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Channel: 願わくば道に果てのないことを
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ニューホライズンズ

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最接近目前、冥王星探査機に障害…機器動かせず


 米航空宇宙局(NASA)は5日、冥王星探査機「ニューホライズンズ」に障害が発生し、観測機器を動かせない状態になっていると発表した。

 同機は日本時間14日夜に冥王星へ最接近する予定で、NASAが復旧作業を急いでいる。

 NASAによると、日本時間の5日未明、通信不能の状態に陥り、約1時間20分後に回復した。しかし、その後も一部の機能しか動かない状態になっているという。同機は現在、地球から49億キロ・メートル離れており、通信に往復約9時間かかるため、復旧には数日かかるとみている。

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 2006年に打ち上げられ、ものすごい期待しつつ待っておりましたが、、
この土壇場で障害発生とか。いまNASAではてんやわんやの大騒ぎしたの
でしょうか。

 実はすでに復旧したとの一報きています。
はー、ドキドキさせるなあもう←

 冥王星ですよ。冥王星。そんなトコに探査機飛ばす時代に生きてるなんて
本当に幸運ですよね。
昔、私が子供の頃はボイジャーの木星探査だけでゴールデンタイムに2時間
の番組が組まれていましたが、いまはニュースで読み上げられるだけぐらいの
扱いになってしまいました。少し残念ですね。

 この探査機には、冥王星を発見したアメリカの天文学者クライド・トンボーの
遺灰が乗っているとか。

 賛否両論あるでしょうけれど、私はなんとも夢のある話だと思いますね。
冥王星に接近してすれ違いざまに写真とりまくったりいろいろ観測したりした
あと、太陽系外縁天体の観測に向かうらしいですが、まだ次の目的地は決まって
いないそうな。

 クライド・トンボーさん、冥王星、太陽系外縁天体の観測を終え、原子力電池
の寿命が尽きたあとも、この後、何千年、何万年、何億年も、宇宙をさまよい
孤独な旅を続けるわけです。

 このままスイングバイなどで加速せずひたすら遠ざかるだけだと、いつか、
太陽の重力に引かれて減速し、引き戻されたとき、氷の粒などがくっついて、
尾を引きつつ彗星として戻ってきたりするのかな?とか考えると、やっぱり
それはそれは夢のある話ですよね。

 さてと、今日は七夕です。

 夏の大三角を構成する星、デネブ・アルタイル(彦星)・ベガ(織姫)なので
都会でも比較的容易に見ることができるんですが・・・
なーんか雨っぽいですねえ。
物理距離が16光年ありますからねえ。もう物理法則を無視して、光よりも
速いといわれる「のぞみ」がないと会ないのかな。
まあ、ひとりハブられてるデネブは、「雨?ざまあww」って感じでしょうか。
星空写真で狙ってやろうと思ってたんですが、少し残念ですね。


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