴリラのライトガードで使ってる人がいますけど、サイドに取り付けステーがわりのなるものが溶接されていますから、そういう用途にも人気です。
これはもうガス専用として使って行こうかと思います。アルコールは開放型で使うことにして、ストームクッカーで使うことはたぶんもうないかと。
OD缶もCB缶もどちらも使えるアダプターが付属していましたし。
もちろんカセットボンベ(CB)で使用します。
というのも、半年前のキャンプで使った、SOTO のCB缶ストーブ、
↑↑↑ これですね。
これを使うようになったので、うちにCB缶が常備されることになりまして。
ガスバーナー化したストームクッカーが再び日の目を見ることになったとです。
焼き網は魚や餅を焼くためではなく、小さな鍋やシエラカップなど、カップを乗せて使っていただけです。それでこれぐらい錆びます(汗)
パンスタンドを買ったので、もっともっと良くなるんじゃないかと思ったのですが、パンスタンドってシエラカップとか、マグカップ置けないんですよ。
底面積が狭いと難しいのと、あと、アウトドア用ストーブで使う、なべの底が微妙に丸くなった鍋ってあるんです。スノーピークの極や、トレック900チタンなんかがそれにあたるんですが・・・。
トランギアのパンスタンドは鍋の底が水平じゃないと不安定です。
だから結局この焼き網は外せないという・・・。
パンスタンドいらんかった!
以前はもう、私にとってアウトドアは歩いて行くものでした。
ザックにテントから水から火器、燃料、寝袋にマット。全てを背負って山に入って、山頂で夜景を見ながら焼酎をチビチビやるのが好きでした。
その重量に足腰が耐えられなくなってバイクツーリングキャンプばかりやるようになり、いまは病気になってしまったので、車で行けるところを探してます。
だからもう、背負わなくていいということになったら、正直なところカセットコンロでもいいわけです。でも、カセットコンロで野営すると、なんだかほら、ホームレスのオッサンみたいだし。それはそれで素敵なんですが。
アトレーの後部座席にエアーベッド敷いたらそれだけでテントも要らない気がしますけどね。
今年はオートキャンプいくのが目標です!
そのときストームクッカーとアルコールの開放型ゴトクもっていく!